「初めてスター・ウォーズで泣いた」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け ガネーシャさんの映画レビュー(感想・評価)
初めてスター・ウォーズで泣いた
まずは悪評価から。
・予告でもあったパルパティーンの笑い声。復活?幻影?などとイメージを巡らせてましたが、冒頭で既に復活。
おいおい…という気持ちと、パルパティーンがいないと引き締らんか〜という気持ち。ここまで引っ張らんとやはり過去作を超える悪の権化は体現出来ないのか…スノークは幻影だったし…と過去作を慕う嬉しさ半分、新しい世代はここまでか?という残念さが半分でした。
いかに過去の悪役に強烈なキャラクター性があったか再認識しました。
・ジェダイにフォースをHPとドラクエで言うザオラル的な使い方をすることが出来るんかい!とツッコミを入れたくなりました。じゃ例えはエピソード1のクワイ=ガンも助けられたんじゃないの?と。キリがないですが。
・レンがかませ犬に見えてしまってガッカリ。
・ルークの「ジェダイの道具に敬意を払え」的なセリフがありましたが、前作でライトセーバーをレイに渡されてすぐ投げ捨てましたよね!?と思わずツッコミ。
・ローズとフィンの関係性がリセット状態で、少し戸惑いました。
と、上げればキリがありませんし、気にしなければ非常に楽しめたのでここからは高評価を。
・レイの出生の謎とレンの葛藤にキッチリケジメをつけてくれ、スッキリしました。
・過去作から引き継がれて来た言葉を今作でも使ったのがコアなファンからは嬉しいのではないでしょうか。自分はかなりニヤっとしました。
・ランドがいい味出してるのと、マジでいい仕事してるのと、5、6を踏襲した様な戦闘シーンに泣けました。あと仲間の絆って大切だと再認識したのも泣けました。私が涙が出たのはここです。
全体を通して自分の中にも世間の評価も賛否ありますが、私は新しい設定とチャレンジ、過去作へのリスペクトをしてくれた事、そしてやっぱり絆とか愛とか希望とか、クサイかもしれないけど大切だし必要なものだと教えてくれたのが良かったし、高評価になりました。
ここでひと段落したのは寂しいけど、ひとまず最後のエピソードをこういう形で終わらせてくれたのは嬉しかったです。
三部作を撤廃してこれからもシリーズを作って行くという方向らしいですが、どうか商業目的だけのスター・ウォーズにしないでくれる事を願っています。
長文駄文失礼しました。
「フォースと共にあれ」