消された女のレビュー・感想・評価
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無理にヒックリ返す必要無いような・・・
韓国社会の闇と、真実を暴こうと奮闘するテレビマンのお話。 訳も分からずに拉致されるシーンから始まり、事件の真相が徐々に明かされる流れは上手いんじゃないかな。 飽きること無かったから。 ただし・・・ この作品。 最後にチャブ台返しがあるんだけど、話を台無しにしちゃったような。 一瞬にして頭が混乱し、頭の中は「?????」状態。 後々、思い出してみれば、「確かに伏線が貼られていたようなシーンあったよな。」って感じなんだけど・・・ そのまま、事件の真相が明らかになりましたで終わらせた方がよかったのでは? 実際、韓国の社会問題描いていたんだから。 残念。
始まってすぐ 昼間のビル街で拉致される女の人 精神病院に監禁、、、...
始まってすぐ
昼間のビル街で拉致される女の人
精神病院に監禁、、、
て怖すぎる!
と思ったけどそのあと、うーん。
ラスト数分のどんでん返しも、え?
って感じ。
自殺か他殺かって拳銃ならもっとも分かりやすいはずなんだけど。指につく火薬とか
弾痕の方向とか。
なんだかな。
どんでん返しは要らない気がする
突然拉致・監禁される女。ヤラセが発覚して人気ドキュメンタリー番組「追跡24時」を降板させられたプロデューサー、ナ・ナムス。一つの日記が彼宛に送られてから、1年前の精神病院火災と警察署長殺害事件が結びついてゆく。 臓器売買を扱った韓国映画は何本かある。最も記憶に残っているのが『復讐者に憐れみを』(2002)。海外作品には特に貧困地域を中心として描かれたものがあるのに、邦画ではほんの僅か。阪本順治監督の『闇の子供たち』(2008)だってタイが舞台だし、せいぜい借金の取り立てをするヤクザや闇金業者が「おら!腎臓売っちまうぞ!」と脅す内容のものだけだ。 そんな臓器売買問題にプラスして、精神病院の不正受給問題(これは邦画では昨年の『閉鎖病棟』がる)と、警察署長の汚職や妻の財産取得といった悪行を描く。どうして権力を利用して悪いことばかりするんでしょ・・・。 その警察署長の娘カン・スアと取材するナ・ナムス。徹底的に描くのだったら、署長が不法取得した土地がどうなったのかも知りたいし、継父署長と実父との錯誤もどこまでが妄想なのかもわからないし、火災と殺人が同じ日に起こったのならその時間の誤差までもが謎のまま。これで解明できたのか?ナ・ナムス。「真相は来週の放送で」とか言ってごまかすんじゃねー!(笑)そして、どんでん返しでは「ふーん、そうなの」としか言えない、驚愕でもなんでもない、真実を知るのはカン・スアだけという終わり方にも納得できなかった。 それでも、拉致・監禁の実態、健常人でも精神病院に入院できるシステムだとか、社会派メッセージだけはしっかり受け止めることができました。事件は1年前に起きた、すべては日記による想像の世界だったのかもしれないし、生きていた看護師もどうやって生活していたのか謎ばかり残す中途半端さがもどかしい・・・実話を基にしたという注釈がなければ2点くらい。
期待したんだけどなぁ
クライム・フィクションなんだけど、辻褄が合わないことが多過ぎて…(笑)
ストーリーの発端になる物凄く重要なアイテムに関する重大な疑問があって、最後には「そこが伏線でしたよぉ〜」って解けたところで、主人公の間抜けさが分かっただけ。むしろ、こっちは「その真相を物語る鍵」が最後まで説明されないので、「て、ことは、こういうことだよな」って、ずっとモヤモヤしてた。で、思った通りだった。
その上、需要人物がひとり消えた(笑)
どういう映画だったんだろうか?
ま、韓国の国内法の杜撰さを浮き彫りにしたらしく、社会的な意味はあったみたいだけどね。如何にも低予算なのは仕方ないとしても、映画としてはなぁ〜
拉致監禁
沢山のの人々が行き交う白昼のオフィス街で突然拉致された女性が受けたことと、その拉致から1年後に1年間の様子が記された手帳を受け取ったTVプロデューサーの取材の話。 この作品の題材となった事件の知識は皆無で、どこまで事実かわからないけれど、辻褄が合わなかったり、理に適っていなかったりと明らかにオーバーだったりそんなアホなという描写が多々あり、冒頭から少々冷め気味になってしまった。 とはいえ、法律と国民性からなるある意味国ぐるみの闇に巻き込まれる恐怖はなかなかスリリングで良い絶望感があった。
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