劇場公開日 2018年1月27日

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「黒土三男監督を偲んで」星めぐりの町 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5黒土三男監督を偲んで

2023年5月7日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

黒土三男監督
2023年3月25日多臓器不全のため76歳で他界

監督と脚本『オルゴール』『渋滞』『蝉しぐれ』の黒土三男

若い頃に京都で修行し地元豊田で京風の豆腐作りをしている男となかなか懐かない遠縁の男児との交流を描いたヒューマンドラマ

愛知県豊田市を舞台にしながら東日本大震災を絡めてくる強引さはいかがなものか

意外にも小林稔侍映画初主演

意外にも壇蜜お色気全く無し
なぜ壇蜜
小林稔侍の熱望か
壇蜜演じる志保は川を見るためバイクに乗って金沢まで遠出するような活動的な設定
ライダー姿の壇蜜さまになってる

この作品には関係ないが僕は個人的に言うと休日に遠出するバイクが嫌い
車の前方を走り続けるので邪魔でいけない
スピードもうちょっと出せばいいのに法定速度守るんだから
追い越したくても対向車がバンバン走るのでなかなか追い越せない
日中はまだいいが夜中になるとなんでこんな時間に走っているんだと腹が立つ←おまえもだろ

子役がめちゃくちゃ可愛くない
白人とかがアジア系を茶化すときの顔に似ている
しかも子役とはいえ近年稀に見る大根ぶり
荒井陽太くんの役名木内政美は岩手県出身
勇作の亡くなった妻が花巻出身でその遠縁という設定
花巻は内陸で沿岸から遠く離れているので政美は釜石辺りにでも住んでいたのだろうか

脚本がいまいち
台詞もしらけたものが多々見受けられる

業界では有名な作曲家のようだが全体的にBGMが白々しい

豊田といえばトヨタ自動車で工業地帯かと思っていたがわりと長閑な田舎町だった

主人公の苗字は島田だが豆腐店の名前は平野屋豆腐
平野は地名でもない
京都の暖簾分けか
大勝軒みたいなものか

配役
豊田で移動販売の豆腐店を営む島田勇作に小林稔侍
勇作の娘で車の修理工の島田志保に壇蜜
豆腐料理店の女将の弥生に高島礼子
亡くなった妻の遠縁で東日本大震災で家族全員を亡くし島田親子と同居することになった子供の木内政美に荒井陽太
勇作と親しく政美を連れてきた巡査の坂崎五郎に神戸浩
豆腐料理店の常連客で車関係の社長に平田満
社長の部下の加藤に六平直政
ラーメン屋の従業員で漫画化志望の土門まきに佐津川愛美
ラーメン屋の店主でまきの兄の土門浩に高橋克明
志保の後輩修理工の佐久間信に石田卓也
豆腐料理店の料理人の沢本健司に小林健
豆腐料理店の仲居の小雪に小林千晴

野川新栄