「良い映画だが傑作とまでは...」シェイプ・オブ・ウォーター uttiee56さんの映画レビュー(感想・評価)
良い映画だが傑作とまでは...
米ソ冷戦を背景とした「掃除のおばちゃん」と「半魚人の怪物」の純愛物語。
惜しいなと思ったのは以下の三点。
・イライザが美人すぎ
この映画で言いたいことは「恋愛とは容姿ではない」ということだと思うのだが、それを語るにはヒロインが美人すぎ。裸きれいすぎ。それと老人にモテすぎ。
・イライザと半魚人が惹かれあう過程がよくわからない
イライザが半魚人に惚れた後の描写は素晴らしくて、そりゃ主演女優賞にもノミネートされるわなと思ったのだが、そこへ至るまでの過程が少なすぎじゃないか。
スパイ映画ばりの描写の方はどうでもいいから、こっちを膨らますべきじゃなかったのか。
・イライザと半魚人のセックスは省略ですか?
ストーリーに関係しないどうでもいいセックス描写はあるのに、なんで肝心のこっちの場面の方は所謂「朝チュン」で済ませちゃってるの?
これがあるとないとでは全然違う映画になるんだけど。
監督がやりたいことがブレちゃったのかなぁ...
ラストはしんみり感動しましたが、惜しいなと思いました。
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