カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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人にススメたくなる!
観てきました!(期待しすぎてちょっと不安もあったけど)
めっちゃ面白い!
エンドロール含めて楽しめました。
満席やったし、皆さん笑顔で満足げでしたね。
パンフレット品切れやった。(買いたかったなぁ)
もっかい観たい。
最初 乗り気なかった嫁さん連れて行ってきました。
『面白かったわぁ』
「何点?」
『84点』
宣伝ぐるみでダマシタのか!
間違った先入観があったので 勝手に意表をつかれた
だって紹介文読んだら 誰だって勘違いするでしょう
コレ ホームドラマでしょう
ベスト10には入ってこないけど 最初に説明しなかったで賞 あげちゃう
最高の映画
口コミですごい評判のゾンビ映画という情報だけで行った。それと冒頭37分我慢してと記事も読んだ。宇宙人みたいなおばちゃんのレビューも。このくらいの知識で行ったからラッキーだった。
始まってイライラがとまらない。独特の演技(好みじゃない劇団の方)で演技が耐えられない。みんなうるせー。意味が分からない。友人は画面に酔って吐きそうだと言う。こりゃー途中退席するしかないのか。
ゾンビ映画といえば片っ端から映画館へ足を運ぶ私からしたらゾンビがしょぼい。なんでゾンビがシャバシャバのゲロ吐くんだよ
余計なことが頭をぐるぐる。画面に酔うことは全くなかったけど、酔って参ってしまってる友人への気遣い、なんだこのクソ演技イライラするわ!!トドメにヒロインの叫び声でメンタルをえぐられる。
思わず声にして「なんなのこの映画…クソすぎる」
苦痛の37分が過ぎたら、あー、こういうことか。ふーん。画面が揺れなくなったから友人大丈夫そう。知らない俳優ばっかでつまんね。たまにセリフが聞き取りづらいし。
と思っていたらさっきまでボロクソ思ってごめんなさい!!!!土下座したい!なにこの映画大好き!!俳優陣もたまらん!!!
監督のアイドルへの暴言w俳優へのビンタwゾンビのゲロはそういう事かwゲロ浴びながら演技を続行する根性ww音声の不審な動きは下痢が原因かwwwメイクの暴走に飛び蹴りwwカメラマンのギックリ腰w
もうケラケラ声あげて手叩いて息できないくらい笑った。
見守ってるプロデューサーたちのツッコミも面白かった。おばちゃん、裏で必死なのに飽きてスマホいじってんなww
音声が泣きながらうんこしてメイクされてるシーンが私のお気に入りですwwwメールでも入れたんですけどーって言ってた嫌味な奴が大好きになったw
下痢と酔っ払いが1番下で大丈夫なのかとハラハラした。
最初は不快感で堪らなかったのに、後半心地よく伏線が回収されてクライマックスが近づくと終わっちゃう〜もっと観ていたい…と寂しくなる映画でした。
上野の映画館は満席でした。
昨日観てきたのに今日も行くか迷っています。
こんなステキな映画を作ってくれてありがとう。
お金がなくても面白い映画は作れる
お金がなくても面白い映画は作れるんですね。
ただ、この映画はお客さんがたくさんいる中で見て一緒に笑うのが楽しいんであって、DVDとか配信とかでみたら大して面白く感じられないだろうと思う。早めに見るのをお薦め。
予算がない作品ということで点数は甘目です。
映画製作の底力
久々に感嘆した。
伏線の張り方が上手で、いくつもの伏線が上手に笑える場面として回収されていく様は良質のミステリさながら
撮影を撮影する、その画がまた映画であるという二重メタな構造は
技巧的で、凝った作りの映画だなと思った。
VFXやネームバリューに走らず、作品自体の構成の仕方でこんなにも面白く
できるのかという好例であるとおもう。
邦画製作者は爪の垢を煎じて、この作品から学んだ方が良い
やられました
話題の作品という事でレイトショーでもほぼ満席でした。混んでる映画は好きじゃないんですが、そうかってなるポイントは大勢での一体感が気持ちいいですね。楽しかった。ホントに面白いのかなぁと思って行きましたがやられました。
人生の大一番を制すには
上映館数が爆発的に増えた話題作だけあり、心の底から笑って泣いて感動できる、素晴らしい映画でした。
ちなみに、本感想文は完全ネタバレ仕様となりますのであしからず。
最初のノンストップゾンビ映画は、確かに粗っぽいながらも、ワンカットの緊張感が伝わり、普通に面白かったです。もちろん、いろいろ気になるところはありましたが、お腹の弱いスキンヘッドのあいつの存在と、嫁さんが一瞬起き上がる瞬間以外はさほど違和感は覚えず。飛び散った血糊がカメラに着いて、それを移動中に拭うシーンは緊迫感ありまくり。手に汗握って観ました。
そしてその後の制作シーンにニンマリ。特に日暮監督の人柄がよくて、苦労を背負う中間管理職の悲哀がビンビン伝わります。早い・安い・質はそこそこというキャッチコピーは、いかにも中小の下請け感が強く、実に身近(笑)
あと、日暮家がいい感じですね。ひどい葛藤とかがなく、健康的なのが清々しい。父娘の深い断絶があったりするのでは…なんて危惧したけどそんなことはなかった。そして父娘の愛情がラストの肩車につながるわけですから、まー最高ですよ!
主演2人の薄っぺらさも爆笑でした。しかし、そんな2人もこのハードすぎる撮影にプロとして取り組めたため、トラブルを乗り越えて成長できました。その姿にも思わず涙が。
数々の小ネタ、完璧な伏線回収と見所満載の本作。しかし一番の見所は、監督を筆頭にクルーが目標に向かって決して諦めずに進む姿ではないしょうか。
まさに「カメラを止めるな!」止めることは諦めであり、妥協であります。これは生きる上でかなり重要なポイントで、むしろ止めたほうが良いことが多い。諦めの悪い人はその執着心により身を滅ぼしたり時間が止まったりするケースが多いです。
しかし、ここぞという大一番では、それは反転します。止めてはいけない、止められない。やり抜くことがこれまでの殻を破り、K点を突破して新しい世界を手に入れる唯一の方法なのです。
本作はその人生の大一番を描いているように思え、胸が震えました。そしてこれは監督自身の物語でもあるでしょう。上田慎一郎監督は、人生の大一番を制し、本作で新しい世界を手に入れたのだと思います。
カメラを止めるな!この言葉は撮影中に監督が自分自身に言い聞かせ続けたのではないか、なんて推察しています。
本作は、人生するか・しないかというその分かれ道で、「する」のほうを選んだ勇気ある男のドキュメンタリーでもあると感じました。
本作が広く受け入れられている現状は、『この世界の片隅に』のブレイクと同じく、世界は捨てたもんじやないぜ、と思わせてくれます。偉大なる映画でした、最高!
*追記
宇多丸の批評を聴きましたが、まったく同じロッキーの比喩を使っていました。なんかパクリのようで恥ずかしいですが、とりあえずそのままに。
これぞ映画
上映している映画館が少ないので場内はお客さんでびっしりでした。小学校低学年の女の子から老夫婦まで幅広い人たちが
初めは違和感が多すぎる、なんだこの笑ってしまうくらいひどいホラーは?と思い観ていたが、裏側がわかってくるとのめり込んで観ていた。
笑えるところは会場みんなが声を出して笑っていてその雰囲気も楽しかった。
映画というよりショーや舞台を見ている感じ
多少癖があるので嫌いな人もいるかもしれないが、見終わった後これが映画だよなあとしみじみ思った。
三谷幸喜さんのパクリですか?
三谷幸喜さんの25年前の舞台「幕を下ろすな」、映画「ラヂオの時間」のパクリだと感じました。ワンカット撮影の手法も三谷幸喜さんのドラマの影響だと思いました。
ですから独自のアイディア作品ではないです。
そのことを知らない方が多いので悲しいです。
三谷さんの方が圧倒的に面白いので、私の中では存在価値のない映画です。
多少のネタバレなど超越する面白さ
本作について「ネタバレ禁止!」的な表現が多いので、SNSなんかで軽くネタバレ踏んでしまって『ネタバレ見ちゃったからもう観る気半減ー』みたいな気分になっている貴方!そんな気分も軽く凌駕する位面白いから臆する事無く観て下さい!なんなら2回3回観て下さい!
話題だったので
観てみました。
ゾンビ出てきますが、作り物感が満載で全く恐くないです。
ずっと昼間で明るいし、ホラー苦手な人でもたぶん大丈夫だと思います。
クスッと笑えるところもあり楽しかったですが、期待しすぎてしまったみたいです。
前半観てるのがつまらなくて長くてしんどかったし、後半の伏線回収も「そうだったの!?気がつかなかった!!」みたいな驚きは全くなく、へぇ〜裏でそんなことが…って感じでした。
低予算で撮影するの大変だったろうなぁすごいなぁと思いました。
映画館で観るほどではないかも?
満杯の劇場でこの映画を観られる奇跡
※「追記:『ラヂオの時間』との比較」に加筆修正を加え、レビュー本文中に挿入しました。また、それに伴って本文を「ネタバレあり」に変更しています。(2018/08/23)
ここ1、2週の間で公開規模が一気に広がり、ようやく観に行くことができました。実際に本作を観た経験上言わせてもらいますと、鑑賞するにあたっては、
➀ゾンビ映画を撮影している人たちの話らしい。
➁途中で“何か”が起こるらしい。
➂37分ワンカットのシーンが出てくるらしい。
これだけ知っていれば十分です。いずれも、作品のホームページを見れば、すぐに分かることですが、これ以上は何も知らない方が本作を楽しめると思います。公式の予告編ですら、中盤以降で明らかになる重要なネタを割ってしまっていますので、見ない方がいいです。
ここまでの紹介を読んで興味をもたれた方は、ぜひ今すぐにチケットを予約して、劇場に向かってください。劇場は今が最高にホットな状態で、本作を観るのに最適な環境になっていると思います。満杯の劇場で、たくさんの観客のみなさんといっしょに笑いと興奮と感動を共有することができる──これだけ客席の一体感が味わえる作品も珍しいと思います。「劇場で映画を体験する」というのは、本来こういうことではないでしょうか。
※これ以降は、主に本作をすでに観ている人向けに、もう少し突っ込んだ話をします。直接のネタバレになるようなことは書きませんが、勘のいい人や映画に詳しい人であれば、本作の“仕掛け”について、なんとなく察しがつくかもしれません。未見の方はご注意ください。
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本作を観て真っ先に思い出したのが、内田けんじ監督の『運命じゃない人』です。
内田監督は、後に『アフタースクール』や『鍵泥棒のメソッド』などのヒット作を生み出しますが、13年前の当時はまだ無名の新人監督でした。➀無名の新人監督による超低予算映画で、➁有名な俳優も全然出ていないにもかかわらず、➂数々の映画賞などで高い評価を得た作品である、という意味で、本作『カメラを止めるな!』と『運命じゃない人』との間には数多くの共通点が見られます。
さらには、内容の面でも共通する部分が多くあります。➀どちらもコメディ映画である。➁作品全体に大胆な仕掛けが施されている。➂物語が三幕で構成されていて、二幕目と三幕目で一幕目の意外な真相が明らかになる。
『運命じゃない人』も当時は画期的でしたし、今見返してもとても良い作品だと思いますが、はっきり言って『カメラを止めるな!』の方がはるかに面白いです。以下に、本作が『運命じゃない人』よりも優れている二つの“熱々ポイント”について解説したいと思います。
一つ目は、作品の構造が予算の少なさや役者陣のネームバリューのなさをカバーする造りになっているところです。また、脚本を役者に当て書きしているので、本人のキャラクターが活かされていて、演技がきわめて自然に見えます。
アイデアを凝らすことで、低予算であることを観客が全く気にしなくてもよい、堂々とした造りになっているところがまず素晴らしいと思います。
二つ目は、本作がしっかりと“汗をかいて”作られた映画であるところです。
本作を最後まで観た人であれば、冒頭の37分ワンカットの映像を撮るのがいかに大変であるかがよく分かると思います。気が遠くなるほど綿密に段取りを立て、役者もスタッフも何度も練習とリハーサルを重ねたであろうことが容易に想像できますし、パンフレットによれば、あのワンカットのシーンは全部で6テイクも撮影したそうです。
作品の全貌が見えると興を削がれるどころか、あらためてもう一度見返したくなるのが、本作の大きな強みだと思います。
また、多くの方が本作と「似ている」と指摘されている、三谷幸喜監督の『ラヂオの時間』と比較することで、本作の強みがよりはっきりと見えてきます。
『カメラを止めるな!』と『ラヂオの時間』は、テレビとラジオという違いはさておき、たしかに生放送番組というシチュエーションは共通しています。しかし、両者には決定的な差異があります。それは、作中のスタッフ・キャストたちの番組に対する意識の違いです。
『ラヂオの時間』では、作中のスタッフ・キャストに「良い番組を作りたい」という意識がありません。誰もが番組を最低限成立させることしか考えておらず、ただの辻褄合わせに終始しています。その結果、ラジオドラマはどんどん滅茶苦茶になっていく一方です。演者の単なるわがままや、スタッフのその場での安易な思いつきによって元の脚本が歪められる様子は、今見るとただ不愉快なだけです。
それに対して、『カメラを止めるな!』では、拙い部分や失敗、ハプニングはあれど、基本的には役者もスタッフも「良い番組にしたい」という共通の目標に向かって動いています。そのため、ハプニングや役者のアドリブ(暴走)が、結果的に作品にとってプラスに働いている部分がたくさん出てきます。
上田監督自身が三谷監督の大ファンであることを公言していますので、当然『ラヂオの時間』も意識されていると思いますが、私は、『カメラを止めるな!』の方が、より気持ちの好いコメディ映画になっていると思います。
最後に本作のタイトルについて述べ、本レビューを締め括りたいと思います。
『カメラを止めるな!』には、きわめて困難な撮影に挑む作り手たちが、自らを鼓舞する意味合いが込められているのではないかと思います。何が起こっても演技を止めない!いかに不可能と思える状況であっても決してあきらめない!──そのような決意がタイトルに刻み込まれているように感じるのです。
また、本作のストーリーやその在り方自体がそうであるように、『カメラを止めるな!』というタイトルには、映画に携わる全ての人たちへ向けた「映画を作ることを止めるな!」というエールが込められているように思います。映画に対する力強い賛歌でもある本作が、多くの観客に受け入れられ、多くの劇場に広がっている現状には、思わず胸が熱くなります。
満杯の劇場でこの映画を観られる奇跡を、ぜひ体験してください!
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