マスカレード・ホテルのレビュー・感想・評価
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続きも見たい
原作読むと原作至上主義者になりそうなので、普段は映画になったやつはあまり読まないのですが、今回はたまたま手に入れてしまい、小説から先に読み始めました。しかし小説の途中で、一日たまたま本を忘れ、手持ち無沙汰だったので前日譚の「マスカレードイブ」の方も買ってしまい、半分くらい読むという愚策。そこから「ホテル」を再開し、読み終わらない状態で映画に行くという具合で、犯人以外は分かっているという酷い状態で見ました。 そんなわけで原作は途中まででしたが、大きな改変部分はなかったと思います。尺の事情で省いてるところはあります。 カメラワークや音楽の演出はすごく格好良いです。でもやや過剰。冒頭微妙に酔いました。 役者に関しては名優揃いですが、特に良いねと思ったのは菜々緒さんですね。映画では特に語られませんでしたが、小説だともう少し掘り下げがありました。それを知っていたもので、「あの台詞もその笑顔で言って欲しかったなあ」とちょっと残念です。 柄が悪いタイプの木村氏(そんな役ばっかりですが)そんなに好きではないので心配でしたが、後半からは落ち着いてくるので何とかなりました。普段からそういう役が多ければもっと好きになれそうなんですが、長年のイメージと本人のキャラクターですかね。時間が経つにつれてだんだん姿勢が良くなったり、最後は元のだらけ歩きに戻ってたりするところは良い演出でした。 犯人は言わずもがなですね。「くっそうめー!」となりました。以上です。 映画が上手く行ったらスピンオフドラマか続編映画で「イブ」もできたりするんでしょうか? 作るならば是非このスタッフ、キャストのままで見たいですね。
少年隊宿泊所
つい最まで、キムタクは好きではありませんでした。
が、この映画のキムタクの珍しいヘアスタイル
を劇場予告編で見て、なかなか似合っていたので?
観ることにしました。
キムタクの演技は、テレビで観て何を演じても
キムタクなので演技的にもあまり好きでは
ありませんでしたが、
この映画では、セリフで表現するよりも
眉毛と眼での演技が多く、表情で感情も
伝わってきており、これまでのキムタクの演技とは
印象が異なりました。加えて、キムタクも年取って
顔に皺もできており、眼の下のゴルゴ13皺が
できていて、味のある顔となっているのにも
好感を持ちました。
映画の前半では、ホテルに潜入操作で
フロントマンとして配置されたキムタクが
さまざまな種類のモンスターお客様に
翻弄され、また、指導員の長澤まさみに
厳しく指導される様子がコミカルに描かれています。
キムタクがお客様の理不尽なクレームに
何とか耐え忍ぶ様子と、厳しい指導に
刑事の目線から反抗する姿が面白ろかったです。
お客様対応のエピソードが面白く
肝心の事件の謎解きが、私の頭ではいまいち
理解できませんでしたが、本作は謎的を楽しむと
いうよりは、刑事がフロントマンとしてホテルに潜入
することと、キムタクがあのイメージでフロントマン
になることが重なって、相乗効果となっています。
ネタバレとなるので、謎解きの部分は書けませんし
原作と同じオチなのかもわかりませんが、
納得できない感はそれほどありませんでした。
これもネタバレとなるので書けませんが
ある超大物が友情出演していますが、
どこに出ているか全くわかりませんでした。
※お客様対応で泣けるエピソードが
ひとつありました。
※原作は、3つのシリーズとなっており
映画もヒットしているので
続編ができることは想像に難くありません。
※長澤まさみ(身長170センチ)と比べて
シーンによって、キムタクが大きかったり
小さかったりして、どんな身長なのか
と思いました。
数ヶ月後くらいには忘れてしまう
マスカレードホテルの原作小説はまあまあ好きでした。 現実的に突っ込みどころはありつつも、トリックや伏線が上手くて最後まで犯人がわからなかったのを覚えています。 ただ、この作品は小説の世界だからこそ楽しめる面白さが魅力だったので映像化に対して半信半疑で、映画の日の値引きで観に行きました。 ...まぁ、そこまで悪くはないですが普通です。 好きじゃいところも結構多かった。 キャスト陣は殆どが良かったです。 何人か無駄遣いしてるとは思いますが、俳優陣の実力によって観ていられない演技は無かったです。 主演のキムタクもいつも通りのキムタクっぽい所はありましたが、少しがさつでワイルドな風貌は新田浩介に合っていました。 長澤まさみもコンシェルジュの役は結構はまっていました。 また、ホテル内のセットデザインも良かったです。 一流ホテルっぽさが出ていて、上品でおしゃれにセッティングされていました。 それ以外は、特に語る所が無くて困ってます(笑) 演出は、照明が明るかったりスローモーション多様し過ぎなドラマっぽい臭い所はありましたが、そこまで悪いわけでも無かったです。 また、音楽が多すぎます。 作曲家の佐藤直紀を否定してるわけでは無いです。 寧ろ素晴らしい作曲家だと思っています。 これはコードブルーの映画でもそうだったのですが、音楽を使いすぎると本当にくどいです。 これまで何度も思ってきたのですが、雰囲気が削がれる事もあるし、映像から生まれる緊張感が全然生まれなくなります。 ドラマだと雑音が多いお茶の間で観るので音楽を多用して引き込ませるので、多い方が正解なのですが、映画は逆です。 静かで暗い所で観るので、何でもかんでも入れてしまうと耳障りになってしまいます。 照明も同じです。 ドラマだと明るい照明の方が明るい環境では観やすいですが、映画は暗い環境なので全く逆です。 ドラマくらい明るいと眩しいです。 (何故こんなことを話すかと言うと、この映画の監督がドラマの演出家だからです。) ストーリー展開の演出は許せる部分と許せない部分があります。 犯人以外の部分の展開や演出は許せるのですが、犯人である人物の演出部分だけは許せないものがあります。 小説だと他の登場人物のミスリード等もあって良い意味で「騙された」感はあったのに対して、この映画は「その犯人」の人物に対して怪しい風な曲をガンガンかけまくって演出も怪しいと匂わせるようにしてました。 ...何してんの(笑) ミステリーが得意な人だったら絶対にわかってしまうような演出をしてました ですが、犯人以外の人物の役は比較的良かったところもあったり終盤の犯人の攻防はハラハラして良い感じになってました。 全体のテンポは少し悪かったものの、「ラプラスの魔女」に比べたらまだ「観れる」映画になっていました。
ホテル物語
事件の話かと思っていましたが、ハートフルなシーンが多かったです。 最初から誰が犯人?どこにトリックが?と考えながら見てしまうので、ハラハラドキドキ。そのような構成、意図があるのだと思います。 事件としては、そこまで大したことなかったですが、様々な要素が散りばめられすぎて、観たあとに面白かった。と言える作品。
おもしろかった!
犯人が予想外でミステリーとしてももちろん楽しめましたし、ホテルにくる様々なお客さんたちのストーリーも面白く、ホテルのドラマとしても面白かったです。 L・DKを観た同じ日にこの映画を観たせいか、この映画からは俳優陣のオーラをビシバシ感じました。やっぱりキムタクの存在感、オーラは半端ない。改めてスターだと思いました。
くだらない映画
1月公開で、3月下旬にもまだ公開してるのでおもしろいかとみにいきました。結果期待を裏切る映画でした。 殺人の動機とか事件の構図がぜんぜん伝わってこないし、意味不明の仮面舞踏会とか予算があまったから?とか思ってしまう。音楽も最初は心躍る気分になっても、最後まであれを何度も聞かされると、逆に不快になってきました。こういうくだらない映画がながながと公開されるのは、低予算だから?とかおもってしまいます。主演の男優さんと女優さんのファンの方にとってはいい映画なのかもしれませんが。。。
犯人の動機が弱い
ミステリー好きとしては普通くらいでした。
どちらかと言うと仕事への情熱や想いは伝わりましたが、
推理物としては大袈裟というか、殺したくなる程ホテルの従業員を恨むのはおかしい気がします。
そして人生捨てたにしてはバレたく無い様にここまで用意周到にやれるほど頭良さそうなエピソードが無いですし、ホテルでわざわざ殺す必要性を感じません。
別に帰り道で事を済ませれば良いだけなのにホテルで殺すとかリスクあり過ぎです。
わざわざ警察に警戒させるために予告も出していますし、そこまで恨む事の程とは思えませんでした。
もっと恨まれるエピソードにして欲しかったです。
しかもキムタクが助けに行って部屋に入ってまた戻って来たのが何故なのかが分からずモヤっとしました。
レビューの評価が良かったから期待して観に行きましたが、やはりキムタ...
レビューの評価が良かったから期待して観に行きましたが、やはりキムタクはキムタクしこ演じられないんだなーと痛感。長澤まさみは相変わらず演技が下手で残念な作品でした。一言で言うなら2時間ドラマで良くない?ってのが正直な感想です。有名人使いすぎでお金かけてるだけの残念な作品でした。
物語としては....
共演キャストのキャラと演技で、木村拓哉が引き立てられてましたね。 割りと早い段階で犯人が解ってしまったので、物語としては『う~ん....』って感じ。 もう少し、ハラハラドキドキを期待してたので.... 木村拓哉のカッコよさに免じても、星3つが限界(T_T)
シンプルに楽しめる一本
舞台はほとんどホテル内で完結する。
自分もホテルマンの一員であるかのように感じられるカメラワークや、時間経過や昼夜の描写を盛り込みホテルから注意が逸れないように作られている。
ホテルに来る客を、本来の社会的側面を隠して純粋にサービスを楽しむというマスカレード(=仮面舞踏会)と捉えてのこのタイトル。
音楽も艶美でどこか怪しさを感じさせる、この作品の雰囲気にマッチしたものであった。
全体的な流れは分かりやすく、伏線も多かったためエンディングにかけて視聴者が置いていかれることはなかったと思う。
少し残念だった点は、2点ある。
本事件と直接的関係のない他の事件の容疑者などはイメージしづらい。本事件の犯人の心理的変化がもう少し見えると良かった。
もう一点は、中盤の動きのなさだ。話のベースには事件があるはずだが、それぞれの客のキャラクターを描くことが中心となり、一体なにを見ているのか分からなくなる場面があった。
全体的には2時間でスッキリと見れる映画だったと感じた。原作も是非読んでみたい。
東野圭吾原作映画としてはかなりの良作!!
東野圭吾原作の映画はどうしても原作が良過ぎて映画になるとクオリティが下がる印象でしたが、本作は原作とのクオリティの差を感じないかなりの良作でした! 東野圭吾原作置いておいて、映画の一作品としてかなり楽しめる作品です。 若干の疑問残りはありましたが、見事な伏線回収。とても気持ちがよかったです! 豪華キャストなので次はどんなお客様なんだろう???とわくわくするのも映画ならではの楽しみ方だったんじゃないかと思います。 そして、、何といっても長澤まさみさんと木村拓哉さんのテンポの良い掛け合いが面白い! 映画が進むにつれてお互い理解し合い認め合う姿も自然な変化で惹き込まれました。 かなり良作だったと思います!もう一度見たいと思わせる程にわたしは好きでした。
ホテルの闇は深い
スピードがある映画で、よい。 ホテル業とは大変なものだと思わされる。 この本を思い出し、また読みたくなった。 『Hotel』 Arthur Hailey #ブクログ https://booklog.jp/item/1/0399991255
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