去年の冬、きみと別れのレビュー・感想・評価
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役者たちの雰囲気が良い
優秀な編集者小林のもとにライターの耶雲が現れる。彼は盲目の女性を焼死させたと言う疑惑のあるカメラマンを調べていて…。
純愛サスペンスのコピーに相応しいそれぞれの猟奇的な愛の形を描いていて岩ちゃん、斎藤工、北村一輝がそれぞれ良い雰囲気を纏っていました。
いちばん狂っているのは・・・
まずはじめに、芥川龍之介「地獄変」の絵師良秀を、写真家木原坂(斎藤工)に見立てている。たしかに良秀は、わが娘が焼け死ぬの目の当たりにしながら地獄絵を書き終えた狂人だ。このまま木原坂の狂気がどこまでエスカレートするのか、・・・。いやいや、そう観客が想像できるようでは陳腐なのだ。そう思わせておいて、なるほどそういう「罠」を仕掛けておいたのか。
ずっと、なぜこのタイトルなのか、ときたま挿し込まれる冬の海辺はなんなのか、それがある時にぐらりと気持ちを揺さぶられように気付かされる。誰とは言わぬが、ある人物の急変ぶりに驚かされる。いや本人はもともとそのつもりだったのだが。
青空文庫でも「地獄変」は読めるので、ぜひご一読を。
タイトルがよい救いのない映画。
まず、「去年の冬、きみと別れ」というセンスの光るタイトルに惹かれました。主演は岩田剛典さんということで、タイトルからしてもてっきり恋愛映画だと思っていたら、なんとミステリーホラーだと。「あなたは必ず騙される」という大どんでん返しを予感させる宣伝文句に、大どんでん返しが大好物の私は早速鑑賞しました。まずは、ストーリー展開が中々面白かった。要所要所でちゃんと騙されましたし、おお!とかなるほどー!とちゃんと思えました(笑)心の闇、復讐、人間の狂気など、もう描き尽くされたテーマなだけに、あまりに奇異をてらったりすると途端に興醒めしてしまいますが、ちゃんと最後まで集中して観れたのは、ストーリーがそれなりによく練られていたのだと思います。タイトルがサスペンスにふさわしくないのは、そういう意味かー!と、そこに一番グッときたかもしれない。ただ、化け物が君の恋人だとダメだろう?みたいな台詞には若干しらけてしまいました。敢えて言わないほうがよかったのかなあ、と。あと、お姉さんの子供時代の女の子が不気味過ぎて、成人したお姉さんにいまいち狂気を感じなかった(笑)ただの可愛い女の人でした。
しかし、ああいう風に恋人を奪われたら、人は狂気に走るしかないんでしょうか。十分楽しめはしたのですが、衝撃はあっても救いはない映画だとは思います。
去年の冬、きみと別れ
わたしは素直に
「そうだったんだ〜?!」と裏切られました。
テンポよく進むので飽きずに最後まで鑑賞できます。
決して良い方法ではないけれど…
去年の冬、きみと別れ…
悲しい物語ですね。
まぁモヤモヤしないである意味スッキリする映画でした。
他の人も書かれていますが、わたしもエンディング曲の選曲が残念で仕方ありませんでした。
騙されはしないけど面白い!
優しい顔して・・・
あのグループ映画のコブラの時と同じトーンの台詞回しには違和感あるものの・・・
この面子を脇に回しての主演は凄いね!
斎藤さん北村さんは、ひじょうにオイシイ〜流石って役でした。
作品自体も映画やサスペンス好きの人ならすぐ裏ネタ読める内容ですが・・・
物語の起承転結が、転承起承結って感じで純粋に観れば騙される〜w
最後のあの金は!?偽造パスポートまで作れるのか!?とか疑問は残るものの最初から最後まで引き込まれる作品でした〜☆4
騙されるが宣伝文句の売り物だったが?
北村と彼女は面識があり彼は偽名 その後過去の事件を知っており観る側も一緒に真相 騙せれ探しをする展開になってる ただ他の作品でもあったように焼死体でも身元は判明出来るのですぐバレるだろうけど!!!
騙された部分が最初の事件は本当で彼女はグルで姉と入れ替わってた事でわざと焦点をずらし騙される設定に!!!
救いようのない内容に暗くなりました
面白いには面白いのだと思う。確かに意外な展開でした。
ただ、この映画から得るものがない…
見終わった後、嫌な気持ちでいっぱいになりました。何の為に作られたのかよくわからない。
そのくらい、残虐な内容、虐待、救いようのない結末でした。そういう話を好む方は大丈夫だと思いますが…。
役者さんの演技はすごく良かったです。岩田さんも以前より上手くなったと思います。
ただ、あまりにも暗い。最初の被害者が可哀想過ぎる。
この後に観た、坂道のアポロンの方が地味だけど私にはいい映画でした。全くジャンル違いで比較できませんけどね。
広告のやりすぎ
脚本としてはすごく良いストーリーだったと思います。ただ、広告過多。騙される騙されるって言い過ぎで、もっと上回ると期待してしまった。
良いストーリーなんだけど、過大な広告の見過ぎでいろんな憶測が広がり、こんな感じの流れなのか?って最初に予測してたら割とその通りに(°▽°)いや、面白いんだけどね。CMでゴリ押しされてる結果、観る側の期待値が高くなりすぎたかな。
主演の岩田剛典とヒロインの山本美月はもう少し演技力をあげてほしいなと思った。ちょっと棒読み感が。斎藤工と北村一輝は、さすが素晴らしかったと思います。ただ、斎藤工に関しては姉の浅見れいなとの見た目年齢が、あんまり合ってなかったかも。この映画が違ったキャスティングだったらまた違った感想になってたのかな…と思っちゃった。
あとあのエンディング曲。なにあれ…?驚くほど全く合ってない!本当もったいない。即退室しました。
原作を上手く生かしている
中村文則のミステリー小説の映画化です。フリーライターが、モデルを焼死させたカメラマンの本を書くために、カメラマンやその姉などを取材する中で、再びモデルの焼死事件が起こるというストーリーです。1人目の事件の後から始まり、編集者の設定をライターに変え、編集者に独自の設定を加えるあたりは、原作を上手く生かしていて面白かったです。ただ、肝心の炎のシーンが今一つ美しくないのが残念でした。
登場人物だいたい狂ってる(笑)
騙されたというよりも裏があるという印象。
冬のシーンと夏のシーンがごっちゃになってたので時間軸トリックかと思ったけどそうじゃなかった。
切なさもあり、ハラハラもあり、ホラーもあり…とても見応えがありました。
最後はダーク版スカッとジャパンみたいな感じで、そのやり方は間違ってるとわかっていても、スカッとしてしまった…(笑)
プロットは秀逸だが
恋人を殺害された男が復讐の鬼となる。サスペンスとしては一級で、プロットもよく練られている。しかし鑑賞後持ち帰るモノが無いというか。救いの無い結末に唖然とする。なにか器用貧乏という感じで、上手い映画だが心は動かされない。
予測可能
順不同で捻りのあるストーリーが面白い。途中からある程度の展開予測が出来たので驚きはなし。最後はもうワンパンチ欲しかった。強い印象が残るような作品では無いが最後まで楽しめた。タイトルの意味には感心する。
2018-56
騙されたけど………
CMであれほど騙されることを強調していたので気になって見に行きました。
映画は騙されたし、岩田剛典さんの演技へのイメージが変わりました、しかしCMでハードルを上げすぎてしまった感はあります
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