「うーむ。」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け hokiさんの映画レビュー(感想・評価)
うーむ。
見終わった直後の素の感想です。
「無難な形にまとめてやりきったのね、お疲れ様でした!」という感じでした。
旧三部作のキャストが出てきたり、若いころのルークやレイアが一瞬出てきたりもしたけど。アクションも派手なのが多かったけど。やっぱりラストは夕陽使ってたけど。かえってスターウォーズっぽさから離れてしまったように感じました。
とても頑張って作った!感は伝わりました。
多くが納得できる形を探した結果、独創性やスターウォーズならではの他にはないSFファンタジー感は薄まってしまったような。
やはりジョージ・ルーカスでないとep.6以降のストーリーを描くのは無理だろう、と思いつつ新3部作を見てきましたが、スターウォーズファンへのサービスたっぷりめにした無難な仕上がりで終わりました。この消化しきれていない感はどうしたらいいのだろう、、
エイブラムスがんばった。もちろんキャストも、映画製作に携わった人たち皆、相当なプレッシャーだったんだろうと思うと本当にお疲れ様!!!という気持ちにはなりますが、、、
それにしても果たしてこのオチでよかったのか。
襲名でサーガが終わる、、(血以上のフォースの繋がりによって受け継ぐという意味なんだろうけれど)
わたしはかなり疑問でした、、
そして一番物足りなさが残ったのは、そのフォースの扱いでした。スカイウォーカー家のサーガに焦点を当てることがメインになりすぎたからか、フォースの根源的なところ、深いところまで行かなかった気がします。なんかみんな繫がってて、本能に通ずる力で、宇宙的なエネルギーで、霊力的な、、、鍛えれば大きい物を動かせて、、電流みたいなのが出て、、何でもありになってしまっていて。サーガを進めるための道具的な感じでした。もっと追求してほしかったなぁと。
このあと続くストーリーのためにとっておいてあることを願います。