「スター・ウォーズ:サーガ⑪ 最終決戦!平和を掴むための絆」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
スター・ウォーズ:サーガ⑪ 最終決戦!平和を掴むための絆
良い映画というのは、何度見ても面白い!ってのが条件だと思ってます。そういう意味では、正にこの「スター・ウォーズ」 シリーズが、そこに該当すると思ってます。
今回、時系列で一作目から見直してみたんですが、どうも「EPⅦ」からは、趣が違うような・・・
確かに雰囲気は変わりますが、迫力ある画面の連続で面白いことは面白いんです。
でも、「EPⅥ」で終わっていても良かったんじゃないかって想いもチラホラ。まぁ、懐かしの人達の再登場で40年の歴史の重みが感じられたのは良かったかな。
映画館で見た時には、年配と思われる方が多かったですね。夫婦で来てる人は、もしかしたら若い頃デートで楽しんだんじゃないかと勘ぐっちゃったりもした次第です。
さて、最終作品となる本作は、まさにお祭りムード満載です。先ほどもチラッと書きましたが、懐かしのトリオ、ソロ、ルーク、レイアを筆頭に、新旧キャラのオンパレードで楽しませてもらいました。
イウォークまで出てきちゃって、最初の「EPⅣ」から映画館で鑑賞していたオヤジとしては感無量でした。
勿論、三人の新メンバーにドロイド達が絡む展開も、次から次へとアクシデントだらけでワクワクしながら魅入っちゃいました。
最後までヤキモキさせたカイロ・レンも良かったんじゃないですか。( ちょっと呆気なかった気もするけど)
チャンバラ、銃撃戦、スペースバトル、どれも大迫力のアクションシーン満載で、楽しませてもらいました。
エンドロールの音楽も集大成みたいで良かったです。
こんなに素晴らしいエンディングで、楽しませてもらって、本当にありがとうございます。感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。
【ネタバレ】
最高のエンターテイメントで楽しませてもらったのですが、ちょっと余談です。 結局、レイがパルパティーンの孫だったってことなんですが、 血の繋がりと暗黒面に密接な関係があるんでしょうか?
ジェダイは、確か恋愛禁止でしたから、家族を持つことはない。
そんな中で、アナキンはアミダラを愛したことで暗黒面に堕ちてゆく。 ソロとレイアの子であるカイロ・レンもまた然り。 家族が有るから暗黒面に堕ちやすいってことなのかな?
ところで、フォースって怪我も直すこと出来たんでしたっけ?正に万能の力でしたね。
だから最後は「スカイウォーカー家の夜明け」なわけですが、家の話?!というのには、自分は違和感ありでした。あまりにも狭い。かつ元総理の「美しい国」に相通じるような古い価値観の匂いがするので、しっくり来ません。
そんな俺と、最後はまとまったなあ、と満足なような安堵のような気もしている俺との、板挟み状態です。
以下は友人に教えてもらったある一つの観方です。
EP7と8、特に8は、「フォースなるものは、ある一握りの人々に許された特性であるべきではなく、万人に、努力すれば身につけられるものとして、開かれているべき」という考え方の元で描かれている。それがために批判も多い。EP9はJJエイブラムス監督が、1-6に近いテイストにして大円団させた。
なるほどね〜と思いました。