「EP8の負債の回収でいっぱいいっぱい」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け bebeburuburuさんの映画レビュー(感想・評価)
EP8の負債の回収でいっぱいいっぱい
スターウォーズは世代によって見方も様々だと思う。
ど田舎で育った少年時代に旧3部作をテレビで見て子供心にも物凄くはっきりと覚えていた。
そして高校生になり都会へ、、、
その頃から映画館へ行けるようになり大学くらいまでで新3部作を映画館で鑑賞。
どちらかというと新3部作がリアルタイムに感じるアラフォー男子です。
そんな私から見たスターウォーズの印象
EP1アナキンのパイロットの部分が印象的。ヨーダが言っていたセリフを思い出す。ストーリーとしてはなくてもまぁなんとかなる。
EP2評価低いけど私は好き!何が好きってヨーダのバトルシーンを初めて見た時の興奮は未だ忘れられない。ストーリーとしても重要だし
EP3ストーリーとしてはEP2とEP4に挟まれて誰もが先がわかっている。しかしアナキンとオビワンのやりとり、そしてパルパティーンとヨーダのバトルはかなりのインパクトがあった。
EP4全てはここから始まった。デススターのインパクト、Xウィングでの戦闘などは見ていて迫力があった。
EP5子供にとっては面白くなかった。大人になって素晴らしさがわかるように。やはりダースベーダーの父親カミングアウトは物凄いインパクト。誰も予想しなかったのでは?
EP6アナキンのストーリーの結末。新3部作での予言が一本の糸に繋がる感じがあるから新3部作を見る前後でかなり、印象がちがうイメージ。やっぱり面白い。
でディズニー
EP7 無難。一応スターウォーズの世界観(旧3部作の)の中にいるが面白みやインパクトは感じなかった。
EP8こいつが問題作!全てを破壊した。あらゆる謎は意味のわからない回答を並べ立てフォースはハリーポッター並みの魔法に成り果ててしまい本筋である単調な逃亡劇の結末は自爆。突っ込みどころ以外何もない印象。繰り返すがこいつが元凶なのだ!
前振りが長いがEP9
とにかくEP8の迷惑な負債を回収するだけでいっぱいいっぱい。
それでもよくあんな状態から無難にまとめたなーと感心しかない。
しかし、限界までまとめたとしてもスターウォーズではなくどこかファンタジーになってしまっている事は事実ある。
あと前作の回収案件が多すぎて説明がぜんぜんたりない。
3倍時間が有ればなんとかなるんじゃないだろうか。
※パルパティーンが突然復活→ハッキリ言って意味わからない。しかもジェダイみたいな霊体でもなさそうだし、、、
※レイはパルパティーンの孫→意味がわからない。そもそもスターウォーズってスカイウォーカーの血縁の話では?
※スノークはパルパティーンの作り出した幻想→意味がわからない。まぁこうするしか無かったと思うけど、、、
いやまぁあげていくとキリがない訳なのでこの辺りでやめますがツッコミどころは満載。
さらにレイヤ姫が亡くなってるのは痛い。よくここまでストーリーに組み込んだなと感心。
でもやはり無理がある。
とにかくEP8の影響をもろに受けつつもなんとかEP8での借金を完済したように見えた。
本当に監督にはお疲れ様でしたと言いたい。
しかし、この大好きなシリーズの完結がこれでは寂しいというのが本音。
EP8さえまともなら、、、
悔やまれる