劇場公開日 2019年1月25日

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「ヴィクトリア女王の哀しみと退屈を救った異邦人従僕との交流を優しい眼差しで描く」ヴィクトリア女王 最期の秘密 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ヴィクトリア女王の哀しみと退屈を救った異邦人従僕との交流を優しい眼差しで描く

2019年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

2019年は英国女王を主題にした映画が3作、日本でも上映され、どの作品も興味深く鑑賞した。

歴史の順で言えば、

1.「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
 シアーシャ・ローニャンとマーゴット・ロビー演じる二人の女王が16世紀のスコットランドとイングランドの複雑な関係に翻弄されつつ 自らの生き方を貫いた姿を描いた秀作。

2.「女王陛下のお気に入り」
 18世紀初めに英国を支配していたアン女王を取り巻く人物たちを描いた物語。主演のオリヴィア・コールマンがアカデミー主演女優賞を獲得した鬼才ヨルゴス・アンティモスの秀作。

3.そしてこの作品。
 内容は表題から類推できます。

<もし時間と英国王室に興味がある方であれば、この3作品を時系列で観ると(繋がりはありませんが)英国王室の姿が少しイメージできるのではないかなと思います。そして、豊かな時間も過ごせると思います>

<2019年1月26日 劇場にて鑑賞>

NOBU
bionさんのコメント
2020年4月6日

映画をまちがえました。
でも、そのうち見る予定です。

bion