「主演のサリー・ホーキンスが魅力的。 「ブルージャスミン」(2013)で彼女を見た記憶はあったが、 「パディントン」などでこれほど活躍している女優だとは知らなかった。」シェイプ・オブ・ウォーター ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
主演のサリー・ホーキンスが魅力的。 「ブルージャスミン」(2013)で彼女を見た記憶はあったが、 「パディントン」などでこれほど活躍している女優だとは知らなかった。
動画配信で映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を見た。
2017年製作/124分/R15+/アメリカ
原題:The Shape of Water
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2018年3月1日
サリー・ホーキンス
オクタヴィア・スペンサー
マイケル・シャノン
リチャード・ジェンキンス
ダグ・ジョーンズ
マイケル・スタールバーグ
第2次世界大戦後すぐに(1947年ごろ)
米国とソビエト連邦は冷戦に突入した。
その時代の話。
物語は1962年、
ひとり暮らしの中年女性
イライザ・エスポジートは政府機関で掃除婦として働いている。
エスポジートとは伝統的に孤児の苗字らしい。
劇中にそういうセリフがある。
エスポージト(イタリア語:Esposito)は、イタリア半島起源の姓である。
伝統的には、この姓はイタリアで捨て子と養子、
養女に出された子たちにつけられたとされている。
イタリアが統一されたとき、出自が知れる姓をつけることは法律で禁止された。
彼女は耳は聞こえるが話せない。
手話で会話をする。
彼女は隣家のジャイルズと親密ではあるが、
彼はゲイだった。
イライザは同僚のゼルダと
政府機関に収容されているある生き物を見た。
アマゾンの奥地で捕獲されたという
それは人間に似た形ではあるがヒレや鱗がある。
半魚人と呼べるかもしれない彼になぜかイライザは魅かれていく。
意思の疎通も可能だった。
彼が好きなゆで卵を彼女は毎日隠れて提供した。
半魚人を管理する責任者であるストリックランドは
彼を解剖することに決めた。
ソ連のスパイであるホフステトラーは、
米国が半魚人の解剖で科学的にソ連をリードするのを
阻止しようと、半魚人を逃がそうとする。
イライザはゼルダ、ジャイルズ、ホフステトラーの助けを借りて
彼を研究所から脱出させた。
これはラブストーリーである。
怒り狂ったストリックランドは彼を捕獲しようと必死で探す。
主演のサリー・ホーキンスが魅力的。
「ブルージャスミン」(2013)で彼女を見た記憶はあったが、
「パディントン」などでこれほど活躍している女優だとは知らなかった。
サリー・ホーキンスとギレルモ・デル・トロ監督はこの映画で
たくさんの賞を受賞している。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。