トリノコシティのレビュー・感想・評価

設定がバレバレなんだな。
でも、ヒロインは存在感があって良かった。
めがね有りと無しでこれだけ変わるのも凄い。
それにしても、シックスセンスそのままでした、よくこれだけ真似したな、いけシャーシャーと。

中学生、高校生とその親に観て欲しい。結果的にシンプルな話だけど、この時期特有の心のモヤモヤ感を抱えたことある人は好きになれる。違う役者さんならどうなるかなーとか欲張りなことを少し思う。

ストーリーをほとんど知らないまま見に行きましたが、世界観に引き込まれてあっという間の80分でした。
最後のどんでん返しにも驚きました！
オススメです。

宣言通り、細かい芸を見直すために、この日も同作品を鑑賞してみた。
前提として、私は映画館が好きだ。
映画館でしか得られない、エネルギー(画像、音、空間、他人と感動を共有している状況)を感じるのが好きなのだ。
誤解を恐れずに言えば、寝れる映画は自分にとって良い映画だと思っている。
某怪獣映画を17.5回見たときは、みたいところは起きて、仕事疲れの体が素直に眠気を訴えて来たときは、その願いに答えていたものだった。
この作品の音のちからはすごい。
最初から名曲のエネルギーをまずぶつけておいて、日本語の力で分かりやすく世界観を説明する。
そのあとBGMにもさりげなくアレンジした音を流し、
優しいピアノの調べが心を癒す。
何より、主人公の春風のような温かい、ふくらみのある優しい声は、どの台詞を聞いても耳障りな点が見当たらない。
迷ったり悩んだりしている人間は、１度彼女にあの声で叱られてみるといい。
もう一度ちゃんと生きてみよう、ときっと思えるはずだから。
音のちから。
そのエネルギーにおいても、この作品は良作だと感じた。
☆の数は気にしないでほしい。
人はいつも勝手に感じ、明日は1、明後日は5とコロコロと意見を変えるもので、
私もその愚かな観客のひとりだからだ。
そのような数に惑わされず、まずは１度見てほしい。
そんな映画だった。

40mpさんの曲のイメージから何ができるのか期待していました。結果、非常に良くできていて感動する映画でした。
SNSを舞台にした世間をゾッとさせる事件が沢山あります。事件にならなくても、際どい心境にある人は沢山いると思います。その人たちに脱出のヒントを与えてくれる映画です。「生まれてからは自分だけの命じゃない」とか「自分の頭でよーく考えるんだ」とか、それぞれのシーンにマッチした、突き刺さる言葉が沢山ありました。小中高の皆さん、大学生でも立派な大人でも、心が弱くなってる時に見ることができたら、気持ちが晴れて自信が湧いてく素晴らしいストーリです。
出演者のみなさんも自然体の演技で、かつ、網走の幻想的なシーンも素晴らしく、かつ、監督はじめ皆さんの想いが感じられました。

主人公が全くの他人の病室を尋ねるシーンがあってね、全くの他人がいるのに医者が病状説明しはじめんの。「いやそりゃねえだろ、脚本ひでえな」と思ったらそうじゃなくてね、あとで種明かしがあんの。

「え、なんかおかしいよ？」って違和感をもって観るシーンだったんだけど、単純に「こりゃ脚本ひでえな」と思っちゃったな。続くシーンが、その病室にいた病人とお父さんの事情を全部台詞で説明してくるから「こりゃホントにひでえ」と思っちゃうのね。

ストーリーはありがちな話なんだよね。良くまとまってるとは思うけど。

主人公の山崎丹奈さんは、役に良く合ってた。出て来るイケメンたちも頑張ってたな。

昨今色々な原案の映画実写化されていて
ある意味期待しないで、先入観なしで観たのですが
思った以上に感動しました。
年齢により入り込める、込めないがあるのかもしれませんが
元々の40ｍpさんの「トリノコシティ」にある、なんのために生きるのかと言う命題をきちんと表現されていました。
途中途中で笑いを挟みつつ、生と死に向き合いもがく10～20代の若者の悩みを、
曲の世界観そのままで描いた作品だと思います。
ぜひ10代～20代の人達に観ていただきたい。
また、ある程度の年齢であっても
素直に感動できるかと思います。
個人的に網走監獄でのシーンは必見ですね！

ボーカロイドを実写化と聞いて興味本位で鑑賞したが映画としての完成度が高く予想以上でした。
Twitterの評価が高く鑑賞しました。
ボーカロイド知る・知らない関わらず映画作品として素晴らしい作品。
物語前半部分から周りからすすり泣く声が聞こえ、私自身も涙腺が崩壊。
ここまで泣ける映画とは知らず完全にやられました。
特にヒカルがボロ泣きです。明日夏、充もこの作品で知って好きになりました。

物語のストーリー。初めは？？？から一気に後半に畳みかける内容で最後まで目が離せない。最後の衝撃の展開は予想外。
８０分あるのに、あっという間に映画が終了してサブタイトルの過去最高速の夜が明けるに納得。
映画が終わる頃にはもっと長く観ていたいと思いました。

曲の歌詞からここまでのストーリーになったのは圧巻です。
映画観て曲聴いてまた映画観たくなります。
最初はボーカロイド実写化と聞いて半信半疑でしたが、トリノコシティの歌詞や原曲を大切にされている映画で応援でき、初音ミクの声や歌が入ってたのは驚きました。音楽がボカロPなのでその人の影響かも。歌と歌詞と映像のリンクが凄い。

知らない俳優でしたが、物語に引き込まれ映画が終わる頃には好きになりました。
映像・音楽・俳優も良く、今年イチ押しの映画です。
思春期や悩んでいる人に特にお勧めです。
トリノコシティに完全に虜になりました。

希望として
円盤欲しいのと、期間延長希望、新宿が遠いので他の劇場公開もして欲しい。レイト以外でも希望。

ハンカチ持って映画観る映画。

ストーリー★★★★★
俳優★★★★
音楽★★★★★
泣ける度★★★★★
笑い★★★
ハラハラ度★★★★

やり残しを持って死んでしまった人を成仏させる為の手助けをすることになった女子高生の話。

人の手助けをする中で自分と向き合い居場所を探す…あまりにも毒がなくて、白々しい程の純粋さを持った良い子ちゃんじゃないと素直に楽しめないであろうストーリー。

演者も若くて演技力も…ボカロの様に感情表現には乏しかったり、棒だったりするけれど、ほんのりせつなく温かい青春おとぎ話をキレイな心でみてあげて下さいな。という感じかな。