劇場公開日 2019年1月25日

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ヴィクトリア女王 最期の秘密のレビュー・感想・評価

全52件中、1~20件目を表示

3.5A Glance at Humanity Becoming Less Dumb 130 Years Back

2021年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Frears already presented us a UK Queen once before, so suspicions arise that he may be trying to restore the British Empire. But this is an interesting historical episode you didn't know. Fazal charms as the Indian subject who becomes the queen's teacher. It begets a crooning so-what, but in the end the tale becomes a moral example of one taking her power to make a difference for the common good.

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Dan Knighton

4.0二人の経緯に満ちた異文化交流を卓越したタッチで描く

2019年1月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

『リトル・ダンサー』のリー・ホールが脚本を手がけ、『クイーン』のフリアーズが監督を務めただけあり、本作は職人芸ともいうべき物語と映像の滑らかな連続が観る者を惹きつける。特に冒頭、主人公がインドから英国へと渡り、さらに女王との出会いを果たす経緯など、描かねばならない場面は盛りだくさん。それでも作り手は驚くほどの手際の良さで、観客を物語の内部へすーっといざなっていく。この筆致には本当に驚かされた。 インド統治下のヴィクトリア時代、誰もが階級下の者、ましてや統治される側のインド人を見下してかかる中、よりによって女王自身が率先して相手に敬意を捧げ、文化の扉を解き放とうとする姿は美しい。また、やりとりに終始振り回される(古い考え方の)側近達の姿を皮肉や笑いをまぶしながら痛快に描く様は最高だ。 それはどこか、人と人の間に巨大な溝が生まれつつある現代へ向けたメッセージであるかのように思えてならない。

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牛津厚信

4.0身分も人種も越えた二人の信頼関係

2019年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

幸せ

「女王陛下のお気に入り」「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」と、英国女王(とその周辺の人物)を題材にした映画の日本公開が相次ぐが、その先陣を切る本作は比べると若干の小粒感は否めないものの、ジュディ・デンチと従僕アブドゥル役アリ・ファザルによる入魂の演技とスティーブン・フリアーズ監督の的確な演出が味わい深い好作だ。 アブドゥルの視点で女王の表情、そして目を直視するカメラは、デンチの顔の皺を容赦なくとらえるが、少女のように無垢な眼差しの効用だろうか、無数の皺さえも時を刻んだ年輪のように美しく見える。 諦念と自暴自棄の序盤から、アブドゥルと出会い好奇心を刺激され、ヴィクトリアが生きる喜びを取り戻していく過程が共感を誘う。王族や周辺の人々のどろどろした権力争いを描く映画も面白いが、本作は女王の人間性に迫った愛すべき一本だ。

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高森 郁哉

4.5とても良い物語

2023年7月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

女王を救ったインド人 彼のお陰で女王は最期を幸せに過ごせたはず。

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ノブ様

3.0ヴィクトリア女王が、あるインド人の青年と友情を育んだ歴史秘話。女王...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ヴィクトリア女王が、あるインド人の青年と友情を育んだ歴史秘話。女王に心を許せる人が側近にさえもいないという孤独な日々。そんな彼女を救ったのはあるインド人青年だった。 徐々に女王の表情がどんどん楽しそうに変化していくのが良い。その逆に女王の孤独を感じるシーンはとても切なかった。 衣装や装飾も観ていて楽しい。素敵でした。

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よっしー

4.0満たされない自由。

2021年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

たまたま儀式に参加する為にインドから来た青年との心が通う日常生活。 王室って自由がなくて本当に大変だと思う。 一人の女の人として少し過ごせた日常のお話です。

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April

5.0ジュディ・ディンチのファンはぜひ!

2021年1月27日
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一言「さすが、ジュディ」 ◎よかった点◎ ・最初の10分ほどはジュディ、出てこないので???でしたが。 老いた姿、アブドゥルの話に目を輝かせる姿、不満を陰で言う職員にガツンという姿。 もうジュディ祭り全開。彼女ならではの演技でした。 王冠を被った正装姿、ぶるっちゃいました。 ・女王の目に止まった「イケメンのインド人」を、そばに置く。 それは今まで彼女が知らなかった、新しい世界を教えてくれたのが。 新鮮でかつ、周囲のお付きとは違った「1人の人間」扱いしてくれたからでしょう。 恋じゃなくて友情、って言う言葉がぴったり。笑える箇所も随所に。 アブドゥルの人懐っこさがまたナイス。 ・だけど当時インドはイギリスの支配下。 その辺の政治的な話や、人種差別の話もちゃんと描かれているのが。 そんな時代だったんだねえ、と。 ・そんな話が「ほぼ実話」。 100年前の話をよく発掘したなあ(終わりに出てきます。省略) △いまいちな点△ ・なし ⭐️今日のマーカーワード⭐️ 女王「私はあなたの君主よ」アブドゥル「私はあなたの(インドの)先生ですよ」

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ゆき@おうちの中の人

4.0裸の女王様なんかじゃない

2021年1月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

80歳過ぎで芽生えた恋心が始まりなのかもしれないが、 彼女は裸の女王様なんかじゃない。 宗教や国籍、肌の色になんか囚われたりしない、真の女王。 英国王室としてはなんとしても伏せたい事実。 映画を通してそのことを知れた事も大きい。

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上みちる

4.0タイトルなし

2021年1月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1887年 インドが英国領となって29年め ヴィクトリア女王在位50周年に 使者としてイギリスへ渡ったアブドゥル 孤独から心を閉ざしていた女王は アブドゥルに心を開き2人の交流が始まる 女王にクルアーン·ウルドゥー語を教え 女王の心の師"ムンシ"として仕えるが 周囲の人々は快く思わない。。。 . このお話は"ほぼ"史実に基づくとのこと 2010年にアブドゥルの日記が見つかり 女王との関係が公になったそう アルバート公 ジョンブラウン アブドゥルカリム… いろいろ知りたくなり🖱️ アブドゥルが住んだフロッグモアコテージ ハリーとメーガンが住む予定だったとか… . 2度めのヴィクトリア女王を演じたのは 威厳·気品がありチャーミングな ジュディデンチ😌 まだまだ女王物演じてもらいたい✨ イギリス王室物映画大好き 衣装を観るのも楽しみ

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lily

4.0名高い女王

2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1887年、女王即位50周年の記念式典に参加するため、インド人(アリ・ファザール)が招待される。 女王(ジュディ・デンチ)は高齢で毎日のように繰り返される行事に飽き飽きしていたが、このインド人青年と出会い、生きる意欲を復活させていく。 2010年に発見されたこの青年の日記をもとに構成されているが、名女王の晩年を演じたジュディ・デンチを堪能できる。

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いやよセブン

4.5なぜか見ている我々もインド人アブドゥルに癒される!

2020年12月27日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

英国ヴィクトリア女王は、 インド人アブドゥルの誠実な人柄が気に入って、 自分の側近にする。 政治や権力、おベッカにまみれた王室の中で、 孤独な日々を送るヴィクトリア女王にとって、 アブドゥルと話す毎日は、 とても心休まる日々だったに違いない。 皇太子を始めとして王室は、 下層民でイスラム教徒のアブドゥルが ヴィクトリア女王を一人占めする様を 脅威と感じ、何かにつけて難癖をつける。 最後は、とても悲しい結末だが、 心が温かくなるストーリーです。

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うさぎ

3.0いい映画

2020年3月24日
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鑑賞方法:映画館

女王が本当に可愛らしい ものすごく盛り上がる内容ではなかったけど、 よかったです。

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つぶちょこ

3.5女王が可愛すぎる

2020年1月27日
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鑑賞方法:VOD

再び人を愛する喜びを得て、イキイキする女王が本当に素敵で可愛らしい。 2人が初めて目を合わせた時の、ジュディ・デンチの瞳が美しすぎてドキドキしてしまった。 ストーリーは、なんかちょっと一方的に美談にしすぎな感じがしたけど、女王役のデンチ様は本当に素敵だったと思う。

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三月☆うさぎ

4.0史実に隠された真実

2020年1月20日
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鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

怖い

ジュディ・デンチということで期待して観ました。その気持ちを裏切らない素晴らしい演技で、最初、ほんとにジュディ? と思うくらいの仕上がりでした。話もわかりやすく、人間の醜さに嫌悪を抱くような作りで、胸にくるものがありました。

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ユージーン

3.5二本立て一本目。ほぼ実話らしい。 これは身分と年齢を超えた愛ではな...

2019年10月26日
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鑑賞方法:映画館

二本立て一本目。ほぼ実話らしい。 これは身分と年齢を超えた愛ではないか、と思った。 が、待てよ…女王、寂しかった?惚けてた?インド人の方もどこか胡散臭くもあり。で、純粋なものが感じられなかった。ってか、老女の恋愛見せられても…ね(笑) 注目はもう一人のインド人です。◯◯◯過ぎる。

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はむひろみ

4.0こういう話が観たかった!

2019年10月16日
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泣ける

楽しい

幸せ

この評価が映画として正しいかどうかよくわからないけど、私はこういう話が大好きだ こういう話が好きでこういう話が観たくて 間違って「女王陛下のお気に入り」を借りてしまった後での感動は想像以上だった。(こういう話は最も嫌い ヴィクトリア女王役の女優さんが超キュート! まるで少女のような純心さが、息子や周りの貴族達の嫉妬にまみれた醜さと対比して際立っていた アブゥドゥルが女王の靴にキスするシーンがとても好きだ 昔は、靴を舐めるとか足元に口づけるとか聞くのもおぞましいくらい嫌で、卑屈で侮蔑的だと思っていたのに あんなに愛おしむキスをされたら女はみんな舞い上がるよね 私の大好きな小説家の永井路子さんが、女王の時代にイギリスは必ず繁栄したが、その中でヴィクトリア女王の時代の繁栄は他と異なると言った ヴィクトリア女王だけは、女王である前によき妻であった。 補佐である夫の意見をよく聞いたという。 ヴィクトリア女王時代の繁栄は女王の器量というより当時のイギリスの国力が最大であったからだと。(産業革命期?) その話を読んで私はヴィクトリア女王のファンになった(「歴史をさわがせた女たち外国編」 永井路子さんのこの話はアブゥドゥルの日記が発見される前に書かれている。 この映画の冒頭に書かれた「この映画はほぼ事実である」というのは信じて良いと思われる。

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アクアMARINE

4.0ヴィクトリア女王の哀しみと退屈を救った異邦人従僕との交流を優しい眼差しで描く

2019年7月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

2019年は英国女王を主題にした映画が3作、日本でも上映され、どの作品も興味深く鑑賞した。 歴史の順で言えば、 1.「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」  シアーシャ・ローニャンとマーゴット・ロビー演じる二人の女王が16世紀のスコットランドとイングランドの複雑な関係に翻弄されつつ 自らの生き方を貫いた姿を描いた秀作。 2.「女王陛下のお気に入り」  18世紀初めに英国を支配していたアン女王を取り巻く人物たちを描いた物語。主演のオリヴィア・コールマンがアカデミー主演女優賞を獲得した鬼才ヨルゴス・アンティモスの秀作。 3.そしてこの作品。  内容は表題から類推できます。 <もし時間と英国王室に興味がある方であれば、この3作品を時系列で観ると(繋がりはありませんが)英国王室の姿が少しイメージできるのではないかなと思います。そして、豊かな時間も過ごせると思います> <2019年1月26日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

4.0ジュディ・デンチ

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

ジュディ・デンチ 素敵です。 最近、女王、王女、インド統治という英国を題材にした映画が多いですが、これは国策(?)ですか? 日本では皇室を題材にしたこのような映画は考えられないので、これはこれで素敵でしたが、時の権力者から必要以上に寵愛を得るとこうなりますよね!二人とも分かっているようです! ほぼ事実ということですが、どこまで事実かは分かりませんが良い実話だと思います。

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taiyasan

3.5ヴィクトリア女王って開明的だったんだ!

2019年3月12日
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鑑賞方法:映画館

イギリスは今だに階級社会だというのに、100年以上前の女王は階級、学歴、血筋などにとらわれすぎずに、実力で人を見る目を持っていたことに驚きです。そりゃ隠すわな。

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こばりん