「目に余るチート仕様」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け souさんの映画レビュー(感想・評価)
目に余るチート仕様
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EP1をリアルタイムで鑑賞した時、旧三部作(EP4〜6)の熱心なファンからは酷評があったことを理解しつつも、興奮して何度も映画館に足を運んだ。時代的には旧三部作より遡るはずなのに、遥かに進化したライトセーバーの攻防にも、「ジェダイ全盛期はこうだったんだ」と自己解釈で世界観を楽しむことができた。
しかし、今作を含む三部作は酷すぎる。
ただのツッコミ映画に成り下がっている。
指摘したい点はいくつもあるが、どうしても許せないポイントをいくつか挙げたい。
①ハイパードライブを連発しての鬼ごっこ。第一作でハンソロが、「ちゃんと計算してから飛ばないとぶつかるだろうが」と言っていた設定は何なのか?
②突如登場したフォースのヒーリング能力と物体転送能力。
③幽体状態でのフォース使用(ルーク)。死んでるとかもはや関係ないじゃないか。
④取ってつけたようなパルパティーンの再登場とあまりに強大な軍備。旧三部作からそんなに時間経ってないよね??
とまあ挙げればキリがないが、不味いストーリーは百歩譲ったとしても、フォースのチート仕様だけは、スターウォーズの世界観そのものに唾を吐く行為にしか見えない。
監督はファンをおちょくってるのか??
スターウォーズの名を冠さずに、
「スーパーサイキックウォーズ」とでも題して、別映画として勝手に作って欲しかった。
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