「ドキュメンタリー色が強めです」ダンシング・ベートーヴェン めいべいびーさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリー色が強めです
もっと踊りのシーンが見られるかと期待していたら、予想より少な目。
ラストはスクリーン上で圧倒的なシーンを見せ付けてもらい、余韻に浸りたかったので、ちょっと物足りない感じ。
あくまで「ドキュメンタリー」映画です。
ベジャール自身も写真でしか登場せず、2014年の『第九』の再演にかかわったメンバー達を追う構成。
実際にモーリス・ベジャールバレエ団の日本公演を見に行くレベルのファンなら、関係者・ダンサーのインタビューや練習風景といった舞台裏を覗くのは楽しいと思います。
私は三浦雅士さん(舞踊研究者)の語りがすごく印象に残りました。
でも「バレエ興味あるかな」くらいの方だと、少し退屈かもしれません。
(試写会で鑑賞しましたが、居眠りしている方が散見…)
コアなバレエ好きのための映画です。
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