シンクロナイズドモンスター : 特集
映画.comユーザーNo.1支持女優がキャリア史上“最ダメ”ウーマンに!
職ナシ、家ナシ、彼氏ナシの酔っ払いアン・ハサウェイが怪獣とシンクロ?
ヘンテコなのに共感しちゃう!“この彼女”こそ見逃して欲しくないアン!
映画.comでの人気度を示す「Check-inユーザー数」が1万3690人(※2017年10月現在)と、断トツの支持率を誇るオスカー女優アン・ハサウェイ。大きな瞳が魅力の正統派美人女優というだけでなく、コメディ、ミュージカル、ヒーロー映画までこなせる万能さもあわせ持つ。まさに無敵の女優といえるアンが、最新主演作「シンクロナイズドモンスター」(11月3日公開)で挑戦したのは、なんとかつてないダメ女。本作では製作総指揮も務めており、これまで以上に彼女のカラーが表れ出た作品に仕上がっている!
着飾ったキャラはもうイヤ! 現代の等身大女子を体現したから面白い!
女子力ゼロなのに魅力は全開! こんなアンは本作でしか見られない!
「プリティ・プリンセス」での女子高生、「プラダを着た悪魔」でのファッション編集者、「マイ・インターン」でのファッションサイトのCEOから、「アリス・イン・ワンダーランド」の白の女王、「ダークナイト ライジング」のキャットウーマン、「インターステラー」では宇宙飛行士まで演じてきたアン・ハサウェイは、まさに女性の憧れ的存在。そんな彼女が、史上最もダメでキュート、等身大の役柄に挑戦! オシャレじゃない、強くもない、でもとにかく共感できる“新”アン・ハサウェイがここにいる!
アン・ハサウェイ主演といえば、「プラダを着た悪魔」の女子受け抜群のカラフルでかわいいファッションが象徴的。だが本作では、ジーンズは着まわし、ファッションより酒の“飲んべえ”ヘと変身! 劇中のほとんどで飲んだくれ、酔いつぶれて爆睡。隙だらけで気ままなスタイルが、逆に好感が持てる?
オスカーに輝いた「レ・ミゼラブル」では、どん底に陥っても愛を貫く聖母のような女性を演じ、世界中を涙で包んだ……はずなのに、今回は“干物女”すぎて彼氏に部屋を追い出され、空き家状態の実家で床に寝るなどまるで正反対! 髪もボサボサのOFF感全開アン、ちょっと親近感あるかも?
「マイ・インターン」では、女性が夢見るファッションサイトのCEO役を演じたアン。今回は一応ニューヨーク在住のWebニュースのライターなのだが、炎上騒ぎを起こしてクビになり、地元の幼なじみが経営するバーに転がり込むなど行き当たりばったり。本作のアンは、間違いなく非リア充だ。
“ありえない設定”だけど、“ありえないほど共感”しちゃう!
あなたもこんなトラブル、巻き込まれてませんか?
アン・ハサウェイがこれまでになく残念な女子を演じている本作では、ヒロインに降りかかるトラブルの連続も共感必至! 意識高い系彼氏との恋愛は破綻寸前、職場の上司は性格に難アリ……世の女性が直面する恋や仕事の悩みが、しっかりと描かれているのだ。そして、忘れちゃならない本作の注目ポイントが、ヒロインと海の向こうに現れた怪獣がシンクロするという斬新過ぎる設定! さすがにこれは未経験? でも安心して、見たらきっと「私だったら……」とヒロインに“シンクロ”しちゃってるはず!
仕事もできて超絶イケメン、そんな彼氏ができたら人生上がり!かと思ってたんだけどそんなことなかった……。束縛強くて上から目線の隠れオラオラ系、再就職したら「お前にできるわけない」とか決め付けてきて、こっちの気持ちなんて何もわかってくれない! この恋、やめちゃうべきでしょうか?
地元に帰って心機一転再スタート! 今度の職場は幼なじみが経営してるから風通しもサイコー! ……はい、幻想でした。ボスは家にも上がりこむわプライベートにも口出しまくるわ、気に入らないと早出&残業強要……何これひどくないですか? 私は社畜じゃない! ガツンと言ってやるべきでしょうか?
笑わないで聞いてくださいね。今ニュースで話題の怪獣いるじゃないですか。あの子と私、動きがつながっちゃってるみたいなんですよ……。いや、お酒は飲んでませんから! ホントに本当なんです。なんか被害とか出ちゃってるし、どうしたらいいんでしょうか……。さっぱりわかりません!
奇想天外なのに共感できる痛快エンターテインメントに著名人も大興奮!
《見た目以上のメッセージが詰まった良作》最新作!
ダメウーマン×怪獣というぶっ飛んだ設定にも関わらず、なぜか共感!? 気づけば、映画に込められたメッセージにグッときている! 見る者に不思議な感動をもたらす本作に、アイドルやタレント、コラムニストから映画評論家まで、著名人がこぞって反応! ヘンテコ映画かと思いきや、実は深いドラマが隠されている凝ったつくり、新境地を切り開いたアン・ハサウェイの演技の引き出しの多さ……。ジャンル分け不可能な全く新しいエンターテインメント作品に、みんな“シンクロ”しちゃってます!
「アン・ハサウェイがソウルに出没した怪獣とシンクロする」と聞くと、「あ、なるほど。変な映画ね」と思ってしまうかもしれない。だが、本作の根幹に流れるのは、製作総指揮も務めたアン自身が「最も自分らしいキャラクター」と公言する等身大の女性が、困難に立ち向かって自分の居場所を勝ち取る成長物語だ。「第9地区」や「キック・アス」、「宇宙人ポール」といった「エッジィなルック、中身は骨太」な良作群の遺伝子を受け継いだ最新アップデート版である本作に、ぜひとも心を撃ち抜かれてほしい。