「EP8とは何だったのか。3部作で見れば8に足を引っ張られている。」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け DeMiさんの映画レビュー(感想・評価)
EP8とは何だったのか。3部作で見れば8に足を引っ張られている。
EP8があまりにもひどすぎて、アレをどうやって終わらせるのかという目線で楽しみでした。まぁ無理やりキレイに終わらせましたね。でも予想の範疇を超えてこない…。
EP8で話がほぼ進まなかったために、その尻ぬぐいをさせられて「なぜ」(パルパティーンが復活したのか、レイは癒し能力を開花したのか)の説明が足りなかったです。
この1作品で見れば雰囲気として綺麗に終わった感じがします。
しかしEP7~EP9の3部作で見れば、話しにまとまりがなくダメダメだと思います。というかJJ監督はファンに媚び売りすぎで、ライアンは裏切ることしか考えていない。極端です。
ルークの考えもEP8とEP9でコロコロ変わります。
さて、戻って本作EP9ですが、最後の決戦が本当にハラハラ、ドキドキできません。
1万隻ものスターデストロイヤーをどうやって倒す気なのか、と思っていたのですが。。。
結局1隻倒せば全部破壊されるという設定のせいで最初から司令船がレジスタンスの集中砲火を浴び、スターデストロイヤー表面の戦いも割とアッサリ目標の破壊に成功します。
EP1も同じ集中管理型の船を落とす話ではありますが、時間のかけ方が違うため、重みが違ったように思います。
とにかく、EP8で話が進まなかった分、本作で無理やり話を進める必要があり、結果として時間が足りない、説明が足りないけどとにかく話を前へ…となっています。
雰囲気で見る分にはいいでしょう。
レビュー拝見し、共感しました。
>しかしEP7~EP9の3部作で見れば、話しにまとまりがなくダメダメだと思います。
前作が酷かった分JJさんを労う方が多いですが、今作も「無難なファン目線」でしたよね。