「今のアメリカの政権下で、この映画が公開されたことに感心しました」私はあなたのニグロではない ちいまめさんの映画レビュー(感想・評価)
今のアメリカの政権下で、この映画が公開されたことに感心しました
たのしい娯楽映画ではありませんが、今の時代だからこそ、見るべき映画だと思いました。
自由と英雄をうたう世界にも、差別はあふれていて、市井的には『昔のこと』になりつつあっても、実際迫害を受けた者には現在も続いていて、さらに今は難民問題も重なって有色人種差別以外にも多くの迫害があるように思います。
日本でもたかだか数十年前にはアイヌの土人保護法や琉球、劣性遺伝子、障害と様々な差別と排除が行われていましたが、学校教育で教わらないので意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
今のアメリカの政権下で、この映画が公開されたということに意味がある気がします。
つらいし苦しいし、苦い思いをしますが、今見てよかったと思いました。
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