吹く風は秋

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吹く風は秋

解説

時代劇専門チャンネルが藤沢周平の小説を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第2弾作品で、短編集「橋ものがたり」に収められている、年老いた博徒を描いた一編を橋爪功主演で映像化。親分を裏切った壺振り師の弥平は、ほとぼりが冷めるまでしばらく江戸の地を離れていた。しかし、老境の域に差しかかり、慣れ親しんだ土地への郷愁、そして自らの人生に区切りを付けるため、弥平は決死の覚悟で江戸に戻ってきた。そこで弥平は、ぼんやりと夕焼けを眺める女郎のおさよと出会う。おさよに亡くした妻の面影が重なる弥平は、後日、おさよの家族が暮らす長屋を訪ねる。そこで弥平が目にしたのは、働くことなく博打に明け暮れる怠惰な夫の姿だった。主人公の弥平を橋爪が演じるほか、臼田あさ美、杉本哲太らが出演。監督は「HERO」「本能寺ホテル」の鈴木雅之。脚本は「鬼平犯科帳」「剣客商売」などを手がけた金子成人。

2017年製作/58分/G/日本
配給:時代劇専門チャンネル
劇場公開日:2017年12月2日

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(C)時代劇専門チャンネル/スカパー!/松竹 藤沢周平(R)

映画レビュー

3.0太っ腹の橋爪功

2022年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

小ぬか雨、との2本立て。
親分を裏切り金を盗んだ壺振り師の弥平は、江戸から逃げ下総に潜伏していた。しかし、歳を重ね、慣れ親しんだ土地への懐かしさと、いつまでも逃げてる訳にはいかないと区切りを付けるため、江戸に戻ってきた。弥平が元の自宅を眺めた後、橋のたもとに来た時、女郎のおさよと出会った。借金のカタニに売られたおさよと亡くした妻の面影を重ねた弥平は、おさよの夫と子どもが暮らす長屋を訪ねてみた。そこで弥平が目にしたのは、働くことなく博打に明け暮れる怠惰な夫の姿だった。
弥平は親分のもとを訪ねると大金を持って客人が来るから壺振りをするよう強要された。さてどうなる、という話。

女郎おさよ役の臼田あさ美はイマイチエロも魅力も感じなかった。キャストミスと思う。
弥平役の橋爪功は流石に素晴らしく、壺振り師をした時の上半身裸の姿は予想以上に綺麗だった。
太っ腹の弥平はこれからどうするのかな?
短いが余韻の残る作品だった。

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りあの

3.0イカサマから離れるには

2021年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公は壺振師だが、賭け金を横領して江戸からトンズラしていた。
しかし老境をむかえ、覚悟を決めて舞い戻る。
途中で亡くした妻とそっくりな女郎と出会う。
早速、親分から呼び出しを受ける。
生き方がイカサマなのかな。

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いやよセブン

3.0短い作品

2018年7月1日
スマートフォンから投稿

貴重な橋爪さんの裸が見れます(笑)

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裕子

4.0遠いわよ、の台詞の情感が切なくも心地よし。

2018年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

廓で身を売る女郎、籠の中の鳥、堅気になろうと舞い戻った凄腕の壷振り、、。八幡様の放生会に引っ掛けて、自由の身になるそれぞれの身の振り方がなんとも愛おしい。しかしまあ、橋爪功のくたびれた肉体が賭場によく似合うわ。
映画の尺が短いのがもったいないくらいなのだが、むしろ、だからこそ行きずりの出会いらしいサバサバした別れになれたかもしれない。

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栗太郎

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