「すべて終わらせましたね…ご苦労様…J・J・エイブラムス」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
すべて終わらせましたね…ご苦労様…J・J・エイブラムス
先ずはかなり凸凹だった話を何とか収束させた力業を評価しよう。大変だったでしょうね。細部には?マークが付くところが多々あるがまあここまで纏めたら良しとしましょう。しかし殆どはepisode4~6へのオマージュでepisode1~3は何処へ行ったやら。まあ1~3はジョージ・ルーカスにしてはヒドい出来(話)で個人的には無くても良かったと思っているのでこれも良しとしよう。でもまあこうして全体的に見ると結局episode4~6に収斂してしまったわけで、私の持論通りやっぱり(スカイウォーカー・サガとしての)STAR WARSはepisode4~6だけで良かったのだ。episode7~9の功績としては、ハリソン・フォードがSTAR WARSを足がかりにスーパースターに登り詰めたのに対し、STAR WARS後パッとしなかったマーク・ハミルに最後の一花(?)を咲かせたのと、これまたSTAR WARS後ご乱行の連続で脇役女優で終わるか、と思われたキャリー・フィッシャーを「レジェンド」(この言い回しは余り好きではないが)にしたことだろう。ただラストを惑星タトゥーンのかつてのルークの家の廃墟を舞台にして、二つの太陽を見つめながら佇むレイ(・スカイウォーカー)の姿で幕を閉じたところは、オールドファンとしては感涙ものでしたが。まあ、一応これでスカイウォーカー・サガは終わったわけだから、新しいSTAR WARSは(Disneyがまだやるつもりならば)全く新しいスカイウォーカー・サガとは全く切り離した話で始めれば良い。※追記:どこかでハン・ソロを出すだろうと思っていましたが、やっぱり出てきましたね。