「終わり良ければ全て良し」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け azさんの映画レビュー(感想・評価)
終わり良ければ全て良し
よかった。
切ない終わりが、よかった。
ep8は、「駄目な映画を盛り上げるために 簡単に命が捨てられていく」なんてMr.Childrenの歌詞が浮かぶような映画だった。
ep7以降の続編を望んだのが間違いだったのか、と思うのと同時に、これはep9のために必要なのだ、ep9で全てまとめてくれるのだ、と信じた。
その信頼を、裏切られなかった。
越えてくれるものだった。
カイロ・レンの存在は、ep7から絶妙な(微妙な?)立ち位置だったが、今作ep9では今までの表現全てを回収してくれた。
その瞬間の切なさは、たまらなかった。
ジョン・ウィリアムズの功績も大きい。
個々のテーマは、個々の遺伝子を感じさせる、旋律の類似が組み込まれている。
エンドロールのテーマの転調もずるい。シリーズの終着をうったえてくる。
40年間の物語を紡ぎ、ロマンを表現してくれた方々に、敬意を表したい。
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