去年の冬、きみと別れのレビュー・感想・評価
全240件中、181~200件目を表示
原作を上手く生かしている
中村文則のミステリー小説の映画化です。フリーライターが、モデルを焼死させたカメラマンの本を書くために、カメラマンやその姉などを取材する中で、再びモデルの焼死事件が起こるというストーリーです。1人目の事件の後から始まり、編集者の設定をライターに変え、編集者に独自の設定を加えるあたりは、原作を上手く生かしていて面白かったです。ただ、肝心の炎のシーンが今一つ美しくないのが残念でした。
登場人物だいたい狂ってる(笑)
プロットは秀逸だが
予測可能
エンディング曲、残念。
まあまあ
緻密に作り上げられた映像とストーリーの美しさ
ダマすダマされたは結果論だし、途中でトリックに気づいてしまった人もいるだろう(私はなまじ原作を読んでいたので設定の違いに混乱した)。
ただ、それよりもこれは、本来なら平穏に生きられたかもしれない人々がちょっとしたボタンの掛け違えから道を誤っていく様を描いた哀しい人間ドラマだ。
随所に作り手のこだわりと美意識を感じさせ、何よりキャストの演技は主役から端役まで遍く完成度が高い。特に「去年の冬、きみと別れ」というタイトルの意味が判明する海辺のシーンでの壮絶な横顔には胸が詰まり、涙が止まらなくなった。いつかまた瀧本監督とタッグを組んで難役に挑んで頂きたい。
宣伝担当には、現行のCMと並行して人間ドラマを前面に打ち出したCMを流すことを強くお薦めしたい。
2回目も観て欲しい!
ちゃんと伏線は回収できた。
イニシエーションラブのようなどんでん返しを期待して鑑賞。
フリーのライターが盲目の女性の殺人(と思われる)事件を追うところからはじまる。
だがしかしそれはライターの復讐のスタートでもあった。
盲目の恋人が写真家の異常な愛情とその姉の狂気さによって殺され、編集者は写真家と姉の父親殺しに加担することになる。
そのことを知った上で、何も知らない体で編集者に文章を持ち込み、肝心なところは伏せて出版にまで持ち込む。
ライターの物書きスキルがすごくないと
自殺願望の人生捨てる寸前の協力者がいないと
写真家に被写体に異常なまでの執着をさせないと
他にもいろんなことがそろわないと実現できなかった復習。
焼死体のDNA鑑定したらばれるかもしれないとか
ライターの過去を調べるタイミングがもう少し早かったら
というツッコミどころもあるけど、最後にすべて伏線を丁寧に回収するライターの一人舞台があったのでボクでも分かりやすかった。
確かに騙されはしたが…
記者の主人公がある事件に興味を惹かれ、その真相を突き詰めるという構成だと思いきや…
主人公が謎を追う話だと思ったら主人公の復讐劇だったというのには確かにキャッチコピー通り騙されました。
第二章から始まる構成はなかなか斬新だと思ったものの、最後の伏線回収の仕方が微妙です。殆ど主人公の語りで真相を話すというのはあまりにも普通に感じました。
事件のトリックは完全犯罪として成り立てるのかも微妙でした。今の鑑識で遺体の判別がどのように行われるかは解りませんが、この流れだとそう簡単に上手く出来るのかと疑問です。
またファンの方には申し訳無いのですが、個人的に主演の岩田剛典の演技も微妙に感じました。この役はかなり難しい約どころなのでかなり演技力が試されると思いますが、彼には難しかったと思います。
正直少し期待してた方なのですが、自分はこの作品は好きにはなれませんでした。
やっぱり……
タイトルから騙される!
映画 去年の冬、きみと別れを観てきた。
原作はだいぶ前に読んでたけど全然覚えてなくて新鮮な気持ちで、気持ちよく騙されました!
タイトルだけ観たら「○○が○○と別れたって意味だろうな」と思うけど、
実は「○○が△△と別れた」という意味だとわかり…。
色々な展開を予想しながら観ても
全部外れる「罠」がいたるところに散りばめられている。
第何章と区切られているのもまさに罠。
サスペンスからラブストーリーに変わっていく流れも見事!
観たら誰かと語りたい映画!
主演の岩田剛典さんの演技が光ってました。浅見れいなさんの妖艶さも良かったです。
みなさん、映画館で気持ちよく騙されてみて下さい。
全240件中、181~200件目を表示