カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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冷静な判断がなされていない気が…
遅れて観ました。ネタバレ厳禁!などと言った拡散方法や余りにも過度な芸能人の賞賛。
逆には入り口から逃げ腰で観ましたが、冷静に低予算&無名俳優さん達&時間の少なさなど、逆境をバネにして上手くまとめてはいます…
が、シナリオのネタは三谷幸喜さんの作品などを割に大胆にパクっているし、展開が斬新!などと言われているが、過去にもかなりこの展開はあった気がします。
あと登場人物の心情表現が雑な気がします。色々ありますが、主人公の気持ちが監督さんの気持ちに寄りすぎてて、観客からしたらイマイチ乗れない。
なのでかなりありきたりな映画な気がしますが?なぜこの様な事態になっているのか、驚いているには映画関係者だけで、騒いでる等のネット住人はこの事態を楽しんでいる気がします。
激唱するには、色々な観点からちゃんと検証して行った方が良い気がしました。
インディーズで300万円でのこの完成度は見事!に異論はありません。
この異常な褒め過ぎ状況のために本当は3点なのですが、減点しています。
たかが映画。されど映画。
微妙
脚本は良く練られている。
後半は普通に笑える部分があってそれなりに楽しめる。
しかし、いかんせん序盤が詰まらない。確かに序盤を良い映画にしてしまうと、後半の面白さが半減してしまうというのも分かるが、つまらなすぎて苦痛になっているのが大きなマイナス。
ワンカットで見せるという面白さはあるが、それは技法の面白さであって映画の内容という本質での面白さには繋がらない。
序盤のマイナスがひどすぎて、それを覆すほどの面白さが後半にあるとは感じなかった。
総合的に見て確かに楽しめはするが、他のレビューで言われているほど傑作とは思えない。例えると「おいしい料理を食べさせてあげるよ。ただ、そのためには先にまずい料理を食べてもらう必要があるけど。」と言われている感じに近いからだ。真の傑作であれば、まずい料理を食べる必要はないはずなので、この映画に送る言葉にはふさわしくない気がする。
前評判のバイアスが酷すぎるので、それがなければ星はもう一個くらいは増えたかも。
文句なしに★★★★★
これぞ映画の醍醐味
巷では、どちらかというと後半の伏線回収が話題になっている様だが、この映画をここまでの評価にしているのは、前半の長回しの斬新さやカメラワークの凄さにあると思う。
後半の伏線回収はユーモアとしてはかなりツボで、声を出して笑ってしまったが、よくある手法でもあるし、それ自体の新しさは無いので、それだけではここまでの話題作にはなってないと思う。
よくある伏線回収の前振りは、非常に退屈で見どころが無いものが多く、いくら後半に活きたとしても、前半で興味を削がれ、見る気を失ってしまうことが多い。
ただし、この映画では、前半はワンカットによる臨場感、撮影技術と脚本の年密さを味わい、後半はコメディ的な面白さと前半の臨場感を撮影者サイドで体感する、という映画の醍醐味がふんだんに味わえる。
そういったところがこの映画の魅力なのではないだろうか。
観ていて、監督の台詞なども含めて、映画への愛情かヒシヒシと伝わる作品であった。
映画はやっぱり面白い。
笑い死ぬかと思った(笑)
何を書いてもネタバレになりそうなのでネタバレ表示で。
とにかく後半は笑いすぎで本当に過呼吸になりかけた。笑い死ぬかと思った(笑)
最初の30分(第一幕)は1カット長回しのゾンビ映画。
次の30分(第二幕)は時間を遡ってこの映画の製作準備。
最後の30分(第三幕)は、最初の30分の映画のドタバタ舞台裏。
端的に言ってそういう構造の映画。
最初の1カットゾンビ映画も、ゾンビ映画を撮っていたクルーが本物のゾンビに襲われる、という構成なので、つまりこの映画、メタにメタを4重くらいに重ねたメタメタな映画なのだ(笑)
ここまでメタ構造を重ねた映画って、ちょっと記憶にない。
ここまでメタを重ねると、ふとメタとリアルな世界(映画内での)の区別があやふやになってしまい、ついあのシーンは組体操で撮ったのか、みたいな錯覚をして「んなわけあるか!」と1人ボケツッコミをしてしまう(笑)
小説ではメタをメタメタに重ねて何がリアル(小説内世界での)か分からなくしてしまう構成の作品はちらほら見かけるが、映画でここまでやったのは記憶にないなぁ。
で、その第三幕で見せる笑いのネタは、いわばドタバタ楽屋落ちであり、言ってみれば低俗なものなのだけど、それだけにそのおバカ加減を存分に心置きなく笑える。
第一幕はいわばかなりデキの悪いゾンビ映画なのだが、これが「ワンカット生放送のテレビドラマ」という設定も上手い。
いかにも不自然なシーンも編集できないから、第三幕に向けてのネタをたっぷりと仕込めるというもの。
役者も無名の人ばかりだが、みんなたいしたものだ、と思う。
ちゃんと「メタ第何レベルか」を演じ分けてる。
「ゾンビ映画+楽屋落ち」という構成は、CMや予告編を見ただけで素直に分かるので、読むも読まないもないのだが、この斜め上のネタは読めないわ(笑)
「画面の外で何が起きてるか」で腹の皮が捩れるほど笑わせてくれた、観客を楽しませることに徹した良い作品だった。
たっぷり笑わせてもらいました。ありがとう!
笑えた(3.8)
エンディング曲が"I Want You Back"にそっくり
ただひたすら面白い!
気分はジェットコースター
cool ではない
内容・質・視聴環境的にハコは選ばなきゃ駄目だよ映画館さん配給さん
感想を一番最初に書く事とする。
正直、私はつまらなく感じた方だった。
褒める所
・冒頭30分ワンカット撮影。
・内容を二本立てにした所
残念な所
・二本立て二本目が一本目と同時撮影じゃない所
(これが同時ならば高評価だった。)
・笑いが昔のドリフ「8時だよ!全員集合」風で私には合わなかった事。計画性ありきの笑わせ方。
一本目と二本目が同時撮影では無い(カメラ位置で把握)為、二本目の面白みが私には無くなっていた。
これがミニシアター用のB級・低予算映画とすれば成り立ち伏線として納得したかも知れない。
しかし、全国展開まで来た作品の目線としては、笑いを取る為の伏線が後付け&こじつけに見えてしまう。
口コミで有名になり、全国展開。
どうしても中身の質を考えると、全国展開にふさわしく無い、ハコを途中間違えてしまったかの様。
笑う所でも無いのに、既にクスクス笑っている隣の人が信じられなかった。リピーターだか分からんが初見者には邪魔でしょうがない。
ウチの上映会場では拍手無し。
黙ってミニシアター上映だけにしておけばと残念です。
私的に勇者ヨシヒコの様にテレ東&低予算&時間などの限定要素ありきだから共感が呼べる様な作品。
高評だとしてもハコは選ばなきゃ。
前半30分の方が映画作品として面白みを感じた私。
「ぽん」をした監督の妻役の人には今後頑張って貰いたい。
追記:今日テレビで観直してみて、つまらなかった理由を再確認。目が肥えて役者のハプニングがハプニングに見えないのである。偶然の様なハプニングなら笑っていたと思うが、この下手な演技では「あ〜そうなんだ」としか思えない。あと、酔っ払って吐くおじさんもいたが実際はあんな吐き方しないし、旦那が暴走した嫁をスリーパーホールドで気絶させるシーンなんかは、あんな締め方で普通は落ちない。リアルを知り過ぎている。やはり昔ドリフがやっていた茶番劇を伏線にしてるだけかなと思う。
あと、下品、病気(体調)ネタで笑いをとる作品は嫌いだ。
舞台のノリ
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