シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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世界観が好き。どこかディズニーやティムバートンっぽい。でもアメリカ...
世界観が好き。どこかディズニーやティムバートンっぽい。でもアメリカ映画的な毒が効いている。ソ連とアメリカの関係性や、差別問題についても示唆しつつ世界観を壊していないのが面白い。ストーリーは意外性にあふれているまでとは言えないが、良い作品だった。
愛は言葉じゃ表現できない!
パシフィックリムから来ました!
美しさが光る
デル・トロ版美女と野獣…なのだが、他にも色々と似ている映画はあるらしい。プロットはある研究所の実験体に同情、恋してしまった人間がそれを逃がすという単純なものなので、さもありなん。
ではデル・トロならではの特色は何かというと、やはり鬱蒼とした雰囲気を持った画と展開、登場人物の心理描写、そしてモンスターのデザインだろうか。全体的に暗いからこそ、ここぞという場面で明るい感情が際立つ。それがいい。美しい。
美女と野獣の交流シーンはとことん明るい。明るいのだけど、雰囲気はどことなく暗い。そう感じるのは、研究所員たちの実験、会議シーンは逆にとことん暗く、野獣への心配が付きまとうからだろう。
常にこれから先どうなるのか?ハッピーエンドになりうるのか?と不安にさせる作りになっており、悦びに溢れたシーンが出てきても安心はできなかった。
ゆえに、ラストもハッピーエンドに見えはするのだが、パンズラビリンス同様、現実なのか?妄想なのか?それがわからない。しかし、幸せになっていてほしいと、美しいラストであったと、そう願う点は皆同じだろう。
パンズラビリンスが好きならきっと楽しめる…というのもちょっと違う。多分に別の要素が入っている。むしろ、デル・トロファンではない、初心者向けの映画であると思う。
ファンタジー映画ですね
アカデミー賞たくさん取りましたねー。
好みの内容ではないのは明らかだったのですが、見に行きました。それでこそアカデミー賞の成果ってもんですよね!見に行くはずのない人までもが映画館に足を運ぶ。。。
ロマンティックな内容の映画です。
そういうお話が好きだとか、クリーチャーを特撮ではなく作り上げて実写していくという熱意がいいとか思う人にはすばらしい作品なのではないでしょうか!
個人的に、撮影技術云々には大して興味がないし、ロマンティックストーリーにもラブロマンスにも興味が無いオバチャンの私としては、「ふーん、、、」っていう感じの映画でした。
夢のないアラフィフになったもんだぜ。ふん。
う~ん、残念な映画
「気配」を描く
私的にはパシフィック・リムで既に総ナメ!
所詮アカデミー賞をとる作品なんてこんなものでしょう
所詮アカデミー賞をとる作品なんてこんなものでしょう・・・・
ある意味、この手の作品を見る度に、自身にが芸術的センスがないのかと絶望することがあるけど、意外に周りも同じような意見もあるし、この手の映画は開き直って見るようにしている。
ま、特につまらないと言う映画ではなかったが、しかし、凄く面白いと言う映画でもなかった。
ある意味、人の繋がりは形ではない的な要素として作った人間ドラマなのかな、相手を極端に進化させ、互いにハンデがある者同士だから、純粋に愛し合えるコミュニケーション出来ると言いたげなんだろうが、もっと違う表現も有った思うけど・・・
「ET」もそうだったけど、人と違うモノは、本来あっさり受け入れられないモノじゃないかな・・・ま、そこが映画なのかもしれない・・・・
また、本作品、ある意味コミカルに、ファンタジー風に、時代背景もある意味別の角度から見ればなかなか工夫して出来ている。
違う意味で言うのなら、おとぎ話かな・・・・・
しかし、半漁人ですが、良く出来ていたな・・・・
昔の「半漁人」が人を襲うパニック映画なんてまた見てみたいな・・・
最後まで結末が読めなかった
唯一無二のイマジネーション
ファンタジーなれど、上司のパワハラ、権力争い、障害、孤独、異なるものへの差別など、身近にありそうな問題のメタファーが満載。その中にあって、ヒロインの勇気と異なるものへの愛は美しいです。映像も美しい。唯一無二のイマジネーションで創りあげたデルトロ監督ワールドが楽しめます!
水と愛の形
身体的障害、人種、同性愛、恋愛、怪獣、定番となった冷戦下の米露競争などなど色々と織り交ぜておきながらそれなりには収まっている(活かしきれていないのかも...)ものの、その愛は本当に美しいのでしょうか? 「キングコング」的な逆襲の抵抗はなく「インクレディブル・ハルク」的な最終的に対立者に理解される展開もない。逃げ続ける抵抗。これは「E.T.」を彷彿させる。その「E.T.」的要素に「シザーハンズ」的要素も混ぜてそこに一つの共通点をもたせる。今作においてのそれは声を発せない。言語を扱えないという点。イライザは「彼は本当の私を見てくれる」みたいなセリフを口にしていたが、一体何を見たというのか。確かに怪獣も言語を扱えない。でもそれだけじゃない。何より見た目。ここで差が生まれる。共通点が二人を結びつけたのであれば、スパイ容疑で捕まった言葉を発することのできない男と偶然ヒロインが出逢う。これで先述の共通点は満たされた。監督が「水はどんな形にもなる。いかなる形にも対応できる」「shape of water is shape of love」とおっしゃっていました。美男美女の恋愛が美しいとばかりは思いませんが、いびつな形をした愛はそんなにも美しいものなのでしょうか?純愛ならばまだしも水の形は変化するものです。
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