セブン・シスターズのレビュー・感想・評価
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仕方のない犠牲
主演のノオミ・ラパスが一人七役しているわけだが、七つ子それぞれの個性を巧く使い分けて演技しており素晴らしい役者だと感じた。
この作品は人口過多により食糧生産が追いつかないため一人っ子政策が行われた近未来が舞台である。余分に生まれてしまった子どもは将来地球の資源が回復し豊かに暮らせるその時まで冷凍保存されるという仕組みになっているが、実際は冷凍保存ではなく焼却処分されていることが後半で明らかになっていた。
この作品の悪役として登場する児童分配局のケンマイは最終的に焼却処分が世間に知れ渡り死刑判決がくだるが彼女の行いは果たして間違っているのだろうか。
倫理的な観点でいえば勿論間違っているが、人類の生存のためには仕方のない犠牲であり、多生児が多く生まれる時代が続くのであれば子供達を保存するのにも限りがあるため彼女の行いは理にかなっているのではないだろうか。作中では富裕層と貧困層で大きな経済格差が窺える場面があるが、この政策が崩壊した後の世界ではより多くの貧困家庭が生まれ苦しむ人々が増えていくだろう。
カット割りどうなってんだーー
いや〜なかなか面白かったです!
ちゃんと7人の個性が表情や動作に出ていて
素晴らしかった!
にしても、7人役って😫
演じるスイッチがパチッ!と入るんでしょうね〜、その瞬間を現場で見てみたいな〜
なんか感動しそう🥺子役の子も凄い!
そして、撮影も大変だっただろうなぁと思います!まったく違和感なく、姉妹の接近カットも観れます。こりゃ技術の進歩なんだろうか?
お見事!
映画の感想としては、
敵キャラの方のキャラクターが薄く感じましたが、時間も限られてますし仕方ないかなとおもします。
また、今後の世界情勢のことや、最後にケイマンが言ってた「生存のための選択を誰に委ねるのか?」という問いかけが、いちばん我々に向けられたメッセージだと思いました。
映画っていろんな角度から凄さを考えさせられますわ〜。凄いですわ(脱帽)
なにが善で、なにが悪なのか。。
少子化、人口減少危機が叫ばれる現代日本を生きている人間としては、人口増加?望むところじゃない!という印象ですが、世界レベルで見ると、人口爆発、食糧危機は決して非現実的な話ではないんですね。。将来こんな突飛な意見が民衆の支持を得る可能性も。。と考えると本当に恐ろしい・・。
ストーリーの方は、最初の方でマンデーが他の兄弟たちを亡きものにして、自分が一人のカレンになろうとしてるんじゃないか?と薄々思ってて、実際にそうだったことにはあまり驚きはしなかったけど、あずけられた子供たちが「冷凍睡眠」ではなく、「焼却処置」されていたというとてつもなく衝撃の展開。。衝撃的すぎて、しばらく話が入って来ませんでしたね。
何が善で、何が悪なのか、、何の罪もない子供たちを亡きものにする団体が善で、ただ生きたいがために7人1役の人生をおくる人間が悪、、人の倫理観なんか容易く歪んでしまうかもしれない。僕たちが善悪を判断するときも、とてつもなく大事なことを見落とししまっているかもしれない。いろいろ教訓になる作品でした。
そして、最後のシーン。分配法はなくなり罪もない子供たちが亡きものにされるという悪夢は去ったものの、赤ん坊たちがペットが飼育されるように縦横に重ねられた透明の箱に入れられている映像に、なにか人生を管理されているような感覚を覚え、本質は変わっていないような一抹の恐ろしさを感じました。
劇中のフライデーの最後の言葉、「これだけが私達が生きていた証だから」がとても印象的でした。
最後に、今回は吹替で見ましたが、朴璐美さんの声七役は凄かったですね!やっぱり声の仕事はプロがやらないとね!
SFアクションサスペンス
SF色の強いサスペンスなため、アクションや演技は素晴らしかった。ストーリー展開も7人を上手く使いテンポが良く見やすい。トリックは王道だがアクションとのバランスを見れば好みのファンも多いだろうと感じる。
ミステリーサスペンスが好きな方は物足りないかもしれないが、王道とは言えしっかりとしたトリックだった。
個人的には、舞台設定がSFなために妙にリアルなメッセージ性と不釣り合いな場面が見られたように感じる。また、父親との関係性や母親の謎など触れられない部分を万人受けするであろうアクションシーンなどが奪っていたような気がした。悪く言えばありがち、ただクオリティは良く、お勧めもできる作品である。
どうやって撮影したの?
『セブン・シスターズ』鑑賞。
*主演*
ノオミ・ラパス
*感想*
前から気になってた映画。あらすじや予告編とか見てないので、どんな内容なのかさっぱりわかりませんが、最終的に面白かったです。(^^)
ストーリーは舞台が近未来で、人口過剰と資源の減少によって、始まった一人っ子政策。もし、2人目以降の子どもが生まれた場合、冷凍保存されるという凄い内容。
この映画の主人公は七つ子の姉妹。月曜~日曜という名が名付けられ、それぞれ週1日だけ外出し、7人で1人の人格カレン・セットマンを演じることによって、児童分配局を欺いて生きてきた。
そんなある日、月曜だけ外出したまま帰らないことがきっかけに生活が狂い始める。。
あまり期待せずに鑑賞しましたが、なかなか面白かったですよ。近未来でストーリーがちょっと取っつきにくい部分もあるけど、なんといっても、ノオミ・ラパスが一人で7人を演じてるから驚いた!
7人には個性があって、それぞれノオミ・ラパスが演じてるから凄いな~って思った!アクションシーンとかどうやって撮影したんだろう?演じ分けるのにめちゃめちゃ大変そう、、、
少し斬新なSFモノで、テーマがなかなか面白かったです。(^^)
悪魔のシナリオ
多子妊娠が遺伝子組み換え食物の副作用なら子殺し以外に打つ手や知恵はないのでしょうか。虹彩認証用に目は繰りぬくは幼子の指は詰めるは、やりたい放題、映画は所詮エンタテインメントとはいえ過激さを求めるあまり人として越えてはいけない一線を越えてしまいました。近未来のディストピア、産児制限、二子以降は焼却処分とはかのアウシュビッツも真っ青、まさに悪魔の描いたシナリオ、映画でしょう。
ノオミ・ラパスの迫真のアクションシーン、映画技法が優れているだけに始末に悪い。
ハリウッドもさすがに躊躇したのか無名のノルェーの監督を抱きこんで自分たちは責任逃れでしょうか、子殺しで銭を稼いじゃいけません。星なしどころか創ったことを恥ずべき映画です。
Mondayに何が起こったか
英題の方がラストも、しっくり来ます。
一人七役の子役も、頑張ってます。
祖父とのやりとりも、ホロリとする。
長編サスペンス。はらはらドキドキ。
終盤のMondayの行動は、ラストに繋がってるんだ。
誰に何が起きた?
低評価も少なからずありますが、僕はおもしろかったと思います。原題は「月曜に何が起きたか?」。といいつつも、何が起きたらしいかは冒頭ですぐわかります。そのあとは、残りの姉妹が世界とどう戦っていくかというストーリー。
「同じ人同士が電話してることになるけど」とか、少し穴のある設定ではあったけど、全体としてはとてもおもしろかったと思う。ただ、同じ人間が7人いるという設定は、活かせているようで活かせてなかった気がする。そこがとてももったいない。
そしてエイドリアン強すぎ。エイドリアーン。
ウィレムデフォーは最高
発想は面白いけど突っ込みどころ満載。
月曜の気持ちを考えたら動機は分からなくも無いが、最後は美談として語られてるのも何だかなあ…って思いました。火曜と木曜以外の子たちの無駄死に感が否めない。
独創性がまるで無い!!
7人姉妹と言っても、それぞれの個性を活かして難所を切り抜けるとか、組み合わせてパワーを発揮したという良く練られた映画ではないので、頭脳派で大人しい「金曜」以外は印象に残りませんでした。誰が誰だっけと考える必要もないのですが、映画に入り込み辛いです。また、7人姉妹では無くて主人公が一人だったとしても、ストーリー自体がつまらないし、要所要所で「リベリオン」のようなアクションがある訳でもないので退屈です。ノオミ・ラパスは綺麗に撮れていました。
ありうる未来
一人っ子政策の過激な対応により2人目以降は冷凍保存されるという世界において7つ子に降りかかる災難が描かれてます。
ストーリーの中でもその世界観がとてもよく、テンポの良い展開が良かったです。
食料不足、遺伝子組み換えなど、近未来に起こり得そうな設定が良かった。
話を通して欠点の見当たらないわたし好みの作品でした。
ノオミ・ラパスは、奇抜なキャラが似合う気がします。
予想外で期待通り!
物語の設定をみて、面白そう!でも大体結末は予想が着くかな~と思って観たら、見事に裏切られて、最後まで飽きずに観れました。
皆が一人の女性を演じているのに、それぞれに個性があって良い。
死に方にその個性が現れているんじゃないかなと思った。
強く戦う彼女(たち)が本当にかっこよかった。
ただ一つ言うなら、後半、誰が誰なのかややこしかった(笑)
少しグロいシーンがあるけど慣れてる人なら全然大丈夫!
そういうの苦手な私も観れました。
リスベットに見える
ナオミラパスはリスベットのイメージが強いのでやっぱり短髪で強い女性が似合うわ。私なら日曜がいいわ〜なんて呑気に観てましたが、痛々しい闘い方だし容赦ない!ピンチをどう切り抜けるのかがドキドキです。
近未来7つ子はないとしても人口過多と食糧不足はあり得るので、怖いですね。
Too Hard for Me
ちょっと奇妙な設定のSFサスペンスを楽しもうと挑んだのですが、思いのほか痛い❗️😣血生臭い😫シーンが多く、生身の人間のはず?なのに、おいおい!サイボーグかよ👋🏼と突っ込みたくなったり、、
話の着想は悪くないと思うのですが、おっさん子供な自分には作品の色がちょっと合わなかったですね。
心が洗われる作品なんて言い方をしたりしますが、これは痛傷付くというかハートがヤスリに掛けられる感じで💔、途中から、同伴者を引き連れ退席したくなりましたが、私の勝手な印象でそうするわけにもいかず、ハードなシーンにそれ以上ヤワなハートが傷付かぬよう身構えつつなんとか鑑賞し終えました😵shock!
(『ジャンゴ 繋がれざる者』とかなら全然大丈夫なんですけどね‥)
後から良いお話系の作品でお口直ししたくなります。
私の個人的ヤワさをお詫びし+★1.0。
ノオミ・ラパスが七人
地球の人口が100億を超え、危機感を持ったヨーロッパ連邦は一人っ子政策を実施、二人目以降は強制的に収容、冷凍睡眠させることにした。
七つ子(すべてノオミ・ラパス)を隠れて育てるが30歳で見つかってしまう。
一人ずつ殺されていくが・・・。
最後の演説、「人口爆発の解はあるのか?」は確かに。
良作B級
ナオミ・ラパス、ミレニアムシリーズ以来の怪作ではないかと思った。演技面において、細かい違いを演じ分け、不気味さと魅力さを同時に与える印象はミレニアム以来だ。筋書きも簡潔で分かりやすい。ただ、アクション面の作りがB級なのは仕方ない。
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