シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
全668件中、121~140件目を表示
俺的に敬愛する監督さんが今迄は二人。今回三人目が爆誕!
エログロモンスター映画
ラブストーリー
おしゃれな映画
水の使い方がとてもおしゃれで、小物やセットもいちいちかわいい。
メルヘンチックだけれどどこかグロテスク、という世界観は「アメリ」を思い出した。
発話のできない女性と半魚人の心のふれあい、というテーマはとても好みで、途中までは「大当たりだな!」と思っていた。
けれどラストが腑に落ちなかった。
映像的にはほんとうに美しい。日本版ポスターに使われたのは頷ける。
けれど主人公が実は…というオチにはおいおいそりゃないだろ、と思ってしまった。
人間社会に馴染めず、さんざんな苦労をしたのはそもそも別の世界から来たから!水の中で幸せに暮らせるよ!というのは作品のテーマを覆してしまったような気がする。異種間コミュニケーションじゃないじゃん…
マイノリティにスポットを当てて丁寧に描いてきたのに、結局そういうオチかよ…と思ってしまったので星は4一歩手前、という感じで。
大アマゾンの半魚人を観てみたい
グリーン色が美しい
人魚?がいい。
タイトルなし(ネタバレ)
ピュアでファンタジックなラブストーリーを想像していたので、ちょっとグロいシーンが多々あり驚きました。サスペンスも好きなので、個人的には良かったのですが。主人公は見た目によらず積極的だったな。同じ掃除係のふくよかなおばさんが、気が良くて飾らない性格で好きでした。残忍なようで割と苦労もしてて人間味のある悪役さんとか、信念を貫こうとする博士とか、なんだかんだ言って広い心で"彼"や主人公を許しちゃう売れない画家とか、登場人物が個性的かつ人間味があって面白かったです。一方で結局正体ははっきりしない"彼"とか、お風呂場を水で満たしちゃうシーンとか、普通じゃない、いかにも映画らしいところもあり、そこもまた味わい深かったです。
冷戦時代アメリカの人魚の御伽噺
メモと感想
プロローグ、水の中を漂うように、この物語へ入って行ける没入感が気持ちよかった。
美術が女性的で綺麗。
歌と古楽器のレトロな音楽に彩られた、
水中を見るような色彩と、古い色彩の合わさった、カラーリングがファンタジックだった。冷戦時代の、まだ平和ではない寒さもあった。
ヒロインは、歳を取ったアメリのようにロマンチックだった。アメリを思い出したのは、彼女も言語のコミュニケーションに長けておらず、「語られる」側の描写が多いからかもしれない。
車や靴、映画館や研究所の建物に、こだわりを感じた。物語のキーアイテムがたくさん散りばめられていて、画面全体を見ていたくなるワクワク感が楽しかった。
シークエンスの切替時に、BGMや音が次シークエンスに繋がっていることが多かった。その余韻が独特で強く、心地よかったり、怖かったり、色んな表情があった。
半魚人を始め、
発語障害、同性愛者、戦後まもない黒人の、マイノリティな人たちや、権力が決して大きくない人たちが、「同じ人」だという温かみがあった。
職場では乱暴な「人間の王子」に、子どもたちがキスするシーンを見ると、不思議な気持ちになった。どんなモンスターにも好きでいてくれる人がいた。
後半の銃撃の悲劇と、描かれていないけれど、残されたストリックランドの子供たちを思うと、どんな争いも喪失は辛いなど、観終わってから思った。
前半で「見世物小屋のマーメイド」という言葉が出てきた時、「人間の残酷さ」が書かれた悲しい童話がモチーフだとドキッとして、どんな物語になるんだろうと主人公たちが心配になった。
だけど童話の神秘的で美しいところが、たくさん抽出されていた。
人魚が人間に狙われる理由になる、不死伝説。美しい歌声を失い、人間に生まれたお姫様、呪いを解く口づけ。
二人のメインテーマ曲が、水に溶けるように甘くて綺麗だった。
入り込めない(´-ω-`)
大好きな映画になりました。 予告を見ておらず、一切の予備知識が無い...
大好きな映画になりました。
予告を見ておらず、一切の予備知識が無いままふらりと映画館で観た映画です。
とても素敵な映画で、その後映画館でもう一度、DVDで三度鑑賞しました。
青を基調とした幻想的な画面、拘りのカメラワーク。
女性の60年代ファッション、主人公の服装の変化。
セクシーでキュートなクリーチャー。
などなど、視覚的にとても楽しめる映画でした。
全体的に仄暗い話でしたが、デル・トロ監督らしい、考察の余地があるラストやストーリーがとても好みです。
人魚姫の童話を思い返しながら考察をするのがとても楽しめました。
とても素敵な映画ですが、仄暗く痛々しいシーンが多く、ベッドシーンもあるので一緒に観る人は選んだ方が良いかも知れません。
全668件中、121~140件目を表示











