劇場公開日 2017年11月4日

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「泣いて終わりじゃない、心に深く残る映画。」ゆらり Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0泣いて終わりじゃない、心に深く残る映画。

2017年11月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

あぁ、そういうことだったのか、、とラストシーンでストンと腑に落ちました。エンディングの歌詞も心にしみて、余韻が長く、、、レビュー書きながら思い出すとまた涙が出る。

親から子、子から親への想いが様々な形で交錯していますが、どの物語も相手への純粋な「愛情」が起点になった家族の物語。
当たり前にそばにいるからこそ、忘れがちな家族への感謝と愛情を思い出させてくれました。

登場する大人たちは、時に不器用で、でも心の底から相手を大切な存在だと思っていることが痛いほど伝わる。共感するほどに、痛くてつらくて、眉間にシワを寄せながら観ました。

子供は純粋で素直に愛情を表現してくれる。その破壊力といったら。首まで一気に涙がこぼれました。

主演の内山さんと岡野さんが素晴らしくて自然と共感し、ゆらりの世界に引き込まれました。
穏やかなピアノのBGMも好き。

観る人の環境や立場によって心に刺さるエピソードは様々な作品だと思います。劇場では老若男女幅広く観覧していて、多くの人が鼻をすすりながらの観劇でした。

映画レビューは初めて書きました。それくらいもっとたくさんの人に観てほしいと思う作品です。池袋は今日が最終日で残念。関東はもちろん、全国でもっと公開してほしいです。

それにしても‥‥泣きすぎて目の奥がイタイ。

ほんとに素敵な映画でした。

Chisa
寝落ちマン(次男)さんのコメント
2017年11月20日

易々と白々しい最高評価をこんなにも大量に投じるから、ここ見てる者にはあざとさしか伝わらず余計に敬遠されているのですよ。
客足が遠のくのはこんなわざとらしいレビューのせいだとそろそろ気付いては如何でしょうか?

寝落ちマン(次男)