「ファンタジー・ロマンス」シェイプ・オブ・ウォーター bunmeiさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジー・ロマンス
宣伝から思い描いていた通りのストーリー展開で「人魚姫」や「美女と野獣」のような種族を越えたファンタジー・ラブストーリー。
後半は、ハードな痛みもありましたが、最後は温かな想いに包まれた作品でした。
ギレルモ・デル・トロ監督としては、新たな愛のテーマを切り拓いた作品だったように思います。
作品の中でイライザ役のサリー・ホーキンスの事を敵役のマイケル・シャノンが「美人ではないが、喘ぎ声を聞きたい女」と言ってました。確かにこの作品2時間の中で、喋る事ができない彼女の体当たり演技に魅了され、その言葉に納得しました。(笑)
ファンタジーの中に、大人のリアルな愛の姿の描写は、あり得ないと思いながらも、いつの間にか、その新鮮さに引き込まれていました。
アカデミー賞にノミネート、どうでしょうね…⁉️
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