スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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すべて終わらせる→全てやり直すに変えて
場当たり的な制作陣たちによる一貫していない新シリーズの綻びを、なんとか修正した形。
レイの出生の秘密は明かされるも、前二作とのつながりから唐突感は否めず、また、その設定ならば、エピ7からいくらでも違う展開をみせられたはずなのでは?と思わざるを得ない。
期待したランドの登場も地味。エピ8のローズ(私は嫌いではない)は、まるでいないかのような扱い。新たなキャラ、ジャナもフィンに心寄せる。フィンってそんなもてキャラ?
全編、エピ8が必要だったのか?と思わせる慌ただしさ。
完結して思う。
キャッチコピーを「全てやり直せ」に変えたい。3作一貫したストーリーがないのなら、作るべきではなかった。各エピソードの納得できない部分を振り返ってみようと思う。
●エピ7
・エピ4の焼き直しのようなストーリー
・カイロ・レンの軟弱さ
・フィンが使いこなしてしまうことにより、ライトセーバーの扱いが軽くなってしまったこと
・戦いに勝った側が30年後に窮地に陥っていることで、エピ4~6(そしてローグワン)の出来事がまるで意味がなかったかのような喪失感
・政治を行う場面や交渉シーンが一切無いことで、レジスタンスの規模が非常に小さく感じ、それに伴い世界観の小ささも感じた。
●エピ8
・ルークの隠遁の酷すぎる動機。弟子を闇討ちするような性格に変えたことへの憤り
・レジスタンスの杜撰すぎる計画。冒頭の爆弾輸送船ののろさ。輸送船なら脱出がばれないからと旗艦船廃棄しておきながら、向かう星が丸見えなのでバレバレ。
・レイが何者でもなかったことへの憤り(この時点では)
●そして今回
・おしゃべり大好きパルパティーンは、レイをなぜ殺したがったのか?
古来、シスは弟子と行動するとされてきた。レイが孫であれば、最初からレイをダークサイドに取り込もうとしてもおかしくない。素材としてはレンよりレイのほうが勝っているのに、レイを諦めるのが早すぎる。それにより、レイに自分を殺させてレイを乗っ取るという計画が思いつきにしかみえない。
また、レンとレイをフォースコンタクトで結びつけておいて、自分が窮地に陥る間抜けっぷり。何のためにレイとレンを結びつけたのか。
・・・やはり、エピ7制作時にはそういう設定ではなかったのだろう。だから行動に一貫性が全くない。かつて最高議長だった頃の、用意周到なパルパティーンからは想像がつかない。
そしてパルパティーンはいったいいつ子供を作ったのか。理由はなぜか。最高議長の時代なのか。子供はフォースの片鱗も見せなかったのか。妻は誰か。
・フォースの拡大解釈・・・物の瞬間移動とか、傷を治すとか、命を与えるとか、エピ8から引き続きもはや何でもアリに。シスの「死を欺く術」が生命力を吸い込むことだと仮に設定するとしても、修行が足りずジェダイでもシスでもないレイやレンが、その応用術を使えてしまうことに、言葉がでない。行き当たりばったりの脚本といえよう。
また、幽体のルークがXウィングをフォースで持ち上げられるのなら、ジェダイ総出演でパルパティーンに立ち向かえばいいじゃない。フォースは魔法じゃないんだぞ!
●ぶれぶれのカイロ・レンを振り返る
・マスク修理したのにほぼ被らない
・レイにしつこくストーキング。挙げ句「おまえの力を試した」とかのたまう
・レイとの二戦目、腹刺され「殺せ」と開き直るも、「私はおまえとは違う」とフォースで傷を治してもらうという屈辱を受けた直後、今更のように母親と父親のことを想い改心する
・レイを助けにパルパティーンの元に向かうも、自分のライトセーバーを捨てたので、レン騎士団にリンチされる。
・・・どうしてもレイアのライトセーバーを使わせたかったのかもしれないが、皇帝に対して丸腰で乗り込むとかありえない。レン騎士団との戦いで落としてしまって、レイが渡すという流れでも良かったのでは。
・なんでレイに対して両親は酒のためにおまえを売ったと嘘をついたのか?→脚本変えたんだなという制作陣の裏側が透けて見えて興ざめ。
そもそもレンが憎んでたのは両親じゃなくてルークだけでしょ?そんなの母親を殺せなくて当然だし、ルークへの反発だけで帝国に寝返るとか幼稚すぎる。彼に目的や理想がなさすぎる。
あっさり星を破壊したり、カイロ・レン憎しで情報を反乱軍に渡していたハックス将軍の方が、よほど一貫した人間といえる。弱いけど。
「パルパティーンの孫」「ハン・ソロとレイアの息子」という最高の素材を手にしながら、発展性がなく、キャラクターの動機づけが不十分な脚本にしかできなかったのが、本当に謎であり、もうちょっと娯楽性に富んだものにできなかったのか残念を通り越して失望。
もちろん誰もが納得できる脚本にするのは無理だとは思う。だが、新三部作は、未知の話に誘われるワクワク感というものが全く無かった。うだうだしてるレンを延々と見せられた感じ。
レンとレイの恋愛が軸になるもはいいのだが、これだったらレイの両親を殺したのは共和国側で、レイは暗黒面に落ちてしまい、共和国側にいた自信過剰な青二才のベン・ソロがレイに恋してしまって、暗黒面に落ちたレイを命を賭してレンが助けるというロミオ&ジュリエット的な完全恋愛映画でも良かったのじゃないですかね。
また、コルサントやナブーや、他の星の様子や統率者たちがほぼ出てこなかったことが、STAR WARSの多様性や世界観を縮めている。グリーヴァスやドゥークーのような魅力的な悪役が皆無なのも、痛手。
エピ8の異質感が残って7、9はまるで心に残らなかった。本当に、何年も楽しみに待った挙げ句これか、と虚脱感に襲われた新三部作であった。
タイトルなし(ネタバレ)
中学生の頃に最初の『スター・ウォーズ』を観てからのいろいろな思いも詰まってしまうので、感慨深いと言った方が良いかな。思っていた終わり方とちょっと違ったけど、これで良かったという感じ。
たいへんよくがんばりました
昨日鑑賞して、今日1日引きずってました。
鑑賞後のエンドロールで、月日がたったことを実感しました。S.W.が終わってしまうことも。まずは、たくさんの批判承知でまとめあげてくれた監督に感謝です。ファンのいろいろな気持ちに応えてくれました。
私的には、ハリソンフォードがハンソロとしてまた出てくれたこと(あの場面は星10位あげたいです。さすが、現役の名優です。かわいそうなベンちゃんの場面がぐぐぐと引き締まりました。)それとレイヤの死に泣き叫ぶチューイには一番共感しました。みんな亡くなっちゃったんですね。現実の役者さんもたくさん・・・・年月が流れましたね。
映画的には途中でハリーポッターか?と思うようなとこもあってちょっと?があるものの、まったく時間が気にならない、ずっとこの時間が続いてほしいと思える作品でした。予告通り、S.W.らしい一体感や前向きさがあったからでしょう。
とにかく小技もたくさんあり、もう1回見たいなと思ってます。何をどうやっても批判は出るでしょうが、やめてほしいな。ファンの皆さんには、ぜひ、自分の思い出とともに、共感でこきるところを見つけてほしいです。おもしろくて、寂しくもなる映画でした。
いかにもJ.J.らしい
1回目:通常スクリーン
2回目:IMAXレーザー2D
いわゆる続三部作(シークエル・トリロジー)全体の総合点をつけるなら、スコアはもっと低いです。
せいぜい★2.0あたりかな。
これまでJ.J.が作ってきた作品のほとんどに共通して言えることだと思っているが、基本的に主要キャラクターに葛藤がない。
葛藤がないから、人として成長もしない。
成長しないから、作品全体に奥行きや深みがない。
人は目の前の出来事や問題に際し、悩み、迷い、葛藤することで内面に変化が生じ、やがて人として成長するものだと思っているのだが、J.J.の作品にはそのような描写がほとんどない。
ただストーリーが進行していくだけ。状況がキャラクターに合わせて変化してくれる運びとなっている。
だからグッとくるドラマ性を感じないし、キャラクターの心の動きや変化がわかりにくい、或いは短絡的に感じられる。
今作でいえば、レイに暗黒面の資質があるのかもと判明してから、その点で少し葛藤しているようにも見えるが、ボリュームはお世辞にも十分とは言い難いように思う。
ポーはパイロットから指揮官へと役割の変更を求められるが、本人が成長していないので「やっぱりパイロットの方が性に合ってるぜ」と言わんばかり。
フィンは脱走兵から戦士へと成長できていたかな。ただ、それも本人による葛藤の末の変化というよりは、状況がそうさせただけとも言える。
キャラクター個人を堀り下げるようなフォーカスの当て方をしない一方で、ストーリーは進行するもんだから、どうしても内容は全体的に薄っぺらくなってしまう。
新作を見ても昔のようにワクワクできなくなったのは、単に私が歳を取ったからというだけではないように思う──こう感じてしまうことが、旧三部作から追いかけている往年のファンとしては残念でならない。
終わった
スターウォーズの歴史にふさわしいかと言うと疑問もモヤモヤも残りますが…やっつけ感はありますが、軌道修正してまとめたと思います。
ハンソロが登場した場面は泣けました。
最後の3部作はJJに全部撮って貰いたかった!
何とかしよう感は認める。
だが、フォースを便利な超能力と勘違いしてる。
フォースでの物の瞬間移動描写、急速治癒効果、命の受け渡し、霊体状態による現世への干渉。
瞬間移動に関してはルーカス6部作では欠片ほども出てこなかった要素なので論外。
急速治癒は何十年も修行してやっとできるんじゃないかなと解釈。でないとEP1でなぜオビ=ワンがクワイ=ガンをその術で治療せず死なせてしまったのかという矛盾が生まれる。
命の受け渡しもダークサイドを極めたダース・プレイガスやダース・シディアスができることであって、易々とカイロ・レンが出来ることではない。
霊体状態による現世への干渉はライトセーバーを受け止めたり、Xウィングを持ち上げたりと、そんなんだったら身体脱ぎ捨てた方が無敵じゃんって話になる。やはり霊体状態で会話できるってとこまでに留めるべきだった。
フォースはこの物語の根幹であるので、この矛盾は致命的。
ディズニーはとんでもないことをやらかしてくれました。
カルリジアンはカッコ良かった。それは認める。
思ったより楽しめた。
前作の最後のジェダイが、話が長くてガッカリしましたが今作は王道に戻ったようで楽しめました。
まさかレイの正体があの存在と繋がっていたのは予想外でした。まさかあの人も登場するとは思いませんでした。オススメです。
私の理解不足?
なんとか前作につなげて話をまとめることはできていたように思います。新キャラクターが弱いので旧キャラクターを登場させたこともやむなしかなと。
他の方も指摘されていますが、画面に対するこだわりや遥か彼方の銀河感が不足していたように思いました。スター・トレックではしっかりと画を作っていた監督ですので、予算や時間成約の影響かも。
話の中でどうにも理解できなかった点は、幼少期のレイを置き去りにしたときの宇宙船はミレニアムファルコンだったのでは?全く異なる船に変えてしまったのでは流石に前作までの繋がりが失われてしまいますが、私の理解不足なのでしょうか。
とりあえず新三部作が着地したところで、続きをどうするか楽しみに待ちたいと思います。
スカイウォーカーサーガ完結
今作ではシリーズらしい惑星間の行き来が多かったので、その点は良かった。ただ、レイ三部作を通して行ってきたことは、所々の未見のものは多かったものの、結局全体をとしては真新しいものは特にないと思った。分かりやすく言えば、ルーク三部作の焼き回しに近いと思った。もちろん、新三部作を追いかけてきた今までの時間はとても楽しいもので、作品間の待ち時間には考察もあり、充実していたと言える。しかしやはり、パルパティーンがずっと関わっていたと考えると新しいさは薄れてしまう。
今回も映画を楽しんで観れたが、個人的にはストーリー展開を誤りがちだった前作よりストーリーを結する今作の方が重要で、まだ希望はあったと思う。しかし、監督は頑張ったと言うべきかもしれない。ただ不満点は多い。
<不満点>
○レン騎士団
ようやく登場した。今作の予告編で初めてそれを知ったと同時に、どうせあまり活躍もしないだろうとも考えた。まぁ出ずに終わるよりは良いと思うが、「出しただけ」感が否めない。まぁ観れて良かった。
○ベンソロとカイロレン
冒頭から彼が出てきて、そこからは信念のままに行動していることが観て取れた。が、ストーリー中盤母が死んでしまうことから考えを改める。その切り替えの早さに違和感を覚えた。確かに終盤のレイとの共闘は盛り上がるものがあったが、もう少しなんとか頑張って欲しかった。
○新たなフォースの使い方
前作同様、新たなフォースの使い方を観れたのは良かったが、空間を乗り越えて物質が移動するというのは面白いものの無理も感じた。共闘シーンもそれありきであったため、個人的にこの点も変えて欲しかった。治癒能力に関してはそれに比べたらフォースらしいと思った。
○パルパティーン
今作は前作「最後のジェダイ」を完全に消しにかかっていた。まるで製作者側が前作の続編を作りたくないように見えた。それは映画の作り方としてどうなのだろうか。
確かに興行収入を重視するのは分かるが、ライアンジョンソン監督の意見の尊重も僅かながらでも行うべきだと思った。そうしないのなら、正当EP8を作るべきだったと考える。それでも、EP9に踏み込んでしまった。なのに、前作から受け継がれたものと言えば、ストーリー展開と新たなフォースの使い方くらいではなかろうか。「スノークを消す」ということは「若きカイロレンが新たな指導者としてファーストオーダーを築いて行く」という真新しいスターウォーズの展開を意味していた。結果EP9ではそんな新しさは感じられず、パルパティーンを登場させ、再び殺し、さながら「ジェダイの帰還」の焼き回しに終わった。
映画を観る分には楽しかった。しかし、前作のような酷評を免れるために置きに行っている感じがあった。確かにライアン監督はやりすぎていたが、彼の映画の作りを見る限り一味違うものが多い。私は個人的に焼き回しに逃げるくらいなら、変化があることを望む。
やっぱり最後は民衆たちあがれ!
ジオンですか(笑) ガンダム見てるだろうなぁ。
JJ。ところどころに何か其れっぽいんだよな。
JJ の苦労がよくわかった。ⅦやⅧの失態をうまく丸めたな。
映画的には『終わり良ければすべてよし』ですか。
これからリブートして進められる話の終わり方
ではないかな?
やっと、シスの呪縛からは解き放たれたかな。
色々突っ込み処はあるけどね。
1番はベンの終わり方。あの肉体が消えて魂は残る技って出来無いはずなんだよな。だからベイダーは肉体を燃やしたんだし。
クワイガン以前の師匠がつかえてないのになぁ。
ルークは教えて無いだろう。
オビ=ワン復活しなかったのは悲しかったな。
しんでないもの。
後はローズの恋愛模様。前作であんな感じになって、
『ローズ問題』のせいかな?ケリー・マリー・トランでなくても、白人系がやっても問題になるだろうに。
女性平等、人種平等さを取ってたのにね。
ローズのあの使い方は女性なら憤慨するのでは?
彼女もまた、別の希望だろうに。JJそこは分かってない。
次は数世紀後の話であればいけそう。
若しくはテミリ・ブラッグが暗黒側に引き取られ……、
なんて話でもいけるかな?
映画的には楽しかった。初めて見たⅣのドキドキ感合ったし、エンドロールの総まとめ的な音楽は泣けた。
とりあえず集大成。
次回はどうなるかは楽しみにしておきましょう。
JJよくやってくれた!
前作がアレだったので今回は観るのがとても不安でした
今作も8の様な出来ではスターウォーズを大好きで無くなってしまうと思ったからです
しかし!そこはエイブラムス!やってくれました!冒頭5分で一気に引き込まれる展開、そしてラストスパートまでノンストップで駆け抜けるストーリー!素晴らしかった!
これだよ!これが見たかったんだ!
前作の負の遺産を綺麗に消化しつつ、更には逆手に取ってストーリーに重厚感を増させるとは、凄いの一言
前作と比べちゃうともうね…監督の力量の差がありすぎてライアン可愛そうになるくらいです
パルパティーンやレイの出生だとか、本当は8でやるべきだったんですよ
パルパティーンを掘り下げてカイロ・レンをもっとダークサイドに落として、そんでもってルークと戦わせ、ルークが反乱軍を守って死ぬ
ここまでを8でやっていれば今作はもっと時間に余裕を持ってより深く話を掘り下げれてたと思います
しかし、時間のない中とっ散らかった伏線を回収し、キャラを掘り下げ王道に戻したJJは本当によくやった!役者さん達の演技も素晴らしかった。これでスターウォーズは一旦終了となりましたが、また2022に新三部作を作る様なのでたのしみにしたいと思います。
監督はお願いだからライアンはやめてライアンはやめて…
This is like アラ汁。
あそこがどうだ、アイツがこうだ、いやそれはこうだ、ウンヌンカンヌン。結果、8のせいでアレじゃない?いやいやそれは…
話せども尽きぬ雑味(旨味ではない)が一周回っていい味出してんじゃない?
という感想に落ち着きました。
美味しいところといえばチューイの演技と吊るされお爺ちゃんか…
まあ何をおいてもウィケット。出た瞬間の催涙ガスっぷりがやばい。大きくなっ(たかどうかはわかんないけど)て、お隣のポメットは息子なの?そうなの?毛の色とかそっくりなんですね!!父上や村の皆さんはお元気でs(精神のバランスが崩壊)
血統か無名か
前作でブレた感じがあったが、このシリーズは血統メインの方で正解のように思う。単独行動に走りがちなレイには、多少なりとも違和感も感じるところもあったが、それも良い。アーバウアクーにとりついたアムロレイを思い出した。
他方、名もなき者たちは、上の人達とは分かれて、ニュータイプに覚醒していく者あり、逆襲のシャーのような展開もあったりと、後半に見どころも多く、正直、序盤は眠くなる展開であったが、最後はシリーズを締め括る着地になったように思う。
フィンの扱いは苦労が伺える。前回ではアジア人と組まされ、今回は黒人と。レイと恋愛関係に見せないためかポーを台頭させられたり、レイに「あんたに私の何がわかんのよ!」とキレられたりと散々。レイとカイロレンとの心の繋がりは大事とはいえ、男女であればキスシーンで締めてしまうのは短絡的。恋愛と仕事は別で良いのでは?ダイバーシティ表現としては、前作同様に難あり。
前作同様、主演の魅力がやはり弱い。新旧主演次第で、全く違った出来栄えになったかもしれぬ。アダムドライバーの役者力が際立っているからかもしれないが。
イウォークがチラッと出てきたな。エンドゲームに比べると控えめなファンサービスには好感。
スターウォーズ風のなにか
駄作と呼ばれる7.8を観ても諦めず、9を観に行った昨日の自分に言ってやりたい。「やめろ」と、そこに得られるものは何もないと。
こういう時にフォースがあればいいのに。
この作品、本当にスターウォーズへの侮辱としか言えない。
これまでのシリーズの設定など理解していないし、困った時の旧作頼みなあたりも許せない。
まずレイが、パルパティーンの孫であるという突然の設定。唐突すぎ。レンの親の話をある程度、掘り下げないと何も分からない。
このシリーズに入ってから、レイは修行をそんなにしなくても、強いのはパルパティーンの孫だからだよっていう設定にしたいんだろうけど、アナキンの息子であるルークだって、フォースの申し子のアナキンだって、修行をして強くなりましたよね。
親がフォース、親が強力なフォースの使い手の子供でもそうなんですから、二親等も離れてるのにそれはないでしょ。というか、パルパティーンに子どもがいたなら、ちゃんとダークサイドに連れ込むでしょうよ。
といいますか、スターウォーズは、スカイウォーカー家のサーガなんですよ。それを観たいの。
アナキンがダークサイドに落ちた、最終的な理由は、フォースを均衡させることですよ。
だから、ジェダイオーダーを滅ぼし、その後シスも倒すんですよ。これが4、5、6、1、2、3を通じた前提なんですよ。
これでパルパティーン生きてたら、その前提が崩れるでしょうよ。アナキンがオビワンと反目し、アミダラを殺したことも意味がなくなるわけですよ。
ふざけるなと。
そして、パルパティーンを倒したら、レイとレンの謎のキス。そんなチープな描写いらないから。
あとフォースの乱用が改めてひどい。
傷治しすぎ。それができるなら、クワイガンジン、助けられたでしょ。オビワン。
あと、輸送船、片手止めちゃう。ヨーダも弟子入りしちゃうよ。それで突然のフォースライトニング。輸送船に連れられたウーキー死んじゃったみたいになる描写、もはやコメディー。ネタ書いてM-1出たらいい。
ライトセーバーの殺陣も非常につまらない。
あとフィンの他の女も作っちゃう感とかもいらん。
そしてなぜ、レイはスカイウォーカーを名乗るのか? よくわからない。そこまで、ルーク、レイアとの親密さがわかる描写ないぞ。
自分との戦いに勝ったとするならば、そこはあえてパルパティーンと名乗り、それでジェダイになればいいじゃないか。
これが正シリーズとして残るのは本当にやめてもらいたい。こういう感じで続編ができるなら、正直見たくないし、シリーズ自体にも悪い影響を与えると思う。嫌な予感がする。
見られたものではないので見てはいけません!
そう言われると逆に見に行きたくなっちゃうんですよね、それが人間ってもんです。
自分もそう、まぁそうじゃなくてもスターウォーズってだけで無条件に見に行くんです。
でもこの映画、スターウォーズにはあったはずの"魂"が感じられませんでした。
だからルーカスの過去作を模倣した"コピー"にしか見えない。
そこが1つの作品として、自分には決定的に合いませんでした。
⚠️以下レビューとなります。思い入れの強いシリーズ故、かなり辛口な上に感情的になってしまい客観性に欠けたレビューです。それでも長文に付き合っていただけたら幸いです。
初日レイトで観てまいりました。客の入りは8割、男女比はちょうど半々といったところ。
当方スターウォーズのファンを25年ほどやっています。ルーカス6部作はもはや血肉と言って良いほどの作品であり、映画人生の原点と言って良いほど思い入れが強くあります。
ただしエピソード7以降は次第に違和感が強まっていき、前作8でそれは決定的な物に。
今回の9も期待値低めで見に行きました。
ですがその期待値をも下回る作品だったので非常に残念と言わざるを得ません。
過去作を数値化して比較するとこんな感じです。一つの参考にして下さい。
Ep1〜6.★★★★★
Ep7.★★★
Ep8.★
Ep9. ★☆
あの劣悪なエピソード8と比較して相対的にマシなので良いレビューが多いのかもしれません。が、それは感覚が麻痺してるんじゃないかとさえ思えてしまいます。
以下問題点を列挙していきます。
①劣悪な脚本
前作で壊滅的になったストーリーをつなぎ止める為に、あろう事か全ては過去のキャラクター(ネタバレのため伏せます)の暗躍による物だったと後付けで統括。
そしてその誘惑を断ち切る終盤の展開は、ジェダイの帰還と全く同じです。新しい要素が一切ないし、取ってつけた展開でこれまでの伏線をねじ伏せています。
基本的なストーリー進行もEP8から殆ど解消されていません。
惑星に飛ぶ→アクシデントが起こる→捕まる→"偶然"出会った仲間に救われる→
基本的にこの繰り返しなんで、ストーリーがどう進もうがご都合主義にしか感じられず、ドラマの厚みも全くない。
だから何か大変な事態に陥っても
「奇跡が起こってどうにかなる」と思えてしまう。
そして実際その通りどうにかなる。
つまりこの"奇跡"とは、"偶然"や"脚本家の都合"の読み替えに他なりません。
故にハラハラもドキドキもしない、全ては予定調和。2時間40分この調子なんで眠くなります。
②過去の遺産に縋ったガジェット
本作では過去のガジェットが多数登場します。スターデストロイヤーにXウイング、TIEファイター、終盤に登場するこれらビークルは多くが過去のサーガの物。新サーガ用にデザインされた物ではありません。
エピソード8でこれまでのサーガを否定した事に対するネガティブ評を意識したのでしょうが、オールドファンに対する目配せばかりでは新鮮味がまるでありません。
遂に新サーガは3部作を経てフレッシュなデザインのビークルが登場する事はありませんでした。
ビークルのみならず、ロケーションや衣装、ストーリーに至るまでフレッシュさに欠けています。
全て過去の優れたデザインからの"流用"や"亜種"に過ぎず、一次創作とは言い難い物になっています。
全てデッドコピーなのです。
③肥大化するフォース描写
Ep8ではレイアが宇宙空間を宇宙服なしで飛んだり、ルークが幽体離脱してライトセーバー戦を挑んだりと、これまでの設定を逸脱した演出が不評でした。
本作でもこれらのフォース描写は健在。
瀕死のクリーチャーや人間を"手かざし"で治癒し、飛び交うタイファイターをセーバーで切断し、更には飛んでいる輸送船を止めたりと何でもありです。
いくつかのフォースの描写は過去にも断片的にありましたが、これをロクに訓練を受けていないレイがやってのけるのが問題。
彼女は全方位的にフォースを使いこなすので、相対的にこれまでの歴代ジェダイ達が凡人に見えて仕方ありません。
あるキャラクターに至っては宇宙艦隊そのものを単独で壊滅寸前まで追い詰めています。
フォース描写がインフレ起こし過ぎて、ジェダイ最盛期のフォース戦がなんだっのか、もはや分からないことになってしまっています。
④ダークサイドの拒絶
本作ではレイの出自が明かされ、彼女のルーツが見えてきます。その過程でこんなエピソードがありました。
流砂から地下に転落してしまったレイ一行。そこは巣であり、大型のクリーチャーが牙を向いてきました。これまでのスターウォーズならライトセーバーで無効化する所。
…ですが、レイはそうはせずにクリーチャーに向き合うのです。そして怯えるクリーチャーの傷を見つけるやフォースで治癒し、道を譲ってもらいます。
例えるならジブリにおけるナウシカのような共生の象徴として描かれます。
その後の伏線でも分かりますが、レイはジェダイとシス、正義と悪、それらを決めつけずに双方の心情を汲み取ろうとする姿が見られます。
ですが本作終盤では、それらを切り捨てるのです。彼女の生まれた環境や出自、そして伏線かと思わせたエピソードで匂わせながら、結局はシスを悪と断罪し切り捨てる。
これではレイというキャラクターが活きないだけでなく、過去のサーガの否定にも繋がりかねません。
⑤過去のサーガの否定
最大の問題はこの作品そのものが「アナキンの人生の否定」になってしまっているという点です。
エピソードⅠ〜Ⅲを経てシスになってしまったアナキン。彼がエピソードⅥでジェダイとしてパルパティーンを打ち倒し、予言通り「フォースの調和をもたらす」。
これがルーカスによるスターウォーズサーガです。
が、これを本作は真っ向から否定しています。なにせ打ち倒したはずのキャラクターを復活させ、フォースのバランスの均衡が再び崩れるわけですから。しかも、あろう事かエピソード8からの辻褄合わせの為に。
これはディズニーによるスターウォーズの"私物化"の際たる例と言えるんじゃないでしょうか。本作はサーガのあり方を歪ませてしまいました。
まだまだ語り足りないですが、ひとまずこの辺りでまとめたいと思います。
スターウォーズの何を愛するかは人それぞれです。私は少なくともジョージ・ルーカスの"作家性"込みで作品を愛している事を改めて実感しました。
その為、この後も続くスターウォーズユニバースの拡張に懐疑的な姿勢は変わりません。
ローグワンやハン・ソロのようなスピンオフならともかく、ディズニー資本でルーカス以外の監督が本伝たるサーガを作るのはここらへんでやめて欲しいのが本音です。
ルーカスが作った神話を読み替えた時点で、それはオリジンではないのですから。
初めての4D
初めて4Dで鑑賞しました。
風が吹いたり、席が揺れたり傾いたり、画面だけでなく劇場内の壁のライトが光ったりして、それで映像は3D。
もし、2Dだったら⭐️の評価を下げるかもしれませんが、4Dはエンターテイメントそのものなので最高です。
これまでのエピソードの記憶があやふやで何がどこまで進んだのか、主人公の名前何だっけ?というほど忘れてたので、細かい話(単語、名詞)に付いていけませんでした。
そもそも女主人公レイの父親はルークスカイウォーカーだと思ってたし、ベンとレイは兄弟だと思い込んでいたから、あれ?ちがったっけと話が進むほどに記憶が修正されつつ、でも思い出せませんでした。
新三部作の最大の謎がレイの親だったらしく、それをルークだと勝手に思っていました。じつはパルパティーンの孫です。最後にパルパティーンと戦って勝つのだけれど、シス?って思いながら鑑賞してましたね。
映像については素晴らしいです。キングダムを鑑賞したときに、日本映画のCGも大分進化してきたなぁと感心していたのだが、やっぱり勝てないなぁと圧倒的な力の差を見せつけるような映像力です。
ストーリーについては、ちょっと分からないことが多く、例えばどこに向かってるのか、遠く離れたベンとレイが戦ったり、突然ルークやハン・ソロが現れたり、敵に囲まれたベンに遠くにいるレイからライトセイバーを転送できたり。
最後にベンが戻ってきて、死んだレイを生き返らせるんだけど、その後死んで消えてしまう。するとレイア姫(おばあちゃん、ちょっと前に寿命?で死ぬ)も消えてしまう。なんでだろポカンとなりますね。
でも、スター・ウォーズはストーリーどうこうではない映画なのだと思います。完全なエンターテイメント。だから、4Dで見て楽しんでという映画だと思います。
ツッコミどころが多すぎる
ツッコミどころが多すぎて集中できなかった。
誰も彼も死んだら透明化しないでほしい
お化けがあんまり喋んないで & フォース使わないで
時空間忍術と医療忍術も使えるんですね
レイアさんの殺し方雑
ラスボスの殺し方も雑、艦隊もなんか拍子抜け
ライトセーバーはなんか2本重ねると強いらしい
レイ1人ならokなのになんでカイロレン来たらダメなんですか
少なくともep1~6のスターウォーズはここまでご都合展開多くなかったので残念
ディズニー戦犯
ディズニー3部作。本当にゴミでした。
単体の映画としても戦闘シーンは幼稚。
エピソード3のオビワンアナキン戦を100点とすると、今回は40点くらいだろう。
戦闘機のドッグファイトも微妙。
指揮官レベルの人がポンポン死に過ぎて若造が指揮官になりすぎ、でっかい船簡単に破壊されすぎ。
完全なる汚点です。
エンドロールが始まった瞬間退席しました。
IMAXや4DX、プレミアムシートで見る価値は全くありません。
ウルトラマン思い出しました❣️
スターウォーズの世界がもう見れなくなると思うと残念です…
今回も迫力ある映像と世界観は、ならではでした!
ただ、フォースのパワーが凄くなりすぎて…
現実離れすぎてちょっと入り込めなかったかも
あんなに凄いならフォース使えばもっと楽になるのに!というシーンが敵も味方も沢山ありました…
展開に?な感じがしてしまいました
例えるならウルトラマンです。スペシウム光線をもっと効果的に使えば良いのになぁ、と子供の頃思った感覚です!
荒波をわざわざボートで超えてデススターに行くシーンも??でした… 帰りは飛行船で迎えに来てるのに…
辻褄あわないドラマとか好きじゃないタイプなんで、気になっちゃいましたー
全体的にこじつけ感があって…
アナキンが覚醒したような感じで新たなジェダイの物語にした方がスッキリしたような…
なかなか良かった
日曜に観に行って来ました!
1回だけではちょっと理解できない部分があるので、今後レンタルなどで出たら繰り返し観たいです。
全作観てますがいままでのジェダイの中でもレイは1番強いなと感じました。強過ぎるだろと思えてしまうので、これならシスにも勝てるだろと思えてしまい、ハラハラさせられる感がちょっと薄れましたが、弱すぎても嫌だしちょうど良かったかもしれません。
シスを倒して次作はどうなるのかものすごく気になります。もう終わっちゃった感が出ていて次作は良いストーリーになるんでしょうか。
デイジー・リドリーのレイ役の1作目に観たときはそれほど好きなキャラではなかったけど、今作では愛着が出て好きになりました。
スターウォーズで好きなシーンはライトセーバーでの激しいバトルなんですが、今作はけっこうあったので良かったです。
全359件中、181~200件目を表示