劇場公開日 2018年3月30日

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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価

全294件中、281~294件目を表示

3.0安定のスピルバーグ

2018年3月30日
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前半の冗長で難解な政治ドラマが中盤から見事に信念と権力がぶつかる娯楽作品にシフトする様は、さすがのスピルバーグ。
今回のトムハンクスは渋めでかっこいい感じの役でした、なかなか良かったですこういう役も。

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ハワイアン映画道の弟子

3.5名俳優

2018年3月30日
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中盤までの展開があまりにも淡々とし過ぎ、更にハンドカメラの揺れ映像で眼精疲労。途中思わず落ちそうになりましたが後半の盛り上がりでしっかり覚醒しました。特に名俳優御二人の演技には脱帽です。

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shioshio

1.5新聞屋

2018年3月30日
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知的

単純

寝られる

1971年にベトナム戦争に関するアメリカ国防総省機密文書がニューヨークタイムズとワシントンポストに暴露された事件を巡る話。

ワシントンポストの視点でストーリーが描かれており、社主の立場と台所事情に関する話が大半で、ニューヨークタイムズに先を越されたとか、ホワイトハウスから圧力がかかったとか…判りきった話ばかりで面白味がないし目新しさもなし。

確かにサスペンスではあるけれど、ハラハラドキドキする出来事がこれっぽっちもなく、ふーんという感じだけだった。

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Bacchus

5.0戦火の馬以降、久しぶりに良作‼️

2018年3月30日
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鑑賞方法:映画館

今、観る価値のある映画‼️

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おさむ

4.0先行上映で観てきました

2018年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

‪メリル・ストリープとトム・ハンクスの安定感は流石としか言いようがありません。‬
‪私の印象では、割と淡々と話が進んで行くので、もっと盛り上がりがあっても良いかなと思いました。‬

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きゃらぷり

3.0最初の方は日常の会話のようなシーンが淡々と続くので正直流してみてし...

2018年3月28日
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最初の方は日常の会話のようなシーンが淡々と続くので正直流してみてしまってました
流してみても最後まで楽しめます、クライマックスの方がトントン拍子で進んでくので見やすい

メリル・ストリープが…メリル・ストリープが…もう最高すぎて…ケイッッ!
本当の男女平等とは?
当時、現実的に見て女性の社会的地位が低いことを示唆する映画でもあり、現代のテーマでもあり、では今の日本は…と繋がって考えさせられました。
生まれ持った性別で見下され、才能がないと見下され、それでも劇中で様々な問題にあたり1歩ずつ成長していくケイ。
そんなところも同じ女性の立場から見て勇気をもらえる作品です

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ボルシチ

3.0中盤から面白くなる

2018年3月20日
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鑑賞方法:試写会

最初、話についていけず、あ〜私ダメかも〜なんて思ってたんですが中盤のとあるシーンから物語がスピーディーかつ面白くなりました。

1番面白いというか爽快だったのはメリル・ストリープ演じるケイの意見を初めは誰も聞かないんです、女の意見だからという意味合いで。
それが終盤になると誰もが(男ども)彼女の答えを待ってるんです。あれは爽快かつ格好良かったです。

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豆

4.0当たり前の自由とは

2018年3月19日
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鑑賞方法:試写会

最初のシーン数分を見逃してしまい、わらわらと登場人物が出てくるなかで必死に話を追っていたら、気づけばトム・ハンクス氏がさらっと登場して煙草ふかしてたのでびっくり(゚Д゚)

去年観た「インフェルノ」ラングドン教授役で凄まじく年齢を感じてしまったのだが、思ったより若いぞ…あれは役作りだったのか…?

とりあえず元気そうで何より。ラングドンシリーズ次回作ないかな…期待してます(「インフェルノ」の走るシーンでは、思わず頑張れ!と応援してしまった笑)。

観た結果としては、メリル・ストリープさん演じるケイにめちゃめちゃ感情移入してしまった。

開けたらむわ~っと汗とたばこの臭いが漂ってきそうな汚部屋にたむろす、じろじろと下品に見てくるオヤジたちの間をすり抜け、笑顔で挨拶し着席する彼女に脱帽。

今でこそ女性の地位はかなり向上したが、当時いち会社の代表として振る舞うということが、どれだけ大変だったことか…。後半、実の娘に想いをこぼすシーンでは迂闊にも涙してしまった。スン。

でも、当時の人たちは「女性への対応はこれが当たり前、自由とはこんなもんだろ」と思っていたはず。

我々が当たり前のように生きているこの時代を
、未来の我々の子孫が、我々の時代の記録をみて「あの頃は自由が制限されていた、差別があった」と感じるのだろうか…と想いを馳せた。

一部CG処理もあったものの(こればかりは仕方ない)、当時の新聞が作られる流れは観ていてわくわくしてしまった。

スマホやPC、デジタルな毎日を過ごしつつも、やっぱり本や新聞は紙がよい。

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FMov

4.5面白い

2018年3月18日
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鑑賞方法:映画館、試写会

最初は誰が誰なのかごちゃごちゃしてる感じで分かりにくいですが、全体的には面白いです。
ケイが社長として最初は自信なさげだったのが、最後は堂々としてたとこも良かったです。
どこの世界も、政府は自分達に都合の悪いことは隠すんですね。
それを許せない人達が大多数である世の中を望みます。

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mio

5.0紙媒体へのリスペクト

2018年3月18日
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鑑賞方法:試写会

とにかくメリル・ストリープの演技が繊細で素晴らしい!
毎年のようにアカデミー賞にノミネートされていますが、実際納得の演技なので仕方ない(⌒-⌒; )
今回もまた、ノミネートしない訳にはいかない演技でした。

映画としては、ザ・安定感。
オーソドックスで手堅い演出に、骨太なテーマ。

鑑賞する前、アカデミー賞の大穴と思ってベットしたのですが(^◇^;)
だって“マスコミvs政府”はオスカー君の大好物だし、“女性の社会的地位問題”はハリウッドで最も旬なテーマだし
トドメにメリル・ストリープとトム・ハンクスを投入!
いやはや、鉄板すぎてちょっと引く程ww
まだまだ現役バリバリぞ!前のめりな映画屋魂にオスカーをプレゼントしたかった。

実際に観て、社会派なテーマの他に“新聞”という紙媒体へのリスペクトもあったように感じました。
ポストが買収された当初から、20年後には印刷媒体が無くなると言われていましたが
情報がデータではなく、手作りだった時代へのリスペクトとも言えるかもしれません。

まず印刷所が編集部と同じ建物の下にあることに驚きました。
原稿は憧れのエアシューターで送られます!
(私世代なら一度はやってみたいと思っているに違いない!)
活字を手作業で木箱に拾ってた頃から進化した、この時代の印刷工程が丁寧に描かれていて興味深かったです。
巨大タイプライターのキーボードを押すとアルファベットがどんどん落ちてきて整列していき、一行分になると鉛を流し込んで活字(版型)になる…あの機械も楽しそうですよね。(ライノタイプって言うらしい)
文字がセンテンスになり、文章になっていく様はまさに言葉を紡ぎ出していく感じ。

印刷された新聞が流れ出てくるシーンでは、インクの匂いがしてくるようでした。

記事を書く人、校正する人、印刷する人、新聞を束ねる人、運ぶ人…
最初から最後まで一貫して自社で手作りされていたのですね。

そして、それら全社員の運命をかけての決断に迫られるメリル・ストリープ!!
もとい、キャサリン・グラハム!!
彼女を応援せずにはいられません(T ^ T)

追記:『大統領の陰謀』に続くラストシーンにも興奮!
思わず映画で歴史年表を作りたくなりましたww

でも、スピルバーグ監督には、そろそろ歴史物を休んでいただいて、
次回はぜひジョージ・ミラー監督も驚くような、オレの趣味全開映画でオスカーを狙いにいってほしい!
『レディ・プレイヤー1』を手はじめに頑張って〜!!
子供の頃に映画の楽しさを教えてくれた監督なので、いつまでも応援していますo(^▽^)o

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shiron

4.5今に警鐘を鳴らす

2018年3月15日
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知的

ペンタゴンペーパーズは“決断”
真実は世にでる
そして良い事実ならば
人は賛同する
当たり前のことを言っている

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めぐ

3.5面白い

2018年3月15日
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鑑賞方法:試写会

報道の自由と国家権力の戦い。
すごく面白かったです。

難しい内容だけど見せ場や台詞でエンターテイメント性もあり、終わり方も良かった。

普通の女性として生きて来たメリル・ストリープが最後は誇らしく胸を張るのにグッと来ました。

名前が覚えられず混乱したのがもったい無かったので、公開されたらまたパンフ読んで観に行きたい。

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顔るんるん

4.5「報道の自由」とは誰のもの

2018年3月1日
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鑑賞方法:試写会

アカデミー賞 作品賞ほかノミネート作品

1971年 ニクソン政権下のアメリカ

ベトナム戦争で敗戦すると予測していながら、戦争を続けていたことを証明する文書を入手した新聞社 ワシントンポスト紙が、政府から訴えられるかもしれないという圧力の中で、その文書を記事にするかしないかの選択を迫られる

アカデミー賞作品賞ノミネートも納得の素晴らしい作品だった

「今、国民に伝えるべきこと」を記事にするために、どんな圧力にも屈することなく戦い続ける社主、編集長、記者たちの勇気に感動し、彼らを応援しながら観た作品だった

「『報道の自由』とは、一体誰のためのものなのか」
というテーマの中、スピルバーグ監督の素晴らしさは誰が見てもわかるように、監督の思いがストレートに伝わるように描くところにある

この映画では、その裏で起きていた政治的な駆け引きよりも、記者たちの戦いにフォーカスを当てて描いているため
たとえ、ニクソン元大統領を知らなくても、戦う記者たちの勇気に感動できる作品になっている

そして、主人公のキャサリンは、ついこの間まで「子供を育てることが生きがい」という主婦だったのに、思いがけずワシントンポスト紙の社主になり、会社の命運がかかった選択を迫られる

ついこの間まで「会社のことは主人に任せています」と言っていれば良かった彼女が、180度方向転換を余儀なくされ、会社を背負うことに

かと言って「私はわかりません」とは言って逃げ出せない立場にある

彼女の苦悩には、多くの女性たちが共感すると思う

彼女を主役にしたことで、この映画は「政治には無関心な人」や「ゴシップ記事にしか興味がない女性たち」でも理解でき、共感できるように作られている

それは、報道は国民のためにあり、国民は報道を通して政府を監視する義務があるからで、
無関心のまま、その監視を怠ると、いつのまにか政府にその自由を奪われてしまうのだ

これはフィクションではなく事実であり、大統領が報道各社を名指しで「フェイクニュースだ」と言う時代だからこそ、今、観るべき作品なのである

社会派ではあるけれど、エンターテイメント作品としてめ楽しめるので、全ての人にオススメの作品

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とえ

5.035ミリのフィルム撮影が再現する当時の空気感が鮮烈な本作を敢えて今世に問うスピルバーグの作家性が眩しいです

2018年2月5日
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鑑賞方法:映画館

1971年ベトナム戦争が泥沼化する中、ベトナム戦争を分析・報告した政府の極秘文書”ペンタゴン・ペーパーズ”をニューヨーク・タイムズがいち早くスクープするが、米国政府は即座に反応、同紙の記事を差し止めるべく起訴する。同じ頃同文書を入手したワシントン・ポストは編集主幹ベンのもとで記事を掲載すべく準備を進めるが、発行人のキャサリンは政府を敵に回し会社の存続危機を覚悟で報道の自由を貫くべきが苦悩する。

文書を公表するかしないかという日曜劇場でドラマになりそうな地味なサスペンスですが、そこはさすがにスピルバーグ、繰り返される会議の中で登場人物達の心情を炙り出し、輪転機を回す、回さないを決断する瞬間までをハイテンションで演出。35ミリのフィルム撮影による終始しっとりとした冷たいトーンの映像で当時の空気感もしっかり再現、最後のオチも実にシャレが効いていて、スピルバーグが何故今この題材を速攻で撮影して世に問うたかがずっと胸に落ちる快作でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
よね