去年の冬、きみと別れのレビュー・感想・評価
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エンディング曲、残念。
中村文則作品の映画化ということで、鑑賞。
予想以上の満足感があった。主人公演じる岩田さんの、とても冷たい眼差しが最初から気になりましたが最後には納得。最後に訪れた金沢の海岸シーン、悲しかった。
途中車内からながれたカーステのBGMは良かったが、
クレジット(エンディング)の曲には、興醒めした。残念。 最後まで大事に作ってほしかった。
まあまあ
最後のどんでん返しは、観ていれば解る展開でしたが、わからなすぎるよりは良いのかと思いました。
タイトル通り、去年の冬、君と別れて。
誰と誰が別れたのか?
という事がこの作品の重大な事であり
作品の最後に繋がっていくので、とってもうまいタイトルだと思いました。
緻密に作り上げられた映像とストーリーの美しさ
ダマすダマされたは結果論だし、途中でトリックに気づいてしまった人もいるだろう(私はなまじ原作を読んでいたので設定の違いに混乱した)。
ただ、それよりもこれは、本来なら平穏に生きられたかもしれない人々がちょっとしたボタンの掛け違えから道を誤っていく様を描いた哀しい人間ドラマだ。
随所に作り手のこだわりと美意識を感じさせ、何よりキャストの演技は主役から端役まで遍く完成度が高い。特に「去年の冬、きみと別れ」というタイトルの意味が判明する海辺のシーンでの壮絶な横顔には胸が詰まり、涙が止まらなくなった。いつかまた瀧本監督とタッグを組んで難役に挑んで頂きたい。
宣伝担当には、現行のCMと並行して人間ドラマを前面に打ち出したCMを流すことを強くお薦めしたい。
2回目も観て欲しい!
一度目で「結末」を知った上で、是非、2回目も観て欲しい。
2回目では、ストーリーが判っているから俳優陣の演技や
映画の小道具やカメラワークも楽しめる。
岩田剛典さんが、「最初の頃、なぜ、あんなに前のめりの演技」
をしていたのか?
北村一輝さんが、「なぜ、おどおどしているように見える」
のか?
原作も2回読み、予告編も何度も観たから、こそ、楽しめた
と思う。 「予告編のあのシーンは”ここ”なの??」と
驚くばかり(これが”だまされる”って事と納得する。
岩田剛典さんも素晴らしい演技をしていたと納得できると
思います。
EXILEだから観ない~勿体ないですよ!是非二度観てください。
究極のラブストーリーです。
ちゃんと伏線は回収できた。
イニシエーションラブのようなどんでん返しを期待して鑑賞。
フリーのライターが盲目の女性の殺人(と思われる)事件を追うところからはじまる。
だがしかしそれはライターの復讐のスタートでもあった。
盲目の恋人が写真家の異常な愛情とその姉の狂気さによって殺され、編集者は写真家と姉の父親殺しに加担することになる。
そのことを知った上で、何も知らない体で編集者に文章を持ち込み、肝心なところは伏せて出版にまで持ち込む。
ライターの物書きスキルがすごくないと
自殺願望の人生捨てる寸前の協力者がいないと
写真家に被写体に異常なまでの執着をさせないと
他にもいろんなことがそろわないと実現できなかった復習。
焼死体のDNA鑑定したらばれるかもしれないとか
ライターの過去を調べるタイミングがもう少し早かったら
というツッコミどころもあるけど、最後にすべて伏線を丁寧に回収するライターの一人舞台があったのでボクでも分かりやすかった。
確かに騙されはしたが…
記者の主人公がある事件に興味を惹かれ、その真相を突き詰めるという構成だと思いきや…
主人公が謎を追う話だと思ったら主人公の復讐劇だったというのには確かにキャッチコピー通り騙されました。
第二章から始まる構成はなかなか斬新だと思ったものの、最後の伏線回収の仕方が微妙です。殆ど主人公の語りで真相を話すというのはあまりにも普通に感じました。
事件のトリックは完全犯罪として成り立てるのかも微妙でした。今の鑑識で遺体の判別がどのように行われるかは解りませんが、この流れだとそう簡単に上手く出来るのかと疑問です。
またファンの方には申し訳無いのですが、個人的に主演の岩田剛典の演技も微妙に感じました。この役はかなり難しい約どころなのでかなり演技力が試されると思いますが、彼には難しかったと思います。
正直少し期待してた方なのですが、自分はこの作品は好きにはなれませんでした。
やっぱり……
原作未読です。
CMで騙される、と言っていたけど、普通ミステリー。よくある手法。
岩ちゃん好きだけど、キャストミスのような気がする。ただ、岩ちゃんの今後のためには、やって良かった役。
斎藤工も好きで、カメラマン役ということで期待しましたが、演技に関して力量不足を感じた。代表作ができれば、スゴく伸びる逸材!
章だて、タイトル、登場人物の過去を考えれば結論は直ぐに分かりますが、何も考えなければ面白いと思います。
それにしても、岩ちゃん、映画、出まくってるなぁ……
タイトルから騙される!
映画 去年の冬、きみと別れを観てきた。
原作はだいぶ前に読んでたけど全然覚えてなくて新鮮な気持ちで、気持ちよく騙されました!
タイトルだけ観たら「○○が○○と別れたって意味だろうな」と思うけど、
実は「○○が△△と別れた」という意味だとわかり…。
色々な展開を予想しながら観ても
全部外れる「罠」がいたるところに散りばめられている。
第何章と区切られているのもまさに罠。
サスペンスからラブストーリーに変わっていく流れも見事!
観たら誰かと語りたい映画!
主演の岩田剛典さんの演技が光ってました。浅見れいなさんの妖艶さも良かったです。
みなさん、映画館で気持ちよく騙されてみて下さい。
岩ちゃん 悲しすぎる・・・
岩ちゃんが出る!そして斎藤工も出ると聞けば
もう内容よりなにより 彼らに会いたさに観にいきました
「ジャーナリスト」として自分を試したいと岩ちゃん演じる耶雲は
ある女性の焼失事件と関与していると思われる斉藤工演じる
写真家の木原坂に接近する
1人のジャーナリストが木原坂の事を調べていって
彼の過去を暴いていく話だと思っていたら
あれよあれよ事件は予想外の展開になり
嘘嘘 まじ!キャー!!えー!!っと言う感じでした
これじゃあ 何のことかさっぱりわかりませんね
しかし
少しでも話してしまうとネタバレになって面白さが
かけてしまうと思うからです
岩ちゃんが調べていくにつれ 追い詰め 追い詰められ
その演技がとても良かった
他 斉藤工 工の妹役の演技も良かった
北村一輝の情けなさも良かった
ああいう弱い一輝は初めて観たので こういう役も
なかなかいけると思った
タイトルの 去年の冬、君と別れ
その意味がラストでわかるのですが
その時の耶雲の気持ちが痛いほどわかって
心がギュッとしめつけられ泣きそうになった
しかし みな 悪人になりたくてなっていると言うものは
そう いないのかもしれない
生きていた環境や 事故などで否が応にも
悪に進んでしまうと言うことも あるのかなと
考えてしまう作品だった
展開の変わり方は秀逸
CMを見て興味持って観に行きました。
ダマされる言うフレーズが気になって色々気にしていましたが、それでも騙されたって感じです。
ただ原作は知りませんが、気になった点がいくつか。
・各人物の背景が薄い
・終わりの尻切れとんぼ感
・ED曲のチョイス(ラップがウザい)
中盤からの劇的展開は見応えあるし、全体的に面白かったです。
ミステリーの皮を被った狂おしいほどの愛の物語
これはミステリー映画ではない狂おしいほどの愛の映画だ。瀧本監督がいい原作に巡り合い今まで撮った作品の経験を全部生かした映画だ。視覚的遊び、映画的な遊び、そして何よりも人のエモーショナルな部分を見事に描ききっている。言葉では無く狂おしいほどの愛が実体験として(そう感じさせる映像)体験できる作品ではないだろうか。この映画を見れば判るけど確実に岩田剛典は確実にいい俳優になる。
ミステリー失格
中村文則の原作もミステリーとしての結末が無理矢理だったがストーリーが一部変わっているとの事だったので一応鑑賞。映画でも無理矢理感は変わらずひどい仕上がりだった。
意外なオチがあればなんでも良い訳ではない。
そもそも現代の殺人事件では遺体は解剖され歯型やDNA等で被害者の身元の確認が行われる。
身元不明ならともかく、予想される被害者がいる段階で照合され本人確認が行われ被害者が別人と判明するものだ。
そこをごまかしたいならもっともっと昭和の初期に設定せねば説得力のカケラもない。基本を無視した殺人ミステリー作品に価値はない。
せめて昭和初期の放火殺人事件の殺人犯として斎藤工が冤罪で収監されている老人で死ぬ間際に手記がでてきて墓の遺骨のDNAが別人とわかり冤罪がわかる設定にしてあれば納得したが、これでは単なる基本を無視した駄作ミステリーだ。
自殺志願者が死ぬよりましと殺人に協力するなんて設定も無理矢理。
説明セリフいれれば誰もが納得するとでも思ってんのかね?
解体間際のビルの廊下電気がついてるのも納得いかん。部屋だけならまだ発電機て事で納得するけど、共有部分とかおかしすぎるわ。
クレイジー姉さんが自分の殺した人間の恋人に、暗くていかにもなんかされそうな解体ビルにのこのこついて行くのも無理矢理。
クレイジーな姉さんだから自殺願望があってノコノコついていって襲われて『やっと死ねる』とか言ってニヤリと笑うのかと思えば、怯えて悲鳴あげてるし。
解体ビルの恐ろしげな雰囲気で襲うと格好良いよね?的な設定だろうけど。暗いトンネルで襲ったほうが、よっぽど自然で説得力あるし。
無理矢理な所が言い出したらきりがない。申し訳ないが私にはこの手の嘘くさい部分を多目にはみれません。
加えて終始、力んだ能面の演技の主演にもしらけざるをえない。最初から力んで怒りをたたえた顔して怪しさバンバンだして取材申し込とかないっしょ。
あれでは僕怪しいですよ感はんぱない。
本日三本鑑賞したが『15時17分、パリ行き』以外『空海』『去年の冬、きみと別れ』2本もの駄作を見てしまって少々気分が悪い。
映像としては美しく北村一輝も斎藤工も素晴らしかっただけに残念。
中村文則の小説を映画にするならぜひともこんな駄作ではなく『掏模』をハードボイルドタッチな映画にしてほしいものだ。
映像に向く作品
岩ちゃんと山本美月を主演に据えて、斎藤工と北村一輝をぶつけてくるって勇気あるなと思ったのね。岩ちゃんも山本美月もそこまで演技うまくないし。
その予想は当たりで、岩ちゃん低い声で話すんだけど、滑舌悪いし、なんかちょっと違う感じなの。なんか熱く語るシーンがあったんだけど「岩ちゃん、なに熱くなってんの」って感じで滑っておかしくなっちゃった。
で、話が進んでくんだけど、そんな格調高い話じゃないんだよね。「こんな設定と謎が作れました」ってミステリだから。その話のテイストに岩ちゃん、山本美月、浅見れいなのテイストが合ってんの。
子役の女の子が「良く見る人だなあ」と思ってて「《貞子vs伽椰子》に出てた!」ってスッキリして、「他でも見たよなあ」と思ったら《咲》で観てた。菊池麻衣ね。いいよね。
話は最後までいって「なるほど」と思ったね。でも、どこかでさ、北村一輝が気付くんじゃない、実際にやったら。
全体としては、物語は良く作られています。
映画『去年の冬、きみと別れ』を見てきました。原作は未読ですが「すべての人がこの罠にハマる」というキャッチコピーがついていますが、これは少し言い過ぎでしょうね。
ただ、全体としては、物語は良く作られています。最後の山本美月の取り扱いがどうなるのかと言ったところですが、これも考えれば、この結末しかないのでしょうね。
評価は⭐️⭐️⭐️⭐️です。
原作読んでたのに、、、
33本目:
この公開を楽しみに原作読んでたけど、読んでも、騙された、ほんとに。
ところどころの、雪の海岸シーン、
なんでだろって、思ってたけど、うまい具合に
本当に心理効果ありましたわ。
終盤に向かってのスピード感
広告の謳い文句を知りながら鑑賞したので、どこでどのように騙されるの?みたいな疑心を抱きながらでしたが楽しませてもらいました!
特に終盤に向かってのスピード感には引き込まれるものがありました。
ここ1カ月で10本以上を映画館で観ましたが、間違いなく最後まで楽しめた数本の一つです。
ネタバレではないと思いますが…
一番最初のシーンで北村一輝さんが汗だくでシャツに汗が滲んでるのに、会議室?に入るとまっさらみたいな汗染みゼロのシャツに変わってるのが気になるのは私だけでしょうか…笑
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