「最終話だからちょっと散漫になるかな」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け でゑさんの映画レビュー(感想・評価)
最終話だからちょっと散漫になるかな
どうしても話を最後にまとめないといけないので
歴代の映画シーンや人物の相関関係などをちょっと整理しておかないと
理解が難しいかもしれない。
恐らく一度見ただけでは分からないと思う。
今回字幕のオリジナル版を見たけど
近いうちに吹き替え版を見てみようと思う。
今回力説したいのはカイロ・レンのダークヒーローとしての姿だけど
前回破壊されたヘルメットを修復して装着してる。
それがかえってカイロ・レンのダークヒーローとしての繊細さ脆さを表現していて良かった。
多分分かる人は分かると思うが
その修理の仕方が日本の「金継ぎ」と言う技術を使っていて
それまでダース・ベイダーと比べるとカイロ・レン自身がイマイチひ弱で
絶対悪としての存在として少々弱いなと思ったけど
あの「金継ぎ」ヘルメットが入る事で
彼の心の中の葛藤まで見えるようで
ダークヒーローとして完成された感があった。
またそれまでスターウォーズのキャラクターは
日本の武士を想起させるものが多かったけど
彼の存在だけが西洋の騎士の様に見えたのも良かった。
しかしまさかカイロ・レンがダークヒーローとして完成されるきっかけだったのが
日本の修復技術と言うのは意外だったし
大成功だったと思う。
物語は2度以上見返さないと理解できないところがあるけど
カイロ・レンがダースベイダーと同じ様に
ダークヒーローとして完成された存在になったのがとても印象的だった。
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