寝ても覚めてものレビュー・感想・評価
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いつもの日本映画じゃない
濱口竜介監督の映画をはじめて見た。びっくり。面白い。うまい。
てっきりよくある荒井晴彦系のエレジーな日本映画なんだろうと思っていた。ぜんぜんちがう。昭和もピンクもない、日本映画の系譜にいない映画監督である。
ポンジュノが誉めたことが納得できる。
かんがみれば、世界的栄誉に浴するポンジュノが、たわむれに日本の映画監督を誉めるはずがない。そんな彼が誉めた映画が、よくある日本映画なはずもない。
撮影がうまい。回さない。Vividな単焦点。表情がわかる。唐田えりかを真正面から捉えると、ハッとなる。蒼白といえるほど白い猫顔で、ジンタを抱いていると、どっちが猫か解らなかった。
景観も構図がキマっていて、ドキュメンタリーの手腕もあった。地震からの帰宅や、東北の市場に臨場を感じた。歩道橋の左官の描写なんか、すごく巧いと思った。
原作を知らないが、男の間を揺れ動く女心ではなく、幻想に思える。
麦は夢で、亮平は現実──の気配が、愛憎劇を幻想譚へ変換していた、ことに加えて、主人公のふたり(三人)だけが棒演技で、他の出演者はリアル系演技をしている。それが男女間の愛憎をきれいに払拭していた。監督は、ものすごく頭がいいと思った。
唐田えりかが、まるで本当に恋しているような気配をまとっていた。
恋に落ちる話であり、それを追及する演出でもある。
妙な空気になるであろうし、唐田えりかは恋に落ちるであろうし、東出昌大は魔がさすであろうし──それらが腑に落ちる、そんな映画だった。
芸能人が不倫すると人々は怒る。これは、おそらく、人々は不倫がいいことか、わるいことか、知っている──という意味ではなかろうか。だが人々は、かれらの不倫が、自分とは何の関係もないことを意外に知らない。
有名税とは、有名人自身が、なるほどこれが有名税か、と実感するものであって、一般庶民が徴収するものではない──と思う。
ふたりが厖大で執念深い一言居士たちに、寄ってたかって責められるのは、気の毒だ。
Hang in there!
ちなみにわたしは、わたしの地元の方言を映画でもテレビでも、いちども聞いたことがない。そんなわたしは、関西圏のにんげんが、関東圏の俳優の関西弁にけちをつけるたび「うるせえよ」と思う。
ただ、音楽がよかった。
水辺にて
東出君は寝ても覚めても...
心地よい世界観
あの一件があったからこそ、見方は偏ってしまうのですが、いい作品でした。
なかなか、すごいストーリー展開で…
あっ、そっち行っちゃうんだってびっくりしてると、あっまた戻るの、この子すごいなって唖然としちゃいました。
ぽーっとしてる割には、意志が固くて、いざとなるとすごい行動力を見せてしまう、それが現実世界では間違ってる方向なのに。
こうなって、元の鞘に戻ったとこで、信頼を取り戻すのはかなり難しい。信頼関係が全くない状態な訳ですから。
愛されていて、受け身になっている状態から、急に自分が必死に追いかける状態への展開の仕方が絶妙に表現されていて、流れる川とのリンクが2人の人生模様を見てるようでした。
劇中曲がこれなんか起きるぞって、気持ちを高揚させていく使い方がとても上手だと感じました。
夢と現実の往き来
麦バクの性格がサイコ
ラブストーリーは突然に(但しイケメンに限る)
映画館で観たかったがスケジュールが合わなかった
観たらやっぱり仕事をズル休みしてでも映画館で観ておけば良かったと後悔している
原作未読
原作読んでないと脚本がどれだけ優れているかよくわからない
僕とは違ったタイプだが映画comの問題児ビビさんが珍しく高く評価した邦画でもある
こういう作品が好きなのか
脚本家志望だが認めてもらえず逆恨みして邦画をかたっぱしから叩いているんだろうとは思っていたが
東出昌大が一人二役
恋人が突然いなくなりしばらくして恋人の瓜二つの男と出会い恋に落ちるも元彼が現れる
ヒロインは元彼に大きくゆり動くもやっぱり恋人の元に戻る話
パクリではないがありふれたありがちな話だ
それゆえに多くの人の心を掴めるのかもしれない
出会ったばかりの男が女の名前を聞き女は男の名前を聞く
いきなりキス
恋に落ちる
春色の汽車に乗った男は半年過ぎても手を握らないのに超積極的
そっくりさんの2ショットはもう少しわかりやすくしてほしかった
麦は髪型を変えてほしくなかった
かつて水戸黄門とかではお馴染みのそっくりさんが登場する話は今では比較的楽だが昔はデジタルじゃないからとても苦労したそうだ
ラストシーンの2人のセリフのやりとりが印象的
全てを物語っている
伊藤はこんなハスキーな声してたっけ
本人はコンプレックスらしいけど立派な個性
電話でヒロインと絶交する場面が印象的
ヒロインはスマホを走行する車内から捨てる勿体ない行為
山下リオはスターダストの売れていない方
売れると思ったけど売れなかった
売れる売れないは島田紳助でもわからないらしいから僕がわかるわけがない
東出も唐田も伊藤も関東出身だが役で関西弁
仲本も関東出身だが役で東北弁
東北の人はわりとおおらかだが関西人は無駄にプライドが高いせいか東日本出身の役者が関西弁を喋るのを嫌がる
馬鹿にされてると邪推するようだ
そのくせ関西人の多くは東日本に対して上から目線
それでいて東京にコンプレックスがある
めんどくさい
芸能人のプライベートにはほとんど興味がない
倫理観が厳しくなったらしいが浮気とか不倫は昔から悪いことであって倫理観は変わらない
ただ意味がない正義感を振りかざす陰キャなブスがインターネットという武器を手に入れただけの話
自己中だから倫理観が厳しくなったと勘違いしているだけ
ネトウヨもパヨクも鬼女もしょせん国民全体のごく一部に過ぎない
ワイドショーネタしか話すことがない馬鹿な女の話はつまらない
清純な女なんているもんか
童貞の妄想だ
清純派とか個性派とか演技派とかという無駄な称号は滅びろ
なにがイクメンだ
男なら浮気するよ
イケメンならなおさら
菅野美穂主演の「君の手がささやいている」だって原作では結婚記念日にヒロインの夫が浮気しているし
それが現実
だいたいにしてイケメンを独り占めにしようなんて虫が良すぎる
主役の棒演技が誘う虚構の世界
私は何を見せられてるのだろうか──
本作は震災前後の現代日本を舞台にしたラブストーリーである。
しかし、一方で、ホラーにもファンタジーにも解釈できる、ジャンルレスな作品となっている。
序盤の男女がグループで盛り上がる青春の一場面
中盤の友人グループで盛り上がる食事の場面
物語が大きく動く、ダブル東出の場面
そしてクライマックス
東出の抑揚のない喋りと関西弁がサイコみを遺憾なく発揮し、なにかこの世のものではない感が漂う。
対の唐田もジメジメした棒読みと変な関西弁で応酬。
周りを支える脇役たちがちゃんと演技している分、
主演2人の醸し出すヤバみのコントラストが浮き立つ。
そんなアンバランスな作品であるにも関わらず、
非常に惹きつけられるのは脚本と演出の妙だろうか。
テーマ性を考える隙も与えてもらえなかった本作、
是非一度見てもらいたい一作となった。
貴重な素材
悪趣味ですが、騒動の渦中となった原因が今作だというので、
どれどれと鑑賞。
まず、唐田えりかさんが女性としてどうのこうのという前に、
今作の準主役としての女優としてどうかとレビューしたいのですが、
もう、ひどいwww.
雰囲気美人だし、
放って置いても男性が寄ってくる性質を生かした役柄だと思います。
なので、貴重な女優さんなのは認めます。
私も彼女を素材にした脚本を書いてみたい。
しかし…。
この世の中、絶世の美女でも、
万人が認めるイケメンても、
演技が出来なければ決して生き残ってはいけないので、
今後に期待したいところですが、
どうなんでしょうね。
今のところ、あの棒読み何とかならんのかしか思えない。
女が嫌う女、
殺意を感じる女という、
大変貴重な素材です。
ぜひそこに、背筋が凍るほぬどの演技力を身につけて欲しいものです。
で、内容はさほど新しくもなく、
あるあるなので、特筆することもなくwww.
東出さん二役お疲れさまでしたね。
ロックオンされてご愁傷様としか。
作品のクオリティ自体、
そんな高くないので、どうしても辛口になりますが、
私はこういう貴重な素材は大好物ですw
ファンになりそうだったけどやめ
面白かった
ファンタジーワールド全開。
不倫きっかけでもいいから観てね
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