台湾より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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役者がうまい
いきなりクサイ台詞が出てきて「うわー」ってちょっとひく脚本なの。役者さんのやりとりもちょっとテレビの街歩き番組っぽくて、なんかおかしいの。
それでも観てられんのは役者がうまいんだろうなと思った。落合モトキも岡本夏美も「もっと、やれるよね?」って演出だったんだけど、それでも観ていられる。
内容はありきたりなんだけど、役の配置が面白いなと思った。夢を叶えた人、夢を追い掛けてる人、夢を諦めた人っていう。
制作イトーカンパニーなんだよね。色々と挑戦的な映画つくるから、面白い事務所だなと思ったよ。
全体的に薄い印象
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全体としてあまり印象に残らない映画かと思う。
疑問が湧く映画だった。
まず、台湾人歌手のリンとの関係性がいまいちわからない。もう少しリンとのエピソードが欲しかった。リンとのエピソードが無いせいで、久しぶりの再会の時も、主人公と感動が共有出来なかった。
あとなぜ主人公の2人が日本でも売れていないのに、台湾で芸をしようと思ったのかがずっと気になった。
最後は2人でお笑い活動を始めるのだろうが、その後の進展も見たかった。
台湾の各地の映像が映っていたが、基本九份と淡水だけ。もっと台湾の名所を映して欲しかった。だから、ヒューマンドラマに全振りするか、台湾の風景をバンバン観せてノスタルジックな作品にするかのどっちかかなと。全部中途半端になった気がする。
ただ映像の観せ方であったり、演者の演技は良かったと思う。
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