COCOLORSのレビュー・感想・評価
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3DCG×ディストピア×スチームパンク×木版画 神風動画が自主製作したインディーズ映画
ショートアニメやMV、最近では「ニンジャバットマン」「ポプテピピック」制作でも知られる神風動画が自主製作した中編アニメ映画。作りたいものを作りきったインディーズ精神あふれるディストピアSFアニメで、緻密に描きこまれた地下世界を舞台に、マスクを被って表情が見えない少年たちの成長ドラマが描かれます。
画面のいたるところにパイプが這っている、大友克洋作品を思わせるエッジの効いた世界観の途方もない作りこみは、一度見ただけでは堪能しつくせないほどの魅力があります。木版画がモチーフなのもユニークで、オープニングにはさり気なく版木の模様が映りこみ、作中の人物が版画をつくる描写もあって物語に大きく関わってきます。
ミニシタアーでのロングラン上映後、期間限定でスタジオからブルーレイが発売。その後は再上映がないかぎり気軽に鑑賞できない状態ですが、機会があったらぜひ見ていただきたい1作です。
( ´∀`)設定なんだろうなぁ。
色のない地下の世界に空の色を持ち込もうとする青年のお話。
なんだか似たような話が、、、、、。
核戦争後の人類なのだろうか?地下に逃げ込み地上の状況を調べている。
肺を侵されて健康である人間が少ないんでしょうかね。生命維持装置は液体で身体を浸しているのか?
どうも与えられた設定が読み取れず感情に移入ができなかった。仕方ない、46分映画なんで。キャラクターは嫌いじゃなく〝ジャンクヘッド〟みたいな感じですかね。絵もいけてるんじゃないかな。2時間映画でしっかり脚本と設定ができる余裕が有れば凄い作品を出してくるんじゃないかと思います。超期待です。
この作品は宇宙服の頭部にホコリが溜まってそこに指で顔を書くアイデア...
この作品は宇宙服の頭部にホコリが溜まってそこに指で顔を書くアイデアだけです
あとはなんの意味もない
アニメーションを作るのに捧げられた労力を思うと惨憺たる思いがする
核となる部分が中学生的な発想力で構想されていて
そのせいで高度な技術や演出が台無しになっている
音を出す楽器で意思疎通するアイデアのあざとさと特に意味もない感じがこの作品の駄目さを表している
既視感あるSFだが・・
地下にある雑多な鉄の街、マスク無しでは、生きられない程汚染されているであろう空気。
外の世界(空の色)に憧れる年下の少女?に、見てきたかのように外の世界の嘘を言い続ける少年。分かっては要るのだろうが、その少年の話に耳を傾ける少女。
話的にも、設定的には、よくある終末世界後の話で、残酷な世界の中で、臆病な少年に勇気を奮い立たせることに焦点を当てた構成で、残酷な世界であるが為に結末は、儚く物悲しい展開。
マスクの為、終止顔が出ず、(ラスト顔を出すキャラはいますが。)しかし、マスクの顔の部分が目のように見えて、また仕草等で、感情が読み取れ問題なく鑑賞出来ます。
キャラクターは、全員マスクの為、判りづらくありますが、帽子?や体格でキャラ分けしているので、問題なしです。(笑)
最初に書きました、よくある世界設定で、目新しさは無いものの、好きなタイプの作品な為、非常に良かったと思います。
また、特に印象的だったのが音楽で、耳に凄く残りました。(CDでも映画館に売ってたら買いたいと思いましたが無かった。( ´△`)配信でもされたらダウンロードしたいです。)
後、世界設定に細かな説明が無いため、途中出てきた怪獣?みたいなものは、そういうものかと(あれがオバケなのか?)
エイみたいな生き物っぽいのになんか爆撃してるし!
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