「文芸映画」女の一生 マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
文芸映画
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台詞はあまり多くなく、狭い画面(スタンダードサイズというらしいですが)で語られる「女の一生」。
人物や風景の撮り方が美しい。ところどころ挟まれる回想シーンが印象的です。
吝嗇で浮気を繰り返す意思薄弱な夫(ジュリアン)の事は、本当に殴ってやりたくなりました。
ジャンヌの母は、自分も浮気していた事があるから、娘に許してやるよう言ったのでしょうね。ジュディット・シュムラが演じるジャンヌが楚々として、いじらしいです。
そしてあの息子。
夫を喪くしたジャンヌが息子だけが希望だと感じるのもよく分かるんですが。
でもやっぱダメですね〜、子どもを甘やかしては。
いろいろ身につまされる話でした。
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