劇場公開日 2019年12月20日

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「SWって何の略?」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け taffyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0SWって何の略?

2020年1月6日
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鑑賞方法:映画館

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今で言うep4がシンプルに“スターウォーズ”だった時、そのスペースオペラの幕開けは鮮烈だった。
庶民にとって宇宙はまだ手垢の付いてない憧れのフロンティアだった時代、最先端のテクノロジーと古代の奥義的なフォース、未来の戦闘機やアンドロイド兵士と古式ゆかしいジェダイ騎士団、西洋的なビジュアルの主人公と東洋(日本)的な武士道精神。加えて荒唐無稽な造形の宇宙人、細かいストーリーは置いといて、世界はその鮮やかなコントラストに完全にノックアウトされたのだ。
結局これが後々のシリーズを苦しめる事になる。ep456から逆行してep123、その間に映像技術は進化し続け、宇宙開発は進み宇宙は日常に近づき、新鮮味は薄れていく。
そしてこのep789。ディズニーの手に落ちたフォースは厳しい修行の末体得する奥義を失い、血縁継承で宇宙遊泳や心肺蘇生、何でも有りの魔法に変節。
SWはいつの間にか“StarWars=星間戦争”から“SkyWalker親子闘争”に。あれれ???
作品自体は楽しめましたよ。普通に。
ep789は絶望的に一貫性が無かったのに力業で大団円に持ち込んだのは努力賞。
個人的にはアダムドライバーが…演技は良くてもハリソンに似てなさすぎたのが残念。

taffy