犬猿のレビュー・感想・評価
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とても貴重な作品、になってしまった…。でもキックがちょっと…
最近某T屋に行かない。
レンタル何もしない人になってしまった。
勿論行ったら2時間は居られるくらいアレコレ眺めるし、本とか文房具も大好き。だからこの作品がレンタルしてるのか知らないが、配信でこれ見つけた時は、吉田恵輔作品だから、というより、新井浩文と角替和枝が出てる!、というフックに引っかかって観てしまった。
しかし、吉田恵輔作品というのはどうしてこう「やだ見」のオンパレードなんだろう。氏自身がそうとうひねくれてるか、普段から些細なことに面白味を発見できる天才なのか。
各言う私は前者だろう(>_<)
自分は男兄弟で育った。だから今作の兄の馴れ馴れしさ、弟の強かさはよく分かる。大体男兄弟なんて仲が良い試しが無い。
自分は兄なのに、いや兄だから、兄新井の「何でそーゆー事するかなー」のやだ見が痛々しい。そーなの、兄ってやつは大体厚かましい。「兄」というどーでもいープライドが常に去来する。
新井、窪田の関係は嫌になるくらい上手かった。
そんな自分だから女兄弟は大体仲良いイメージがあるが、今作ほど格差が付くと一筋縄ではいかないのだろうか。
江上の卑屈な姉、芸人である事差し引いてもその演技と存在感は凄い。
大物感漂う。
風格を感じる。
豚っ鼻はサイコー。
上記3人と比べると、筧は観るべきところが乳しかない。
兄弟がいる人には普段から痛切に感じる淀みを、そのまま映した映像に、少し吐き気すら感じるかもしれないリアリティショー。一人っ子にはどう見えるか聞いてみたい。
キックの件。新井がボーイをボコる所のキックが、手加減が見えて残念。
それにしても、兄新井の女性の趣味は良い意味で抜群。
共感はしない。
兄弟と姉妹
他人になら言えない事が きょうだいには言えてしまう。
言えてしまうから憎しみ、喧嘩になる。
親が、兄と 弟と そして 姉と 妹とを
それぞれどう思うかを お互いが 自然と感じ合うから
言葉にならない落ち込み方をしてしまう。
その表し方が秀逸。
人間関係は、熱い血が通うからこそ愛情が湧きそして憎み合う。
妹の可愛さに嫉妬する姉と
頭が悪い事がずっとコンプレックスで、姉に対して神経逆撫でするような言動をする妹。
ろくでなしの兄を憎む弟と 狂犬のような兄。
細かいエピソードがいちいち上手い
ラス前
他人には徹底的に容赦なく暴力的な兄が
弟との取っ組み合いでは 明らかに手加減している所や
ニッチェのエノウエとのチャーハンのシーンが良かった。
こう言うのを見ると
血の繋がりというのは あるのだろうと
思う。
とにかく言えるのは
新井浩文さん まんまですよね。
江上さん、すごい上手くて驚いた。真面目で堅物で、軽く物事うまくやっ...
性格設定が面白い
ウザいけど大事な人
笑えた。
印刷会社を経営する姉妹の姉が面白い。
取引先の営業マンに事あるごとにアプローチするが、いつもさらりとかわされる。
美人の妹との比較で姉の魅力がより一層浮き彫りになる。
「近くに美味しいステーキの店ができたの、行きたいよね」と独り言のようにつぶやき、遠回しに誘うも「そうだね、行きたいね」と社交辞令風に断られる。
それが妹の場合は「一緒にいこう」と態度が様変わりする。
それを近くで見ていた姉は呆然自失。
また、取引先の無理な注文を承諾した見返りとして、約束した遊園地でのデート。
そこで、「彼女できたよ」と予期せぬ宣告を聞き、思わず口の中のものを吹き出したシーンはツボにハマり笑いを噛み締めた。吹き出し方が豪快だった。
他にも親戚が集まる場で、姉が妹への嫌がらせで、妹が出演しているエロいDVDを突然TVで流したこと。
その時、場の雰囲気の固まり具合が抜群に笑える。
このようなに笑える場面を盛り込んでコメディ風に仕上がっているが、この作品は兄弟げんかを通して、どんなに仲が悪く、いがみ合っていても、根底には深い愛情があるという人間模様を描いた暖かなストーリーとなっている。
物足りない
【兄弟、姉妹の愛憎、嫉妬をリアリティ感溢れる映画に仕上げる吉田恵輔監督のセンス】
メイン4人、とくに女性陣は予想を上回る好演
え!最高!!!!
陳腐
女性陣健闘
犬猿の割には弾けていない
兄弟と姉妹の主人公達が容姿、性格などの違いから生まれる兄弟(姉妹)喧嘩物語。
兄弟がいない人にはつまらないだろう。
兄弟がいる私でも大人になってまでも、ここまで兄弟に干渉しないかな?と言う内容でした。
新井浩文が演じる兄貴はそんな怖くも無く、喧嘩シーンもさほど強さを感じず。
ニッチェの江上は後半キレて弾ける訳でも無く。
筧美和子は可愛かったがもっと露出あってもなぁと。
窪田正孝は昨年観た「東京喰種」の金木の様に大人し過ぎるし、、、。
なんだかな〜!!このメンツが活きていない!!!
淡々と兄弟&姉妹の違いを観せて、後半「犬猿の仲だけど、やっぱり兄弟&姉妹。お互い大事なんだよね」を少し観せてエンド。大人し過ぎる、、、。
映画なんだから、映画らしく弾けてもいいのでは?
橋田壽賀子の様にドロドロでも無く。
伊丹十三の様に弾けた展開でも無い。
どこを目指したかったのか?
私的には大人しく弾けなさ過ぎる兄弟・姉妹映画でした。
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