カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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予告は見ちゃダメ
このアプリでこの映画の公開予定をみたときから、
B級映画感満載すぎて逆に気になってましたが、
上映されてからメディアで取り上げられて
え、まさかあの映画が???って不思議に思って観に行きました。
自分も含め、割と一人で観に来ているお客さんが
多かったと思います。
以前これを見たあるラジオのコメンテーターが、
何も情報がない空っぽの状態で見たほうがいい、
例えるなら美味しいティラミスやと思って食べたら、
美味しい豆腐だった。みたいな感じ(笑)
と言っていて、
しょうみ言っている意味が分からなかったが、
今は何となくその感想の意味が分かった気がします。
ただ最初の30分間は酔って頭痛くなったし、
え、おもんな。。って思いました(笑)
でも見終わった感想はシンプルに面白かったです。
みんな愛しい。
前評判がちょっと高かったかもしれない。
冒頭の37分とされる長回しは圧巻ではあるが、本当は最後をワンカットにするほうがレベルも高いし、インパクトもある。つまり、冒頭とラストを長回しにする、ここにチャレンジしてほしかった。
我々は、三谷幸喜がWOWOWで展開した2時間弱のワンカットドラマを2本観ている。特に2本目の空港を舞台にしたものはまさに驚きの作品であった。
よって、この構成で長回しを売りにするなら、最初に書いたようにするべきであった。
ただ脚本はよく書けていた。それぞれのキャラクターがそれぞれに成長していく構図は、観ていて、清々しい気分になる。
最後のクレーンを使って撮るところは、映画作りの本質をついているように思う。
ケータイで映画が撮影されるこの時代、やっぱり映画は手作りがいい、のかも。
切れ味良いけど、かすり傷
なるほどね!実に面白い
評判に違わず本当に面白い映画でした。最初ワンカットの30分は正直目が回るし、なんだか変な間や違和感満載だったのが観終わったときには「なるほどね!そう来たか!」と辻褄があって、よくできたストーリー仕立てに驚き、感動さえ覚えました。漫才コンビ「ナイツ」のネタ(全然関係ない野球ネタが寿限無とリンクする見事なオチ。YouTubeでお探しください、これも感動します)にも通ずるものがあります。一粒で二度美味しい映画です!低予算の少し雑なところもかえっていい味に思えてきます。後半では映画館の中で幾度となく笑い声が響いてましたが実によくできた面白い映画だと思います。名古屋の映画館にしては珍しく客席がほぼ埋まっていたのもうなづけます。親子愛・家族愛エッセンスも入っていて非常にうまくまとまっています。ネタバレになるといけないのでこれ以上書けないのがとても残念ですが、とにかく観てみてください。
面白い。
なんでヒットしているのか?
血が苦手でも大丈夫。途中で席をたたないで!
三半規管の弱い人、注意
なるほど、「とにかく見て!」だわ
なるほど、映画愛、現場愛
前編に撒いた仕掛けの回収作業に編集力の上手さに脱帽し、チーム力の結...
感じる違和感がポイント
二重三重の映画的技巧
ENBUゼミナール《シネマプロジェクト》第7弾。
通常スクリーンで鑑賞。
近所の映画館が連日満席なため、少し遠出してようやくの鑑賞に漕ぎ着けることが出来た。満員は久しぶりの経験である。
観客たちと大いに笑い、大いに感動して、気持ちがひとつになっていく。映画館の醍醐味を味わい、感無量だった。
観終わったら即、無性に誰かに語りたくなってしまう作品だが、まだ観たことの無い人には決して内容を語るわけにはいかない。それは、あまりにも残酷な仕打ちだ。
何故なら、描かれていることひとつひとつが丁寧な伏線となっており、全編に渡って映画的技巧に満ち溢れているから!
そう云うことだったのかと膝を打ち大いに笑い、最後には感動の波が押し寄せて来る不思議なカタルシスに包まれた。
様々なジャンルがこれでもかと詰め込まる感じである。全てが収斂する爽快感と仕掛けのつるべ打ちに悶絶した。
計算し尽くされた場面展開や、カメラ・ワークの妙が炸裂していた。あるものをひとつの視点から観るのではなくて、あらゆる視点から多角的に観ることで様々な側面が立ち上がって来る。まさに、映画そのものの原点だと感じた。
映画のはじまりは、荷馬車が霊柩車に変身すると云うトリック撮影をしたものだったそうな。目の前にあったものが視線を外した隙に別のものに変わっていたところからの発想だが、これこそ視点を変えることの出発点ではないだろうか。
予算が小規模でも、脚本の工夫と情熱があれば、誰もが楽しめる作品をつくることが出来ることの証明だと思った。
本作の予想外の大ヒットは、映画の可能性を広げた重大な出来事として、きっと映画史に刻まれることだろう。
[以降の鑑賞記録]
2018/12/08:Blu-ray
※修正(2024/07/10)
すごい! 面白い! 感染した! 以上。
面白い! 三谷幸喜をチープかつディープにしたような印象
映画の面白さの原点を見せられたような作品でした。
意外な入り。不思議な違和感。それら違和感を回収していく後半。そこに溢れる映画愛&家族愛。
見終わった後に、しみじみと面白かったなあと噛み締めたくなるような映画でした。
鑑賞のポイントは違和感をきちんと覚えておくことじゃないかしら。
私はB級映画という頭があったせいで、前半の違和感を許容していたので後半悔しい思いすら感じていました。
0.5足りないのは、ものすごく勝手なことを言うともっと面白くできたんじゃないかと感じたためです。後半の伏線回収をもう少し増やしつつもっと混乱させてほしかった!
(ま、本当に贅沢ですが)
昔見た三谷幸喜さんの芝居を思い出しました。
散らかった伏線を回収していくプロット、奇想天外なシナリオ。
三谷さんは舞台の人だと思うことが多かったけど、三谷幸喜さんが純粋な映画監督さんならこういう映画になるんじゃないかなと感じました。
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