「雪の中を10キロも走った裸足のナタリー」ウインド・リバー どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
雪の中を10キロも走った裸足のナタリー
舞台はワイオミング州ウインド・リバー・インディアン居留地。
FBIの新人捜査官のジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が、猛獣ハンターのコリー(ジェレミー・レナー)の協力を得ながら 雪原で発見された遺体(ケルシー・アスビル)の死因について捜査する。
隠し撮り風なグラつくカメラワークが 時々あるが 臨場感がある。俳優陣の演技も 申し分なく、没入できる。
クライマックスの撃ち合いのシーンで流れる 静かで悲しいBGMが、妙に場面に合っていた。エンドロールで流れる「 Feather」(歌:William Wild)のメロディも美しく、また、悲しくもある。
印象に残る作品であった。
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