サニー 32のレビュー・感想・評価
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教祖様
11歳にして同級生を切り殺したがネット上で「犯罪史上最も可愛い殺人犯」と神格化されサニーと呼ばれた少女がいた14年後、ストーカー被害にあう中学教師が誘拐されて巻き起こる話。
一人の生徒に異変を感じるも上手く心を開かせることが出来ない主人公が、突如誘拐されサニーと呼ばれるという展開。
本人が否定しているがどうなんだろうと感じたが…何も深く考える必要なかったし、そこから分けがわからない程のご都合主義の連続で「ktkr」な展開に。
さらに何故か持ち上げられてドタバタ劇の繰り返しだし、衝撃的なことも特になく最後までしまらず。
〇〇な壺とか水とか買っちゃう様な人には面白いのかもしれないけど、自分的には何だそれ?かポカーンな感じで悪い意味でばかばかしくて響かなかった。
ポスターと予告と宣伝はとても良い…
たまたま観に行ったら初日舞台挨拶の回に行けました。溺愛しているリリーフランキーだけじゃなく、ピエール瀧・門脇麦や白石監督、あときたりえも見れました。嬉しかった。
しかし映画の感想は難し過ぎる( ̄▽ ̄|||)
舞台挨拶は映画観る前に行われたのですが、その時のリリーの反応みて、昔「お父さんと伊藤さん」という映画観た時の舞台挨拶のリリーと同じような雰囲気だったから、まさか…と思って観たけど…。なるほど(笑)という感想でした…全編通して。
物語は、小学生の時に同級生を殺した女の子がその当時顔がネットに流出し可愛かった理由からネット上で話題に、カルト的人気者になり、その女の子が大人になってピエールやリリー含む根強い信者達に誘拐され軟禁されるところから始まるのですが…。
この映画内容の良いところは、音楽でいう転調的な、起承転結それぞれ別ジャンルの映画を観ているように雰囲気や展開がどんどん変わっていくところ。かと思う。きたりえも、「映画を見始めた時と観終わった後、全く違う印象になります」と言っていてそれは間違いないのだけど…。観た人たちのリアルな感想がこわいけど聞きたい。笑
勝手な私の意見を言えば、こういうカオスな映画(でもテーマ性は強く、結構道徳的な内容です)や撮り方なら、園子温監督なんじゃないかな?そっちのほうがしっくり良い感じなB級な世界観が描けるのではと思いました。白石監督は、日活ロマンポルノリブートの「牝猫たち」も観て思ったけども、どちらかといえば「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「彼女がその名を知らない鳥たち」などの全国上映よりの大規模な映画のほうが向いてるのではと…。勿論大好きな監督なので無条件に、やっぱ和彌の映画サイコー!とか褒めたいのですが…。でも次の「孤狼の血」はめちゃくちゃ楽しみです、役所広司だし!
あとエンドロールみて秋元康がスーパーバイザーとして参加しているのもどうも気になった…。「ラストアイドル」のような番組の企画はまじで天才的だし尊敬しているんだけど、こういう映画は違うのかなあ…どこまで関わっているのかは分からないけど。余談ですがAKB系列で卒業後に女優活動した女の子達の中で一番いいなと思ったのは「さんかく」の小野恵令奈。吉田恵輔監督はキャスティング能力も高ければ演技経験の浅い人をストーリーや内容含め活かせる監督だと思う。
舞台挨拶は、すごくほっこりしたよ。ピエール瀧とリリーフランキーの関係性も仲良しで素敵だし、リリーの麦ちゃんへの絡みやいじりがいちいち可愛い…。麦子、って呼んでたし…。テレビのまんまの閉口的な麦ちゃんに対しリリーは絡み、特にそれに対してあまり動じない麦ちゃん…かわいいかわいいorz!!「二重生活」では大学教授と生徒の役を2人はしていたけど、あんな教授と生徒、男女関係とか無しに普通に萌える…。
かわいいで言えば劇中のきたりえは教師という役柄もあったのか少し老けてるような印象を受けたけど、その分蒼波純は可愛かったです。
秋元クオリティ?
そりゃ、期待度は上がるだろう監督と俳優陣。しかし・・・ エンターティンメントに特化するのならそれに吹っ切ってもいいし、もっと社会的メッセージを送りたいならばそれでもよい。今作品は、結局そのどちらにでも行かず、それなりのバランスで進んでいくのだが、それが冗長さを招いてしまい、訴えたい主題を散漫にしてしまっているように見受けられる。『人を殺すと罪を償えなくなる』という台詞等、なかなか重いテーマを差し込んでこようとしているが、登場人物のインサートが余りにも唐突で理由が希薄だから、感情移入が全く出来ない構成となってしまっている。とにかく、俳優の無駄使い感が否めない。ピエール滝、リリーフランキー、門脇麦、なんでこんな勿体ない起用なのだろうと、残念でならない。過去の作品の切り貼り感も相俟って、ギリギリした切迫感も概視感がぬぐい去れない。タブー感を出したかったのか、ワキガの問題、パチンコ店の北朝鮮への送金問題をヌルッと差し込むところもアザとらしいし、不快でしかない。何の意図があって、これを織込んだのか、解説して欲しい程だ。パチンコ店がミサイル開発に加担してる証拠があっての事なのか、憶測とネットの与太話で映画に差し込むことの罪については制作陣は考えたことがあるのだろうか?・・・
『ktkr』なんて、2ちゃんでは随分古いしね。多分、なにかのメタファなのだろうけど、読み解く手立てがないのでノイズでしか受け取れない。
なんだか悪ふざけが過ぎたような興味を削がれる内容は、もしかして表題のクオリティだからなのか?主演のAKBは演技が出来ているのか?
魂は細部に宿る
神降臨?
最初は良かったけどね
後半からどっちらけ〜
面白そうだったのに
なんか勿体ないってか
残念でした。
ラストは
カラオケBoxで
そこにはバラバラ死体
カッターを持って立っているのは
生徒じゃなくて
偽物サニーが...とか
いや
やっぱ生徒で
サニー降臨
ん〜
わかんないけど
も少しパンチが欲しかったです。
門脇麦も
誰に監禁されてるんだか
ホントに本物サニーなのか
ほったらかしだし
ピエール瀧にリリーフランキー
このコンビってだけで
期待し過ぎたかも...
ネットに降臨したネ申 サニー
11歳の時に同級生を殺し、ネットの世界で神格化されたサニー
それから14年
新潟で教師をしている赤理は誕生日に見知らぬ男から「お前、サニーだろ」と言われて拉致監禁されてしまう
はじめはサニーではないと否定していた赤理だったが、いつしかサニーであることを認め、ネットの世界に神として降臨する
私もこうして毎日、SNSに顔を出しておきながらこんなことを言うのもナンだけど
ネットの世界で生きている人たちは、承認欲求か強い人たちなんだなと思った
人から認められたくてネットで自己主張をする
だから、人並み以上に他人に愛を求めるチカラが強い
そして、彼らのようなサニーを神と崇めるネット民の願いを叶えるように
突如として現れた魔法使いのハリー・ポッターは、赤理に魔法をかけ
赤理を田舎の教師から愛の伝道師 サニーへと一瞬にして変えてしまう
誰かに強く愛して欲しいネット民は、教祖になったサニーの言葉に癒されていく
では、なぜ、彼らは承認欲求が強いのかといえば
現実世界の人間関係が希薄で、うまくコミュニケーションをとることができないからだ
だから、愛して欲しくても、友達になりたくても、相手にうまく伝えることができずにネットの世界へと逃げ込んでいく
現実世界の人間関係が希薄だからなのか、命の重さもとても軽い
だからといって、ネットの世界が悪いわけではなく、そこが彼らの避難場所になり、居場所になっていく
いつしか、そこから逃げ出したくなったり、自分を変えたくなったなら、サニーのように飛んでみたら、違う世界にたどり着けるかもしれない
そこに希望があって良かった
いろいろと残念すぎる
アイドル誕生映画
今日本で一番熱いやつら もとい 監督の一人である白石和彌の映画という事で鑑賞。
個人的には一人の抑圧された女性が自分の中の アイドル性 を覚醒させるお話 と捉えた。
最近のアイドルとネットの親和性にスポット当てた上で その虚像性と虚像ゆえの神々しさ 両方をキチンと見せたという点は凄く好感を持てた
ただ個人的に感情移入できる人が誰もいなかったこともあり全体的に ふーん というテンションでしか見れなかったのは残念(自分の問題たが)
ピエール瀧とリリーフランキーの安定感は流石
北原里英も顔舐められたり寒そうだったり気合の入った演技で良かった
人を選びそうだけど刺さる人には刺さりそうな映画だった
複雑
微妙
期待はずれの極み
始めの30分くらいまではおもしろくなりそうな雰囲気があったんだけどその後は観てるのが苦痛なほどツマランかった。
やけに長い中ダルミだなぁと思っていたらラストまで突っ切っちゃいましたw
白石監督で瀧とリリーさん出演っていったらハズレ無しだと確信してずいぶん前から楽しみにしていただけに残念だった。
ストーリーもつまらないんだけど主演の女の子の演技がヒド過ぎ…まず単純にセリフが聞き取れないし、ルックスも全然魅力を感じない、これは美人とかブスとかの話じゃないです。
前半のピエールさんとリリーさんの鬼気迫る演技は最高でしたが後半空気でした。しかしあのグダグダストーリー展開では空気でいてくれたほうが良かったと思う。
いやはや観ていて苦痛なほど面白くない映画は久しぶりでしたが本当に何とも説明できない侘しい気持ちになりますね。
微妙
悪くはないが
_φ(・_・殺人の本質
AKBのメンバーが主役?監督血迷ったか?さにあらず、適役で体当たり演技でした。凄く良かった。実際の事件 ネバダ事件をモチーフにしてます。ネットで神格化された殺人鬼にとある教師が間違われて破茶滅茶で血ドロドロの展開。景気良くテンポよく人が死んでいくんだけど殺人っていうのは偶然と衝動の集合体だと思っている私としてはものすごく納得いくものでした。なんで殺したなんてわからんのだね。
ピエール瀧とリリーフランキー最恐のコンビ。ものすごく怖い。
〝凶悪〟に続き最恐の演技。門脇麦、恐らく彼女は日本を代表する女優になると確信した。ノエル君も良かった。
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