「素敵な話」シェイプ・オブ・ウォーター ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
素敵な話
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デル・トロ作品ファンならこういうクリーチャーの美しさがわかるのだろうか。徐々に慣れてきてだんだん良さがわかってくるものの、初対面は目を覆いたくなる気持ち悪さ。
それでもこれが良い映画だと思うのは、特撮や美術の懲りようだけではなく、ストーリーに複数のメッセージがあること。決してソビエトの擁護はしてないのだが、図らずも主人公とソビエトのスパイが協力するところなんか面白い。1961年当時の同性愛者もついでに描いてしまっている。
これまでデル・トロ監督は凝った美術、特撮・怪獣、ダークファンタジー、ってイメージだったが、この作品はキャリア最高峰・集大成ではないかな。
そういえばサリー・ホーキンス、パディントン2でもテムズ川を潜っていたなー。
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