「孵化、羽化。そして巣立ち。」レディ・バード きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
孵化、羽化。そして巣立ち。
へその緒を取っておく習慣のないアメリカでは、子どもが最初に履いた靴を記念にする
― と聞いたことがあります。
「へその緒」で家族や血縁のつながりを大切にするか、逆に「靴」で家族や血縁からの離脱・独り立ちを祈念するか。願いの方向のそれぞれに何か象徴的なものを感じます。
クリスティンは靴派、
ママは圧倒的にへその緒派です。
この攻防が実に面白かった。
どこの家でも起こり得る“雛鳥の巣立ち”を、家族のアルバムをめくるように回想させてくれて、「21センチュリーウーマン」でもそうであったように大人になった今を座標軸にして家族を振り返る作品の作り。
女監督が女親とその娘を温かく、そしてさばさばと観察して描いていますよね。
「母は飲んだくれだったから」と短く答えたママを、クリスティンはいつか必ずサポートしてくれるだろう予感で映画は終わりました。
この家の養子の兄カップルが良い。微妙な立場で妹を見つめる最高の脇役の仕事をしています。
【レディバード】ってテントウムシのことなんだそうですよ。
指に止まらせると可愛い赤いテントウムシが指を登り下りして とにかく上を目指して、とうとうその頂点からお日さま目指して離陸する・・
あれですねー。
懐かしいねー。
別れが寂しくて名残り惜しいけど、人差し指のてっぺんから飛び立つテントウムシに手を振ってさよならしたこと、
思い出しますよね?
僕はへその緒派だなぁ(笑)
離陸する娘にバイバイ出来るかな?
毎度のコメントありがとうございます!
ちなみに『ものすごく』はまだ見てないんですよ・・・(泣)
俺にも映画見てない時代がありまして。。
録画してあるので近々チェックします!
金沢の犀川は長野県とは繋がってませんよw
長野にも犀川があるので多分そちらです。
そして、俺のレビューは「作品名」「kossy」で検索すれば見つかると思いますので、今後もよろしくお願いします♪
師匠なんて辞めてね。私にも師匠いるからww
しいて言うなら「ジャギ様」
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巫女でいいです(^_^;)
きりんさんのレビュー視点も独特な表現があり好きで拝見させて頂いております。🙇♂️
凄いVFX無くていいんです!
無理矢理御涙ちょーだいしなくていいんです。
こんな映画は私は好きな方です。
はい。