はじめてのおもてなしのレビュー・感想・評価
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コメディにしては真面目すぎる
途中で挫折。
きっと最後は家族仲良く終わるのだろう。
コメディにしてはシリアスで真面目すぎる。
扱うテーマが、とかではなくて登場人物が何だか皆重い。家族の面々の上手くいかない人生だけが妙にリアルで、例えば皺取りにお金をかける父の様子などに笑えない。
背景は違えど同じように移民を扱ったフランスのコメディ、最高の花婿が素晴らしかったのでそれと比べると振り切った感じかなくて入り込めなかった。
ドイツ映画も面白いなあ
色々問題があるそうな家族がナイジェリアの難民ディアロを受け入れることでさらに家族に嵐が吹き、ぐちゃぐちゃになりかけるも結果的にディアロ(難民)のおかげで元の幸せな一家に。
笑いと涙、少しの怖さもアリ、それにドイツ人の人柄が垣間見れてとても良い映画でした。
よくわからないのはアンゲリカの友達のハイケのはちゃめちゃなこと、二人が親友ぽく見えるけれどアンゲリカはハイケの良さをちゃんと理解しているのがわかる。
あれだけ派手なパーティーをして警察沙汰になっても許していた。
家族の人物描写が孫も含めてよく描けていてわかりやすい映画でした。
ディアロも自分が難民と認められるまで好きな子に声をかけなかったのも立派でした。見所満載のお薦め映画かな。
それにしてもドイツではシマウマを飼うのは当たり前なんやろか?
移民や差別問題を扱いながらもコミカルさがいい塩梅の良作
家族を奪われイラクから移民として逃げてきた男性と、それを受け入れた裕福なドイツ人家族との物語です。
受けれた家族自身も、イラク人への差別や偏見、素性の知らない人を受け入れるという恐怖などの感情を持っており、それがリアルに表現されていて良かったです。
移民の人は移住しても、申請許可が降りるまでの間、ドローンや解析ツールによって色々監視されて、疑いの目で見られている。
壮絶な言いようのない経験をしてきたのに、移住先でも戦わなければいけないなんて。
色々な誤解が誤解を生んで、申請の許可が危ぶまれそうになりヒヤヒヤしましたが、、ラスト良かった〜
しかし、コミカルなジョークなどクスッと笑えるシーンが沢山あるので、楽しく最後まで鑑賞できました。
社会問題を上手く取り入れて考えさせてくれ、笑いあり、ほんわかあったかい気持ちになる良い作品でした。
エンドロールの途中にも、小さなワンシーンがあるのでお見逃しなく。
難しい難民問題をわかりやすく教えてくれました
ドイツは難民をすごく受け入れていて、遠い日本には「メルケル首相はすごいなぁ」なんて思っていたけど、実際にドイツで暮らしてる方々やこれからドイツで暮らしていこうとしてる方々には問題はいっぱいある。
そんな当たり前のことなのに、コメディでわかりやすく今のドイツの難民問題を教えてくれたのが、こちらの映画。
コメディなので、誰にもわかりやすく、かつある程度のハッピーエンドに向かっていく過程は想像できるものの、そんなうがった見方はせず頭空っぽで見るのがオススメです。
難民問題で細かい情報はもっといっぱいあるでしょうが遠い日本で暮らす僕には少なからず刺激をもらいました。
単純に難民を受け入れるのは正義だと思っておりましたが、正義を貫き続けるのはとても困難です。
だからといって、罪のない難民の方々が悪いわけではなく。
肝心の映画の内容もわかりやすく、2時間があっという間でした。
個人的には学生としては多少の歳はとってるものの娘さんが美人で素敵でした。
(毎回ヒロインの方を好きになってしまうのですが)
あと途中で流れる曲もとても良かったです。
【ナイジェリア難民が”ドイツの裕福だが破綻しかけた家族”にもたらしたモノ。コメディタッチで描いているからこそ、心に響くモノがある作品でもある。】
ー裕福なハートマン家にある日ナイジェリア難民、ディアロがやって来た。ー
・理由は、夫リヒャルトとの会話も少なくなりがちな、定年退職した妻アンゲリカが申し出たため・・。あんな、大騒動になるとは思わずに・・。
■ナイジェリア難民、ディアロが”普通に感じて、口にした言葉”の幾つか。
・”老人を敬って・・。” アンチエイジングにやっきになっているリヒャルトの姿・・。
・”良い家族ですね・・” 破綻しかけているハートマン家だが、彼にとっては、一緒に過ごせるだけでも幸せな事なのだ・・。
・ISとの関係を疑われ・・”だから、僕は逃げて来た・・”
■沁みたシーン
・ディアロが落第しかけていたバスティ(父、フィリップは気には掛けているが忙しくて・・)のために、”レポートの題材”として、自らがナイジェリアから逃げて来た理由を話すシーン。
ー本は罪、教育は罪・・ で、多くの子供が殺された・・。家族も・・。-
■ディアロの亡命申請が却下され、その再審査のため、フィリップを始め、ハートマン家が”愚かしきナチ、反ナチ、及びディアロを監視していた人々の姿”をコミカルに挿入しつつ”団結していく姿。
<難民受け入れ問題が、簡単に解決するとは思わない。
けれども、(私を含め)一人一人がまずは”すぐ近くにいる大切な人”に対し、今以上に、”敬意と優しさ”を持って接する気持ちを持つことで、小さな一歩が始まるのかなあ、と感じた作品。>
ドイツの難民問題をハートウォーミングに描いた作品
ドイツは第二次世界大戦の贖罪かと思えるくらい移民、難民の受け入れを行なっている。それによる社会問題もあるようです。ある家庭で定年退職後に暇を持て余している主婦が難民を受け入れることを思いつき実行。彼女は輝きを取り戻すがハプニングも続出なんてストーリー。好みが分かれるかな?自分はアフリカ難民の青年が飄々としすぎていてどうも愛情がわかなかったのが敗因かも。はまる人にははまります。
難民問題
難民を受け入れることになった一家にふりかかる災難を描いたドイツコメディ。
あんまりコメディっぽくない気はします。
人間関係の接点を軸にうまくストーリーを収束させ、最後につなげてる点は良かったです。
シマウマみたいなネタは好きなので、一番うけました。
素晴らしい作品
ドイツの難民問題をハートフルな作品に仕上げた素晴らしい映画です。登場人物が全員魅力的でドイツの移民政策問題から人種差別、家族問題、老いの問題まで幅広く網羅した笑えて泣ける素晴らしい作品です!
ドイツの山田洋次作品といった感じ
難民問題、人種差別問題に加えてイスラム国、テロリスト、ナチなど様々な問題を取り上げているハートフルコメディで、どれもこれも自身と照らし合わせてしまい、いろいろと考えさせられた。
ハートマン一家は父リヒャルトが医師、母アンゲリカが校長も務めた元教師、息子フィリップが上海で活躍する企業弁護士、娘ゾフィーがずっと学生を続けている。そして12歳の孫バスティーは12歳でありながらヒップホップのミュージックビデオを作成していたりする、ちょっと問題児。そこへナイジェリア出身の悲しい過去を持つ青年ディアロがやってくる。
人と人の繋がりも面白く、リヒャルトの下で働く研修医の存在が家族関係を見事に橋渡ししている。宗教の違い、文化の違い、そして夫婦に対する考え方もヨーロッパとアフリカでは違う。日本の家父長制なんてのはむしろアフリカに近かったりするのが驚きだった。
裕福で頭の良い家系だけに、問題が起こってもすぐに解決できる才能があるので、ちょっと警察沙汰になったくらいじゃビクともしない。物語はディアロの亡命が認められるかどうかをテーマにしているのだけど、警察がずっとマークしているとかの伏線はちょっと邪魔だったかもしれません。いまだナチみたいなのがいっぱいいることにも驚きは隠せない・・・
こじらせ家族に風がそよぐ
ハートマン家の家長から孫まで、みんなこじらせすぎ?!。
家族の絆って何ですか状態。こんな家族いやだー。
そこに妻の知人への対抗意識から、難民青年を家族に受け入れるって。
もうひっちゃかめちゃかです。
だけど難民青年ディアロが一番まともで。
ハートマン家にそよ風の様に入り込んでいく様。
とても自然で、時にウイットにとんでます。
娘に「子供はいないの?どうして結婚しないの?」ってストレートすぎるわ(笑)。
「難民受け入れ」「一家離散寸前」っていうと、一歩間違うと暗い展開になりがちだけど。
家長が老いを気にしてプチ整形したり、随所で笑えるところがあるし。
警察もディアロを「テロ要注意人物」でマークするなど珍騒動続出。
セリフにはないけど全編通じて、ディアロは「みんな生きてるんだ、家族仲良くしなきゃ」な行動があちこちでありました。
2016年度ドイツ国内の興収No.1ヒットを記録したヒューマンコメディだそうで。
ま、そこまで面白くない気はするけど。ドイツ内の国内情勢や、観客がそれぞれ、当てはまる登場人物に自分を投影したからかもしれませんね。
懐
文化も価値観も違う他者を受け入れるなんて、きっと日本人が思っているよりずっと難しい。だから欧州の右傾化は難民問題とセットなんだと思う。すぐに許容はできないけど許容する努力をするところ、見習いたい。人を受け入れるって自分が変わる事が前提だけど、人間何かがないと変われないままだからな。私だったらできるのかな?懐の深い作品でした。
安心して見られます
どんな人種でもどんな立場でも色んな人がいる。
という当たり前のことを思い出させてくれるやつです。
自分が生まれた国で平穏に過ごせるということが、
いかに幸せなことか。
自分を取り囲む環境が変わっても、良く生きようとすれば
いい道を選択できる。
自分が今確信していることも、見方を変えてみれば
新しいことが見えるかもしれない。
笑えるポイントおさえながら、こんないい事、教えてくれます。
いかにもネオナチな集団と、いかにもスピリチュアルに
アッチ方面行っちゃった友人のおばさん、働きすぎで知らぬうちに
精神病レベルの域まで達してた長男は、現代社会によく見られる
ちょっと行き過ぎの人たちの代表。
行き過ぎてて笑えるけど、こういう人、いる。
深いけど、楽しく観られて、鑑賞後もスッキリです。いい映画。
ドイツ映画キターーーー♪
観に行った映画の予告で見かけて気になったから鑑賞。
人種・宗教差別や欧州での難民など現代社会の問題に焦点を当てながらも笑い満載でお届けしてくれる作品。
ドイツ映画って初めて観た気がするけど、面白かった(≧▽≦)
飽きなかった
移民問題が中心にあり、移民を受け入れるドイツ家族とそこにやってくる移民の話。
ラブストーリー、親子の関係や夫婦関係などの家族ドラマもありつつ、コメディ要素もあって飽きなかった。
移民問題としてよりもいろんな形の愛があってその一つに他人を受け入れ助け合う愛があるのかななんて思った
以前フィンランドの移民問題の映画、希望のかなたも視聴した。この映画と共通して思ったのは移民の方々を受け入れる人というのは人間の器や懐が深いという感じでした
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