「落ちた評判を取り戻そうと、もうなりふり構わず突っ込んでくる強引さ。 嫌いじゃない。」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)
落ちた評判を取り戻そうと、もうなりふり構わず突っ込んでくる強引さ。 嫌いじゃない。
どうせ微妙とか思っててゴメンナサイ。
めっちゃ面白かった!
7と8があったからこそ……とかはまったく思わず。ただ9単体で面白かった。
や、ストーリーは期待してないからツッコミながら楽しんでたのあるけど、SFアクションとして楽しめたぞー。
新3部作ではぶっちぎり1位。
歴代でもベスト3入るかも!
”これ良いセリフやろ?”
”こういうの好きやろ?”の連続。
……ではあるのだけど、それわかっててもグッときてしまう瞬間が何度か。
画の力とか絆パワーとかでおほ~!と興奮。少年漫画を読んでるような気持ちでワクワクしちゃった。
あれだけ”これどうや?”の大量ラッシュを食らうと、どれかはツボにヒットしますわな、ってな気持ち。
落ちた評判を取り戻そうと、もうなりふり構わず突っ込んでくる強引さ。
嫌いじゃない。
あとチューイ!チューイ!ってなる。間違いなく。
序盤~中盤はC-3POで可笑しく見れました。
終盤はシンプルに画の力に興奮。
展開はツッコミまくりながら楽しんだ。カンフー・ヨガを見た時と同じ感覚w
もともとSWって”いやいやその潜入は拙すぎやん”ってのが多いし。
”そんな展示品みたいに置かれてるんや!?”
”あんだけ接近されたのに「逃げろ!」で逃げれちゃうんかい!”とか。
ツッコミ鑑賞オススメ。
エクスポシティのIMAXで見たのはデカイ。ってか70%ぐらいソレが褒めてる理由かも;
本当にビル3階分の大きさでした。
視覚とともに素晴らしかったのが音。
ゴゴゴ!っと大きい音を立てて映像の中でモノが動くのが生理的に気持ちいい。
ノイズミュージックのように”体感”してた。
しかし自分は”カイロ・レン”ってキャラが嫌いなんだなぁ、と再認識。
ヘタレなのにカッコつけた喋り方が;
アダム・ドライバーを評価する人は多いけど……ブラック・クランズマンで”いや、この役者すごいやん”ってなったのを”カイロ・レン”で感じることができなかった。
”レン”で。
だからあの人のセリフで”めっちゃわかるぞ!”って深く頷いてしまった笑
ツッコミどころはいくらでもある。
けど見てて”おほ~!”ってあれだけ興奮したのに”微妙”と言ってしまうと自分の気持ちに抑え込んでの粗探しになってしまう。
終わりもスッキリしたし、あぁ終わったな~って気持ちよさがあった!
ただ終盤の◯◯と◯◯の◯◯だけはアカンやろー。なぜ失敗を学ばんのだー。