劇場公開日 2018年5月19日

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モリのいる場所のレビュー・感想・評価

全87件中、41~60件目を表示

2.5あり

2018年7月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

寝られる

萌える

熊谷守一とは極々僅かな縁がある。
だから、ちょっとだけ思い入れを持って足を運んだ。

世俗を超越した世界に悠然と居きる希有な天才。
その端から見るとユーモラスにすら感じられる姿を、
蟻のシーンのように淡々と描いているところは良かった。
心を清々しい風が吹き抜け、笑みがこぼれた。

しかし、そこに作為的な要素が入ってしまうと、
一転、陳腐でそれまでの心地よさが一掃された。
文化勲章を断った最大のイベントが一瞬にして凍りついた。

天才画家に対する敬意は希薄で、
おかしな老夫婦に終始してしまった感があったのは残念。

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みみず

2.5ひねりは必要か?

2018年7月20日
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家の庭でずっと自然を観察し、描き続けた画家・熊谷守一の映画。
沖田修一作品で、熊谷が山崎努、その夫人が樹木希林ときたら期待せずにはいられない。
二人の好演は言わずもがなだが、ん?その要素本作にいる?といったひねりが用意されているのが残念でならない。確かに単調なストーリー展開になるのは想像に難くないが、それを淡々と丁寧に描くことこそが熊谷守一を描くということなのではないだろうか?

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まぁみどり

3.0役者がうまい。ただテーマが何とも。好きな人は好きなんだろうね。宇宙...

2018年7月18日
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役者がうまい。ただテーマが何とも。好きな人は好きなんだろうね。宇宙のあれはなんだかね、すっきりしなかった。

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khapphom

4.0いまの山崎努と樹木希林を「時間の冗長性」と共に40代監督が映し出す贅沢

2018年7月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

モデルとなった人物の予備知識ほぼなし、演者と監督に惹かれて観賞。
基本的に長ったらしい映画は嫌いだが、沖田修一はむしろ「時間の冗長性」を映画の最大の贅沢と考えている節があって、それこそがこの監督のメッセージ性なのかとも思う。この作品では、外界とは時の流れが異なる画家の庭という極めて限られた空間が主題のため、まあ上手くハマっている。
山崎努の存在感は流石で、一瞬彼とわからぬほど。
家族映画における樹木希林の佇まいはやはり一流で、どの家族映画でもそこの家族の中に溶け込んで一員としてそこにいる。
この二人の会話はずっと聴いてられるなぁ。老夫婦の生活感とそれに根ざすおかしみが混じり合った会話。
この両名がこの先に演じられる作品も時間も無限ではないので、やはり連ドラよりは少しでもこうして多くの映画監督(特に若手から中堅になりかけの世代)と仕事をしてもらえるとありがたい。もちろんTVドラマ等でも気を吐いている人々がいるのは承知だけども、どうしても制限と拘束負担が大きいのでね。
何より、最近の中堅世代監督の中に、映画・人・役者の三者に対して誠実であろうとする姿勢が窺える監督が複数いるのは心強い。そうした監督が本作のように実力あるベテラン役者と仕事をできるというのは、邦画にとっていい状況のように思える。
とはいえ作品として難がない訳でなく、ちと映画としての「転」に拘りすぎたというか突飛な印象を受けるシーンがあって、やや蛇足のように思った。ただただずっとゆったりとした時間が進む映画でも構わないんだが。
もう上映映画館もほとんどないが、庭にいる身近な虫や小生物などの愛らしさを追った虫萌え映画でもあったので虫好きは映画館で観るべき。音響も丁寧。大掛かりな映画とはまた別の方向性で、手間暇かかった豊かな映画だった。

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ぷらさか

2.5いやいや、それはないでしょ

2018年7月15日
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鑑賞方法:映画館

いやいやそれはないでしょという感じのおちゃらけのオチがいくつかあり興ざめしました。実在した芸術家の淡々としたストーリーの中に変化をつけるつもりで創作したシーンだと考えますが、むしろ作品の価値が下がったと思います。
熊谷守一氏とその妻が自宅の庭を生活の拠り所とする魅力を、余すところなく徹底して表現できる日本を代表する俳優陣を揃えながら、それが失敗に終わったのは残念です。
それは、無駄なシーンの方が強烈なインパクトを残したからだと感じます。狭い空間であっても自然が織り成す世界には、かけがえのない美しさがある。だから30年もの間に自宅の敷地から出ることがなかった熊谷守一の生き様をもっとしっかり伝えるべきでしたね。

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ロンロン

4.0ホントに左から2番目からなのか⁉︎

2018年7月11日
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snowball

3.0のんびりとした映画でした

2018年7月9日
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特に展開もなく物語が進む映画が苦手な人はつまらないかも。

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ʕ•ᴥ•ʔ

3.0日本の名優達

2018年7月5日
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myuwmyuw

3.5ゆっくりした時間

2018年6月29日
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小さな面白いが隠れている。
全体には、ものすごく緩いので、
ダルいときもある。

が、そのゆるりとした時間がこの映画の
よいところだから仕方ない。

この人達の知り合いとして、
生活したかったなー的な空間だった。

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HDpooh

3.5俗世間と離れた

2018年6月23日
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ごっとん

4.0平和に笑える

2018年6月21日
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鑑賞方法:映画館

熊谷守一のある一日を描いた映画。話は庭を散歩したり、たくさん来る来客の対応したり、めちゃくちゃ平坦なんだけど、暖かい目で見守れる。

そして最後のモリのもっと生きたいってセリフがずーんときた。おじいちゃんとかってもういつ死んでもいいって言う人いるけど、90歳超えててもなおまだ生きたいっていう生きる希望みたいなのを持ってていいなって思った。

これ、レディースデイの朝に見たんだが、ばあちゃんとおば様でほぼ満席で、自分の想像をはるかに超えた笑い声がすごくて新喜劇を見に来てるかと思った。

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せつこん

3.0残念です。

2018年6月15日
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鑑賞方法:映画館

この画家の芸術や生き様を題材にしたものかと思って、制作発表の時から楽しみにしていましたが、まるで違いました。

映像や舞台美術、樹木希林の存在感など出色である面は多々ありましたが、脚本のせいなのか?ユーモア程度は楽しめるが、ドリフのギャグや宇宙人のくだりなど何か意図があったにしてもおふざけはいらないし、こう言ったまとめ方は、実在した画家を変人として扱った単なる商業映画になってしまったという印象です。

邦画は、こんな風に他にも色々な要素を入れないと売れないという考えがあるとすればその志向が完成度の低い仕上がりに繋がったのかと印象をもちました。

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studio

3.0勿体ない。

2018年6月15日
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noripppe

2.0ふるやのモリ

2018年6月13日
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鑑賞方法:映画館

山崎努はまさに熊谷守一が憑依したかのような枯淡の造形を見せるが、それ以外がどうもいけない。守一がハサミで食材を切りながら食べるシーンあたりまでは悪くなかったのだが。もともとあまりドラマらしいドラマがないからだろうけど、それを無理やり付け足したような夾雑物が多すぎる。タライのくだりなど噴飯ものだ。(たとえば)熊谷守一の作品展から受ける雰囲気とはまるで違ってしまった。私としては、ヴィクトル・エリセの「マルメロの陽光」のようなイメージを期待していたのだが。

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梨剥く侍

3.5タイトル通り

2018年6月12日
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笑える

幸せ

日常で自分の「いる場所」を意識することは少ないですが、
この一味違った芸術家とその庭を通して、自分たちの「いる場所」について考えました。
かつては日照権が認められていなかったように、良かれと思った発展が誰かを追いやり、損なっているのかもしれません。
私たちはこの時代にそれぞれのいる場所を持っています。
誰かの「いる場所」に想いを馳せなければ、残酷に追いやってしまうこともあるかもしれません。
私は今どこにいるのだろう?

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こそちま

3.0団塊世代受け

2018年6月10日
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鑑賞方法:映画館

前に観た東海テレビドキュメンタリー
「人生フルーツ」のイメージが強かったので
期待感があり過ぎた私…

でも、我が庭と共に生きるモリとそれを支える糟糠の妻…夫婦の在り方に愛らしさや温もりを感じました

池の処理に困り宇宙人に助けられる現実離れした出来事も、あの庭でなら起こりそうな…
庭の総てを知り尽くすモリが見つけた見知らぬ石ころは宇宙人に繋がる…

笑いを織り交ぜてあるのはいいけど…
ドリフのタライが落ちるシーンとか要らない様な^^;

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ぴくにっく

3.5映画好きの監督さん

2018年6月4日
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大都会でもなし
大自然でもなし
へそ曲がりでもなし
奇人でもない

ただそこに生きている

何かをしてもしなくても人はそこに集まっていく
変わっていく世間などたわいもないこと

何度でも生きていたい
もっと見ていたい

似ていく夫婦
反対の夫婦
どちらだってどうだって長続きもすればダメな時だってある

世間はどうであれ自分の世界は平和にしてあげたい
そこそこ手を加え、そこそこほっておこう
後はどうにかなるだろう
きっとそうだろう

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カルヴェロ

5.0いい娯楽映画です

2018年6月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

懐かしさが込み上げる映画でした。
何でもない話に結論を見出す事も目的とせず、話のオチも想定せずにワイワイ盛り上がって気が付いたら時間だけが過ぎている。みんなが同じ方向を向いて生きてるという感覚。
宇宙人とモリの会話は、「そうだったんだ!この事がモリの生き方の筋の一本なんだ! 」と勝手に合点しました。
観終わって…前日からの頭痛がスッキリ無くなっている事に気が付きました。DVDが今から待ち遠しいです。

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Michiko

4.0庭が世界

2018年6月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

見えないものが見える。それが彼だった。
庭はモリであり、小さき森は世界だった。

周りはドリフ好きの、日常の人々。
その日常の人々の間に、小さき眼差しがある。

・・・昔、実家の小さき庭も、季節の花々、木々、昆虫が棲む宇宙だった。今はコンクリートが剥き出しの「明るい場所」。自然の香りには、鬱蒼した茂みが合う。

そんな映画だった。

とはいえ、樹木希林の細かな演技にはほとほと感心したな。

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critique_0102

2.5いらない演出が多過ぎる

2018年6月1日
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shanti