去年の冬、きみと別れのレビュー・感想・評価
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スカッとジャパンスペシャル編?
内容自体は面白くて十分に楽しめた。
斎藤工の劇中の雰囲気が最高だった。
しかし、予告編で言われていた騙されるという部分に関してはイマイチでした。
騙されるというか後から物語が付け足されていき、結末の予測という騙すことに必要な前提の部分が浅かった様な気がした。
終わった後に悪役がしっかりと復讐されていてスカッとした。
湿度高め。
全体的にジメジメと陰湿な湿度の高い映画でした。ストーリーはなかなか面白かったのですが、終盤の役者の演技・言動の滑稽さと宣伝の仕方の下手さが否めませんでした。予告で、騙されるとか言ってしまったら身構えてしまって、結局オチで「こんなもんか」となってしまいます。
プロットが優れたサスペンス
岩田剛典は2016年の「植物図鑑」のときの演技に比べると、見違えるように上手くなった。真意を隠しながら仇敵にアプローチするというややこしい役柄をリアリティの感じられる演技でこなしていた。
猟奇殺人事件とその真相を追うジャーナリストという構図が、物語が進むにつれて徐々に崩されていくプロットは、とても優れている。「全員、ダマされる」というキャッチフレーズも強ち大袈裟ではない。
殺人の量刑は懲役5年から死刑まで幅広いが、放火も同じく懲役5年から死刑まである。二つが合わさった放火殺人となると、死刑になる確率が一気に上がりそうだ。この作品のリアリティはそういった法律的な側面にも裏打ちされている。
山本美月も相当に演技力が鍛えられていて、このややこしい作品でもなるほどと頷かせる演技をしていた。監督の演出も要所要所で作品の世界観から逸脱しないように気を配っているように見える。
プロットも役者の演技も監督の演出もとても優れた傑作だと思う。
あまりにも...
ラスト展開は誰も想像出来ないみたいな告知が多かった為、変に構えてしまい、あの後にまた何かドンデン返しがあるかと思ってしまった。やり過ぎの広告告知は、本当どうかと思う。客寄せは解るが、映画慣れしてる者にとっては、控えめな告知で意外なラストの方が嬉しいのだが。
ストーリー自体、確かに今までにあまりない展開だった。しかし、少し強引過ぎる所もあり、あり得ない感と違和感は拭えない。
斎藤工の怪演もキャラ設定が詰め込みすぎで、どっちらけ感あり。
まあ引き込まれる話ではあり、面白かったのは事実だ。
図書館での出会い
第2章からはじまることが
何故?
冬の海岸の映像のインサート
なに?
朱里が途中全く登場しなくなるのは
何故?
平凡な猟奇殺人が意味の違う殺人だと
気付くときには、気持ちいい
驚きにつつまれます。
図書館での出会いのシーンは
素敵でした。
あんな出会い方もあるんだな。と。
お礼を言うシーンの笑顔がいいです。
何件かコメントありましたけど
エンディングソングは、
よくないですね。
作品と相性が悪すぎる。
この世に北村一輝はただひとり
斎藤工観たさに観ましたが、
役どころ的には仕方ないけど
終盤にもうちょっと見どころがほしかった。
客観的にみると、主題歌含めエグザイル映画。
主演が最後まで個人的にはマッチしなかった。
ライターって感じも
キーマンという感じもせず。
そもそも騙される騙されると宣伝されると
相当意識して観るので、
ははーんとなってからが長い長い。
そういう宣伝でなく先入観ナシに観たら
もっと楽しめたかと思うとちょっと悔しい。
ん? だとしたら折り返しの雑踏のシーンはなんだ?
ミスリードすぎないか?
あとヤング一輝を別人に演じさせるとか無茶はどうか。
(本人のメイクとかだったら失礼!)
すごい
騙されるって人にも聞いたけど、騙されたっていうか圧倒された感があった。とても面白かった。映画はいつもあとどれぐらいで終わるんだろうかと思ってよく時計を確認していたけど、この映画は全く時間が気にならなかった。惹き付けるものが感じられた、、何回でも見ることが出来そう。
巧い
してやられた。
大まかな謎は物語中盤に察しがつくものの、その裏に潜む動機や、ディテールに釘付けになる。
原作からの改変があるらしいが、映画単体でとっても良質なミステリーだと思える。
面白かった!
今作はキャストの芝居に見応えがあった。とても眼福である。
サイコパスな写真家
二面性のある編集者
ミステリアスな姉
復讐に駆られるジャーナリスト
皆さま、素晴らしい!
斎藤氏と北村氏が特にお気に入りだ。
それに輪をかけた構成なり編集なり…巧い!
群生する蝶の写真に登場人物達の業を感じた。それぞれを縛る蜘蛛の糸に絡まる蝶に。
キャストにもスタッフにも凄味を感じる作品で、とても幸せな2時間だった。
エグザイルだからと敬遠してる人は、すぐさま劇場に向かうべきだ。
今年度のアカデミー編集賞候補!
ふいに訪れる「第1章」にドキッとする。
原作とは違う部分もあるがよい
原作の方が狂気じみていて、読んでいて恐ろしさはありました。映画版の方が観やすいかも。役者さん目当てで行きましたが、なかなか見応えがあり、みなさんハマり役でした。岩ちゃんは爽やかさを消して熱演でした!終盤の謎解きは原作動揺にグイグイ引き込まれました。観終わってから悲しくなりますが、このタイトルが胸に沁みます。
うん、納得
原作未読で観ました。タイトルの『去年の冬、きみと別れ』の意味がエンディング間近までわからず、まず最初の騙された感とともに観入りました。第2章とのテロップを見た際も「あれっ?第1章はそれだけ?」と思いながらもそれほど気にもせず、最終章で最後の騙された感とともに観終わり「う〜ん、そういうことか」と納得!(と言っても前半は少しダルさが感じられたのも事実ですが…)
また『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』では爽やかさ満載のがんちゃんが、斎藤工以上に闇を抱えた怪物を好演してなかなか観ごたえがある作品でした。原作からは「映像化不可能」とも言われたようですが映画との違いを確認するため読んでみたくなりました。北村一輝も相変わらずいい味出してますね〜。山本美月さん、きれいでした。他の映画のレビューにも書きましたが、主役がジャニーズ系等、アイドル系の場合酷評されがちですが皆さん公平な評価をされてて安心しました。宣伝ほどのインパクトはありませんがなかなかよくできた作品だと思います。是非事前情報無しでご覧ください。
映画自体は良かった
耶雲(岩田剛介)の最後の怪物を超えるには自分も怪物になるしかなかったが、やった事は怪物でも怪物には見えなかった。これが致命的。
怪物にするには小林(北村一輝)をなじるか、自分の描いた計画が成功して高笑うかして感情の爆発がほしい。
もしくは、そのセリフをカットして淡々とした方が良かった。
その方が内なる思いは怪物を超えると解釈できた。
まず、松田(山本美月)と耶雲のレストランの耶雲の声が低いと感じた。
低いから結婚する事があんまり楽しい感じがしなかった。
最後まで行くとここも耶雲が怪物になっていて、計画だからテンション上げないと納得行くのだが、予備知識入れずに映画を見る者にとっては耶雲の声のトーンが変わらず最後の怪物のセリフにも影響していて残念。
松田と会う時はテンション上げてとしておけば、怪物のセリフで怖いと感じたし、感情までもコントールして耶雲の執念が際立った。
木原兄弟は、どちらもぶっ飛んだ感じがでていて存在していた。
小林も良かった。
耶雲と松田がもっと良かったらすごい映画になっていたと思う。
なんとなくは気づくのだけど
なかなか面白かった!
原作未読
なんとなく思いつく展開にはなったものの全ての真相は最後まで分からなかった!
最初に「第2章」と出た段階で何かは待っている予感はありまくり
最初は殺人容疑のカメラマンを取材しているライターが、のめり込む内に次第に巻き込まれていく…みたいに作っているが、そこからライターについて調べていくと徐々に真相が輪郭を帯びていく…
最初に書いたとおり、全ての真相は最後まで分からなかったものの、判別出来ないほどの焼死体の次点で「あ、彼女死んでないな」とは思ったけど
あと、姉と連絡出来ない時点で殺されてるかなと思ったけど
ライターと最初の被害者の繋がりや山本美月演じる彼女が全ての端っから演技だったのはちょっとビックリ
要するに化け物たちに最愛の彼女を殺された(ある程度不気味さはあったものの)ただの男が自らも化け物になり果たす復讐劇ということになる。
前半のライターとして取材している部分に関しては、割かし単調とも言える展開なので、少しゆるむが真相がはっきりしていく展開ではどうなるのか固唾をのむ展開になるのでなかなかハラハラを味わえた。
ライターの彼の淡々としているというか、起伏のない感じも最後の復讐者としての彼の感じを表しているようで良かった気がする。
宣伝で煽られているほど騙されはしなかったが、なかなか見応えのあるサスペンス映画だった
追記(自信なし)
もしかしたら、カメラマンとライターの彼はどこか似ていたのかもしれない。
ライターも交通事故をきっかけに彼女への執着が凄くなってるあたりに「化け物」への片鱗があるようにも見えるし、カメラマンの彼は幼き日の虐待やらからだろう。
彼らは同じ女性に興味を持っているというところもあるし、どちらも最終的に行き着いたのは「狂った男」。
カメラマンの彼が取材を受けたのは、もちろん復讐するためにライターの彼が仕組んだものだが、そういう面も本能で感じ取っていたのかもしれない。
う~ん…なんか皆 哀しい…
久々に かなり入り込んでしまう作品だった。
まあまあ長い作品だろうが、私には長くは感じなかった。
色々書きたい様な気もするがやめておこう。
とにもかくにも 登場人物全員が 色んな意味で哀しすぎる…
そして その哀しみが複数の怪物をつくったのだとしたら、諸悪の根元は後ろ姿しか登場しない"父親"である事は間違いない!
最後に捕捉させて頂くとしたら、主演の岩ちゃんは決して達者な演技をする俳優さんではないかも知れないが、その淡々とした演技が此の役柄にはピッタリと合っていた様な気がしました。
それと、出演シーンこそ多くはないけどキーパーソンとも云える゙あきごを演じてた女優さんは『恋が下手でも生きています』(というタイトルだったと思うが)というドラマで主演の女優さんを喰ってるな~と あくまで私の主観だが そう思った人で、これまた とてもハマり役だな~と感じました。
前評判以上では無いけれど。
前半、睡魔にたびたび恐れましたが、ストーリーが展開するにつれて、面白くなってきました。すごい!騙される!の前評判が高かったので、それほどの驚きは無かったのですが、良く出来ていると思います。
お姉さん役の方、魅力的ですね。
凄かったです。
主演の方、最初はなんぼなんでもやり過ぎで下手くそだなぁと思いましたが、核心部に辿り着いたら納得しました。
北村さんのファンとして観ましたが、今回も凄くカッコ良かったです。
音楽はイマイチでした。
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