モリのいる場所のレビュー・感想・評価
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また観たいです
マルサの女から早31年、大画面で杖をつかせたら山崎努さんの右に出る者はおりませんね、演技全てに敬服致しました❗
樹木希林さんは安心の予定調和、やっぱりな、それが素晴らしい。
そして音楽がいい、牛尾憲輔さんってアグラフの人ですよね。単調で不協和音っぽいコード進行がほんのちょっとセロニアスモンク。サントラの「今日は池まで」とか「外出」がマイフェイバリット。
最後にカメラ、昆虫や爬虫類や鳥の映像をまるでナショナルジオグラフィックみたいに撮るっていったいどれ程の忍耐力なのか、謎。
とは言うものの観客のほとんどがじじばばだったのが心残り、もっと広い年代の人に是非。
タライと宇宙人のシーンは一体何?
表札
下手も絵のうちです。それ、人生もね。
ある一日のドキュメンタリ、というよりは、ある一日のファンタジー。いや、コントともいえよう。先に本を読んでいて、あの穴ってどういうの?、知らない男はどうなる?って興味津々で、これをどう映像化するのかってワクワクして鑑賞。
はたして、その期待値を軽々と超えた。絵描きの話なのにね、この老人一つも絵を描いてるシーンがないんだよね。もう、山崎努と樹木希林が何とも言えない。ずっとふたりの会話を隣で聞いていたい。これ以上の適役がいるのだろうか。「要らないそうです」にはぶったまげた。周りの人々も曲者ながらも善人ばかり。思いがけないお笑いも入れ込み、満足して観終えた。
このあと、千早町の熊谷守一美術館に行った。二階に、妻秀子が若かった頃の絵があった。タイトルは『某夫人像』とあった。つまり、このとき秀子はまだ人の妻で、のちに守一と再婚するわけだ。この絵の秀子の表情がとても可愛げで、本人が自分の気持ちに気がついていたかどうかはわからないが、秀子のことを好いていただろうとわかる。間違いなく、好きな人のことを描いた絵のオーラが出てる。そんな二人のおよそ60年後が、あの映画なんだなあって、微笑ましくなった。
庭が宇宙
今年43本目鑑賞
山崎、樹木両名、賞レース確定。
30年近くも自宅から出ていない
モリにとって庭と家族、来客が
世界。宇宙。
製作に、イオン。
ジジイとババアばっかりだった。
戦略的にいいテーマ。
でも、ドリフのくだりは頂けず。
映画っぽくない映画作品?
素敵な作品
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