ハード・コアのレビュー・感想・評価
全84件中、41~60件目を表示
我ら正しい狂気也
右傾っぽい結社で埋蔵金探しをしている冴えない男達が、見た目はショボいが超ハイテクロボットを発見し行動を共にしていく話。
自分の信念とやらが曲げられなかったり仲間意識が強くちょっと短気で暴力的が故に、まともとは言い難い生活をしている主人公。
その癖案外根性なしだったり色欲に流されたりw
エリートと言われる商社マンが故に日常に退屈と違和感を抱える弟が対照的。
そんな主人公達がロボットをみつけてどうなっていくのかと思ったら…言葉を与えたあたりがピーク?
ちょっとそこからダレてきてテンポも悪いしあまり代わり映えのしないネタの繰り返し。
大爆笑があるわけでもなし、ストーリーに面白みがあるわけでもなし、オチもやっつけの様な感じで残念だった。
好き嫌いは両極端。シュールを突き詰めた過激な世界観。
【賛否両論チェック】
賛:何ともいえないシュールな世界観の中で、主人公達が織り成していく人間喜劇の模様に、思わずクスッと笑ってしまう。
否:細々とした笑いが全てシュールなので、好き嫌いは極端に分かれそう。過激なラブシーンが多いのも難点。
良くも悪くも、非常にシュールな作品です。思わずクスッと笑ってしまうようなシーンも確かに多いのですが、ネタの数々のシュールさ故に、笑えるかどうかは観る人次第。終わり方も含め、好き嫌いは真っ二つに分かれそうな内容です。
そんな空気の中で、社会に馴染めずにいた主人公と、彼に寄り添う心優しい寡黙な青年、そして2人の下に現れた謎のロボットや、野心家の弟、上官の好色な娘も加わって、何ともいえない不思議でおかしな物語が紡ぎ出されていきます。
ただ、メインはロボットではなく、あくまでも主人公達のお話なのと、過激なラブシーンなんかも結構あったりするので、
「何か・・・想像していたのと違う・・・」
なんて思ってしまう方もいるかも知れません。ある種の好奇心で、ご覧になってみるのをオススメします(笑)。
気持ちの良い、訳の分からなさ
キャスト最高。脚本まあまあ。
上映終了が近いことに気が付いて慌てて見に行ってきた。あらすじとキャストに惹かれて行ったのだが、思っていた以上にカオスだった。
主人公(山田くん)は少年のまま大人になってしまったダメ人間。相棒(荒川さん)は出来の良い家庭から逃げ出した童貞でアレのことばかり考えている落ちこぼれ。主人公の弟(佐藤くん)は大人の振りしてるけど中身は兄貴と同じなので、日々イライラしている商社マン。全員ちょっと異常で、現実なら絶対に友達にはならない種類の人たち。でもこれが映画の中だと愛おしく思えるから不思議。
山田くんの電話、荒川さんの遠吠え、松さんのカラオケと笑えるシーンはたくさんありますが、佐藤くんのあのシーンは彼の俳優としてのイメージをひっくり返すほどのインパクトがあります。いい顔をするんですよ。オフィスのガラスに映る表情が凄いです。
最後に。とは申せ描写はエログロで、とにかく女性の描き方が酷いので、大切な人と食事のあととかに行っては絶対にダメです。
この寄せ集め感、中途半端感は一体何?
真っ直ぐに生きることが難しいこの世の中で、政治結社モドキに参加しながら不器用に生きている右近とその仲間達の奇妙な日常を綴ったちょっと風変わりなフィクション。商社マンの右近の弟を除けば皆、妙な人達ばかりで、原作の漫画を読んだことがないので良く分かりませんが、この作品の世界観は本当に独特。急に登場するロボットも(本当は凄いものかも知れませんが)少なくとも右近の生活を決定的に変えるものでもなかったようで、何とも中途半端な寄せ集め感を感じてしまいました。それに右近自身が一体何をやって生計を立てているのか良く分からず。政治結社の宝探しのバイトだけでは大した収入にもならないでしょうし、作品を通じて生活感が余り感じられなかったです。原作には何か大切なメッセージがあったのかも知れませんが、少なくとも映画を鑑賞した限りでは感じ取れなかったかな... ただそんな中で、冒頭のバーの場面でカラオケに興じる松たか子の歌は出色でありました。
ロボット憲章
チープな印象のスラップスティックではあるが、ストーリーはよく練られている上に俳優陣の怪演も手伝って、とびきり面白い映画になった。
見た目とは裏腹のハイテクロボットだが、ロボット憲章を遵守するという基本は守られている。そしてそこにこの作品の世界観がある。人間はみずからの食欲と性欲に振り回されて、非合理的で理不尽で無駄な行動をするが、それでも人としての尊厳は守られなければならない。
思想や信条の違いはもとより、貧富も善悪もひっくるめてすべての人間を肯定する力強さに、底知れぬ哄笑が沸き起こるようなエネルギーを感じる。ルネッサンス期みたいな作品である。
設定の細かい部分には謎が多く、全部は説明してくれないまま、いくつかは謎のままで終わる。いろいろな点で心残りではある。蛇足になるのを恐れずに続編を観たい気がする。
GINZAって!!
原作は未読。
ロボットが出てきたあたりからかなりシュールな感じに。ポイントはそのシュールさを受け入れられるかどうか。受け入れられれば、妙な面白さを楽しめるはず。
安定した山田孝之の怪演、佐藤健の意外なワル演技。そこに生々しいエロさと絶妙な笑いが散りばめられる。期待してなかった分、かなりのお得感を味わえた。
悪くない
原作は全く知らなく、出演者が好きなのと映画館でのCMだけの知識で鑑賞しました。多分ストーリーは凝縮してると思うので、展開は唐突感がありますね。もっとロボット中心な話かと思ったら、そういう訳でもなく、まあ楽しめました。しかし、山田孝之はあまり喋らない役柄でのオーラは良いですね。あと佐藤健も好きな役者ですが、よくやったなぁと。
新しい佐藤健
どうゆう内容か全く分からないで行きましたが面白かったです!
男の人ってこんな事ばかり考えてるんだなとか、ありそうでなかった映画な気がします。
佐藤健さんの役所が、ご本人も言ってた通り新しい佐藤健でびっくりしたシーンもありました。
荒川良々さんはいい味出してて、きちんと兄弟に見えた山田孝之さんと佐藤健さんでした。
山田孝之ワールド
良いも悪いもなくワールド。ナニセ原作を知らないので、他に言いようもないのだが、ソコがはまれば楽しめる。
それとは別に演劇系の映画として観れば、ふんふんなるほど♪と、最後まで楽しめるのかな。とにかく、鬱屈とした世界観も含め、そこに飛び込む前提が必要ではあるかも知れないが、何かが残る作品でもあるのは紛れもない事なのであろうか。
夜明けのあの何とも言えない感じがいとおしい。(特にそんなシーンはありませんが)
ロボ爺+大丈夫マイフレンド?? いやいや、全く違いました
予告編だとそんな雰囲気ですが
見てわかったあれは配給のイメージ戦略ですね
もっと全然ハード
ダーク
大人です
オシャレで小綺麗な人は一切出てきません
以下部分的に軽くネタバレ====
冒頭でハロウィン騒ぎのニュースがちょっと出てくるし、LEDのヘッドライトもあるので、設定は今の同時代ということになりますが
完全に小汚ない乱雑なアパート(ほんとに汚ない)、登場人物はみなタバコをパカパカ吸う、携帯はみな二つ折り、間違った世間の世直しを標榜する人物とか
全部20年以上前の感覚
あの当時でもバブルに乗ってた人には無縁な世界
しかしほんと部屋汚ない
あれは人の心の荒みを現してる
キレイにしようという気にもならない
それに共感する部分が少しでもないと見るのは辛いのでは
でも友情にだけは厚い
あ、あと、またもな心がある女性はほぼ出てきませんw
======
狩撫麻礼さんは昔漫画アクションを買ってた頃は読みました。アホーマンスとかボーダーとかアクションだったか覚えてないですが
映画の冒頭に出てくる名前が狩撫さんで、ラストも狩撫麻礼さんに捧ぐ、です
取り敢えず手持ちの狩撫さんの漫画引っ張りだして読み直してみたくなりました
まあ今の若い人、いや若い人に限らず多くの人には受けないでしょうね
怖いもの見たさの気持ちがある人にはお勧めしますが、責任は持てませんw
展開が面白い
山田孝之さん、荒川良々さんのキャラが面白い上に、佐藤健さんを含めて周りの役者さんも良かったと思います。ストーリー展開も面白くて、2時間20分でも飽きません。エンディングがもう少し突っ込まれていると良かったですが。
不思議な感覚
どう評価すべきくよくわからないけど、なんとなく楽しめた「へんてこ」な映画だった。
相当変わった設定だが、最初は普通の話で、物語にすんなり入ったところあたりから、なんか変だな、と思いながら、あとはベルトコンベアーに乗ったように結末まで。実直な右近と弟の商社マン左近の兄弟、きちんと喋れない牛山、ロボ夫。右近の所属する結社の上官である水沼、結社のドンである高齢の活動家金城と、バラエティ豊かなキャラクターで穏やかならぬ話が進んでいく。
まあ、ブチ切れやら勘違いやらなんやらで、ヘンテコな話が進んでいくが、わかりやすいキャラと変わった人間関係に、飽きずに見れた。ギャグも抑えめだが、クスクス系の話だ。ロボットのロボ夫も見てくれより、超高性能。
なんとも言いようがないけど、多分楽しい映画でした。
メジャーなマイナー的なおバカ作品
こう言った作品はミニ系の劇場で三流の方が演じるのが通常だが山田 佐藤は基本仕事を選ばないのでしょうか荒川はこう言った役は専門だが松たか子がちょい役で後は知らん人ばかり!!!
よしよし〜(笑)
ハシゴ3本目の
レイトショー
予告見て気になってて
どうしても見たくて...
漫画の映画化なのかな?
ちょっと思ってたのとは
違ったかな
でも
安定の荒川良々
パンチ効いてて良かったです‼︎
山田孝之も‼︎
ラスト
ラピュタみたいになってた(笑)
シリアスな笑いってこれかな・・・
なんとなく映画館に行って、
メジャータイトルは予約しないとは入れないな~
と思いつつ、
山田孝之主演の映画がすいていたのでフラッと視聴。
前情報がなかったので、
「何の映画だこれは?」
と終始していました。
でも、クスリと笑える箇所がちらほら。
ナンセンスなユーモアと言う感じですかね。
正直、映画館で見ることを強くお勧めできるシロモノではない、
万人受けはしなさそうな映画ですが、
奇妙な気分になりたい方は一見の価値ありだと思います。
シュールな笑いからちょっと切ない
原作は知りません。
前半はシュールな笑いがあって、山田孝之らしいキャラ。クスッと笑ってしまうシーンと、何を見せられているのか、、、という両面がありました。
途中から、この話はどうやって終わるのか、衝撃の悪ふざけで終わるの?と不安になってきた辺りから、徐々にシリアスな内容が加わっていきます。
ただ、感動できるかといえばそうでも無い、やっぱりコメディなのかなと思います。山田孝之ファン以外は理解できなそうな世界観です。
男の映画
出てくるほとんどの男は愛おしい。特に主人公とその兄弟の愛情は、殴り合いのシーンに溢れ出る。女性の描かれ方は厳しいけれど、よく見ているな…と感心。改めて山田孝之の潜在能力を感じた。敵役も上手い。でも現実社会にいるあの手の人達をうまく許せるかな?映画だから許せるのだろう。不思議な映画だからこその時間でした。
恐るべし荒川良々・・・^^;;;;
今最も旬な俳優さん出てても・・・
西宮でやってないし・・・
公開劇場少ない。。。。
先日まで朝ドラで、好感度上げた彼がソコまでするか@@!!
ロボットに言葉を与えるシーンなど朝ドラの律とシンクロする悪い律のスピンオフかよ(笑)
荒川良々真骨頂のキモさ全開〜女子は受け付けない描写も多いかも^^;;;
山田孝之&佐藤健が、兄弟役やけど鑑賞者10人もいないσ^_^;
2時間にまとめてるだけに原作はもっとゲスエログロって察しがつく・・
R15やし番宣ほとんどしてないから仕方ないけど、内容もシュールでした。
間違っても彼女や奥サンと行かずに1人で観に行きましょう〜☆3
全84件中、41~60件目を表示